グラクソ・スミスクラインによる新薬開発へのResearchKit活用に関する調査 / GSK, ResearchKit

Appleが公開したResearchKitは医学研究を対象として活用が進んでいますが、ResearchKitを新薬開発に利用する取り組みも検討されています。グラクソ・スミスクラインでは、リューマチ性関節炎を対象としたResearchKitアプリを開発して公開しました。そのResearchKitアプリに関して公開されている情報を調査してまとめました。（ヘルスグリッド株式会社：謝継香）

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1. 1 グラクソ・スミスクラインによる 新薬開発へのResearchKit活⽤ に関する調査
2. l  iPhone App: GSK PARADE l  300⼈のリューマチ関節炎患者向け l  収集⽅法と内容:  ◦  データ収集期間は3ヶ⽉ ◦  参加者は朝か他のメトリクスでどのぐらい関 節が硬いと感じるか等のデータを収集 ◦  iPhoneのセンサーを利⽤して、ウェストを動 かすときの気分等を記録 2 ResearchKitアプリの概要
3. 3 l  ⽬的 ◦  ⽇常的なリューマチ関節炎の症状を追跡（関 節痛、疲労、気分等） ◦  リューマチ関節炎の患者の⽇常⽣活への影響 を調査 l  利点 ◦  試験場所を利⽤する必要がなくなった ◦  センサーを利⽤したウェストの動きの測定 ◦  将来的にはリューマチ関節炎患者の⽇常的な データに基づいて臨床試験を⾏うことが期待 される ResearchKit活⽤の⽬的と利点
4. ResearchKit活⽤上の課題と将来性 4 l  アプリ公開後に膨⼤なデータが登録されたが、 数⽇後に離脱するユーザーが多い。アプリ利⽤ を継続してもらうことは、将来的にResearchKit を広い範囲で利⽤していくために必要である。 l  今回のResearchKitのトライアルが成功すれば、 将来的には以下のケースでResearchKitを活⽤す る可能性がある ◦  将来の薬の研究⽅向を予測するための調査 ツール ◦  薬の効果を検証するためのデータ収集ツール ◦  被検者の募集ツール
5. Reference u  https://us.gsk.com/en-us/our-stories/how- we-do-randd/can-an-iphone-transform-the- way-we-monitor-and-improve-patient- health/ u  http://www.fiercebiotech.com/it/gsk-starts- ra-trial-apple-researchkit-advancing- industry-use-iphone-run-studies 5 ResearchKit、iPhone、Appleは、⽶国 Apple, Inc.の登録商標です。