2020年9月30日に開かれたさくらの夕べ コンテンツブーストナイトの資料です。さくらのレンタルサーバで使える「コンテンツブースト」(CDN簡単連携機能)の概要をご紹介しました。YouTubeアーカイブとあわせてどうぞ。 https://www.youtube.com/watch?v=MjkC7B61Ec0
© SAKURA internet Inc.さくらの夕べコンテンツブーストナイトクラウド事業本部インターネットサービス部谷口元紀
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© SAKURA internet Inc.2自己紹介 谷口元紀(たにぐちげんき) 2016年さくらインターネット入社 Webディレクターとして事業会社、制作会社等で勤務 レンタルサーバ/ドメイン/SSL/CDNのサービス企画を担当
© SAKURA internet Inc.3お品書き Webページの表示高速化トピックス サーバー負荷分散/負荷軽減トピックス コンテンツブースト機能のご紹介 設定デモ以上15~20分程度の予定
© SAKURA internet Inc.Webページ表示の高速化トピックス
© SAKURA internet Inc.5Webページ表示の高速化メリット エンドユーザの離脱を防ぐ コンバージョン率を高める ユーザビリティが向上する Google検索順位の評価要素となる→Core Web Vitals向上
© SAKURA internet Inc.6Core Web Vitalsとは? PageSpeed Insightsなどで計測される様々な値をまとめて Largest Contentful Paint(LCP) First Input Delay(FID) Cumlative Layout Shift(CLS) の3つを策定。Chromeプラグインを入れると↓な感じに表示
© SAKURA internet Inc.7Web vitalsにサーバーの速さも関係ある? LCPにおいてサーバー応答も影響あると考えられます。 ざっくり言うとLCPはファーストビューにあるデカい画像が表示されるまでの時間なので、画像容量やJS、CSSによるロードの遅延なども影響するため一概にサーバー応答によるものだけではありません。https://web.dev/lcp/ より
© SAKURA internet Inc.8PSIはサーバーベンチマークツールではない PageSpeed Insightsのスコアはサーバースペックだけに依存しない サーバーを乗り換えればスコアが必ず上がるわけではない Webサイトの問題の原因を切り分けて対処する必要があり、その切り分けを助けてくれるのがPSI
© SAKURA internet Inc.負荷分散/軽減のトピックス
© SAKURA internet Inc.15CDN、使ってますか? 負荷分散にはContent Delivery Networkは選択肢の一つ 負荷急増時でも適切に設定されていればサイトが表示可能 自治体HPでも利用が推奨されるなど、利用が拡大していますPOINT10年に1回の海外旅行のために大きなスーツケースを買うのは非効率。レンタルで済ました方が安いのに似てます!
© SAKURA internet Inc.16CDNでなぜ負荷分散&高速化できるの?CDNCDNレンタルサーバ初回アクセス時、CDNを使っていてもレンタルサーバ(オリジンと言います)までアクセスされるのでCDNの効果はありません。
© SAKURA internet Inc.17CDNでなぜ負荷分散&高速化できるの?CDNCDNレンタルサーバ2回目以降、キャッシュ時間が切れるまではCDNのサーバで代理応答。PHPやデータベース処理がボトルネックにならない!レンタルサーバの転送容量もカウントされません!
© SAKURA internet Inc.18さくらのクラウド ウェブアクセラレータ さくらのクラウドでもCDN「ウェブアクセラレータ」が利用できます。クラウドアカウントがあれば誰でもOK! 様々な業種で利用が加速しています!
© SAKURA internet Inc.19お客様の業種など 天気予報 ホテル 学校等の教育機関 イベントの集客サイト CM露出等のある食品 オウンドメディア ECサイト 生配信サイト YouTubeに置けない動画配信 普通のコーポレートサイト
© SAKURA internet Inc.20ここがすごいぞ!CDN そもそもレンタルサーバではない 高価なレンタルサーバでも限界は訪れます 広帯域回線に接続しているCDNの限界値は遥かに高い 応答がめちゃくちゃ速い PHP/DBの処理がないので1桁~10ms台でHTMLの応答ができます キャッシュなので元ページがどんなに重くても高速応答します※物理的に大容量の場合を除く なにせ休日夜間などにダウンしたサイトの対応をしなくてもよいのが最高!と制作会社さまより高評価です。
© SAKURA internet Inc.21ここは気をつけよう!CDN 管理画面などはキャッシュできないので速くならない キャッシュしてはいけない情報に注意 個人情報など 課金が青天井のものが多い※定額のサービスもあります アクセス数が少なすぎると効果が薄くなる
© SAKURA internet Inc.22なぜ今CDNなのか? コスト削減(これは昔から)→ピークトラフィックに合わせてサーバ設計するのが大変 SNS等のプッシュ通知による同報機能の普及や拡散→メールと違い一気に届くのでアクセスも一気に増える 災害、異常気象の増加→主に自治体系 画像のリッチ化による転送容量超過回避→高精細ディスプレイの普及による画像容量の肥大
© SAKURA internet Inc.レンタルサーバの限界を突破するコンテンツブースト機能とは!
© SAKURA internet Inc.24コンテンツブースト機能概要1 さくらのクラウド で提供するCDN「ウェブアクセラレータ」をさくらのレンタルサーバと簡単連携できる機能 レンサバの限界を超えられます
© SAKURA internet Inc.25コンテンツブースト機能概要2 数クリックでCDNが設定でき、DNS設定不要 ライト・スタンダードは月1,100円、プレミアム以上は月間100GBまで無料。 100GBを超える場合は5円/1GB(税込)1,100円分の機能が無料!
© SAKURA internet Inc.26ここがすごいぞ!コンテンツブースト 課金上限が設定でき、設定を超過すると自動的にレンタルサーバ配信に戻る。予算固定したい人にピッタリ! 翌月になるとまた自動的にコンテンツブースト利用状態になる とにかく設定が簡単である
© SAKURA internet Inc.27簡単設定の威力ウェブアクセラレータ×レンタルサーバの設定マニュアルコンテンツブーストの設定マニュアル※実際にはプランごとの解説が1ページにまとまってるのでこれぐらいの気持ち
© SAKURA internet Inc.28簡単設定の威力 ウェブアクセラレータ×レンタルサーバの設定箇所 ウェブアクセラレータコンパネ クラウドDNSコンパネ ドメインコンパネ レンタルサーバコンパネ コンテンツブーストの設定箇所 レンタルサーバコンパネだけ!
© SAKURA internet Inc.29ご利用条件 ドメインに制限あり www.example.com みたいにwwwがないといけない→弊社DNSの仕様上の制限なので、どうしても example.com のURLを変更したくない場合はさくらのクラウドDNS+さくらのCDN ウェブアクセラレータをご利用ください。変更できる場合は www.example.com へ変更してからコントロールパネルでリダイレクトを設定できます。※WordPress等のサイトURL変更などはサポート対象外となります。 さくらのDNSを使っている必要あり(外部DNS非対応)
© SAKURA internet Inc.実際に設定してみよう!コンテンツブースト設定デモ
© SAKURA internet Inc.31デモのまとめ 設定後はキャッシュ状態を確認する キャッシュしたくないURLは事前に登録しておく HTML+その他リソース(画像、JS、CSS等)のキャッシュが最強
© SAKURA internet Inc.ありがとうございました