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2025年7月9日情報メディア入門Ⅰ情報可視化とは
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imash
July 09, 2025
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51
2025年7月9日情報メディア入門Ⅰ情報可視化とは
北海道情報大学・情報メディア学科・伊藤正彦
情報メディア学科1年生の講義「情報メディア入門Ⅰ」における講演スライド
2025年7月9「情報可視化とは」
imash
July 09, 2025
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Transcript
情報メディア入門Ⅰ・第13回 情報可視化とは 7/9(水)伊藤正彦
[email protected]
1 @i_mash
伊藤正彦~経歴~ • 2000 北海道大学 修士課程修了 • 2000-2004 株式会社ビー・ユー・ジー • 2004-2007 北海道大学博士後期課程修了
博士(情報科学) • 2007-2009 北海道大学 博士研究員PD • 2009-2014 東京大学・生産技術研究所 助教 • 2014-2019 東京大学 特任准教授、 情報通信研究機構(NICT) 主任研究員 • 2019- 北海道情報大学 2 趣味1:ビアバー巡り 趣味2:スポーツ観戦 趣味3:音楽鑑賞・演奏
4 研究テーマ:情報可視化 データ工学 データサイエンス ユーザ インタフェース 情報可視化 ※ここ数年のゼミ生による研究成果の一部
情報可視化とは? 5 情報可視化 データ工学 データサイエンス ユーザ インタフェース
情報可視化 • コンピュータの描画技術によって複雑あるいは 抽象的な情報の理解を支援する技術 6
情報可視化 • コンピュータの描画技術によって複雑あるいは 抽象的な情報の理解を支援する技術 7
情報可視化の4つの用途 1.データを「みる」 2.データを「さわる」 3.データを「わかる」 4.データを「つたえる」 8 データの全体を広く眺めたい データの見え方を変えるなど試行錯 誤を進めたい データから問題点や新しい現象を
見つけ出したい データのもつ意味を明快に説明し たい
アンスコムの例 • なにが見える? 9
アンスコムの例 統計量 10 http://www.thiroe.net/?p=79 4組とも平均、分散、相関係数はほぼ同じ値 回帰式を推定すると、4例全てにおいて y=3.00+0.500x 平均 分散 相関係数
アンスコムの例 散布図 11 http://ja.wikipedia.org/wiki/アンスコムの例 視覚的に見せることで 一瞬で理解可能!!
情報可視化の例 12 情報可視化 データ工学 データサイエンス ユーザ インタフェース
選挙の可視化:アメリカ大統領選挙 13 ウォール・ストリート・ジャーナル Live Election Results 2024
ふるさと納税のリアル 14 日経新聞 実質収支全国マップ ふるさと納税のリアル
地価の上昇と下落 15 日経新聞 あなたの街の地価は? マップで見る上昇と下落
「地震列島」日本 16 「地震列島」日本 地図とデータで見る 他にも日経ビジュアルデータに たくさんの事例があります
情報可視化の4つの用途 1.データを「みる」 2.データを「さわる」 3.データを「わかる」 4.データを「つたえる」 17 データの全体を広く眺めたい データの見え方を変えるなど試行錯 誤を進めたい データから問題点や新しい現象を
見つけ出したい データのもつ意味を明快に説明し たい
コミュニケーションメディアとしての 情報可視化 18 データA データB 情報可視化を中心とした 「データと人、人と人、データとデータ」をつなぐ コミュニケーション技術
情報可視化を介した 「データと人のコミュニケーション」 「データとデータのコミュニケーション」 ~ゼミ生の研究事例で紹介~ 19 データA データB
河川水難事故多発地域の特徴分析システム • 水難事故多発地域 を見つけ、その特徴 を調査 ◦ 人口 ◦ 橋の有無 ◦
キャンプ場の有無 • 事故多発要因の 探索 20 [相澤百香(伊藤ゼミ24年卒), 伊藤正彦:インタラクション2024]
22 水難事故 データセット 事故多発地帯 データセット クラスタリング 人口 データセット 橋梁、 キャンプ場
データセット 可視化分析システム 河川水難事故多発地域の特徴分析システム 「データとデータのコミュニケーション」 [相澤百香(伊藤ゼミ24年卒), 伊藤正彦:インタラクション2024] 多様なデータの組み合わせで構成される可視化システム
情報可視化を介した 「人と人のコミュニケーション」 ~ゼミ生の研究事例で紹介~ 23 データA データB
雪像点群データの立体ディスプレイでの表示 24 立体ディスプレイを用いた雪像点群探索システムの開発 [青木 鞠乃(伊藤ゼミ25年卒), 伊藤 正彦:インタラクション2025] (動画)
26 立体ディスプレイとタブレットPCを用いた3 次元可視化の遠隔操作手法[橋場 大晟(伊藤ゼミ25年卒), 伊藤 正彦:インタラクション2025] (動画)
コミュニケーションメディアとしての 情報可視化 28 データA データB 情報可視化を中心とした 「データと人、人と人、データとデータ」をつなぐ コミュニケーション技術
講義とゼミ活動紹介 29
情報可視化・分析の役に経ちそうな授業 担当授業 • プログラミング演習Ⅰ・Ⅱ(1年・2年) • 情報メディアのデータ処理(伊藤)(3年) • 情報可視化Ⅰ・Ⅱ(大学院・伊藤) その他 •
メディアの行列(1年)、メディアの確率と統計(2年) ◦ 確率論、統計論、線形代数(2年) • SQL入門(山北先生)(2年) • BIとビッグデータⅠ・Ⅱ(甫喜本・内山先生)(3年) • インフォグラフィックス演習(坂本先生)(3年) 30
伊藤ゼミの活動~データで遊ぶ~ 31 情報可視化を中心とした「データと人、人と人、データとデータ」 をつなぐコミュニケーション技術の研究 情報可視化 データ工学 データサイエンス ユーザ インタフェース 2023年度
ゼミメンバーの 立体ポートレート
32 さっぽろ雪まつり大通会場の 全雪像をキャプチャリング 2024年2月
対外発表は楽しいぞ! • 情報可視化合同合宿(9月@東京) ◦ 最大11大学の14研究室との合同研究合宿 • 学会の全国大会 • ユーザインタフェース系の学会で発表 33
情報可視化合同合宿2023での発表の様子 沢山研究して 対外発表を 目指そう!
対外発表は楽しいぞ! 34 情報可視化合同合宿2023にて • 観光 • 見学会 • 食事会 お茶の水女子大、
同志社大の研究室 と懇親会 2022年の情報可視化合同合宿にて @Immersive Museum 学会(インタラクション2024)で 湯村ゼミと打ち上げ 沢山研究して 対外発表を 目指そう!
35 伊藤正彦 325研究室
[email protected]
http://masahiko-itoh.blogspot.com @i_mash @hiuitohvizlab 見たことのない世界を創造しよう