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FigmaMCP+Cursorで直感的にUIを作成してみる🎨

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October 01, 2025
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 FigmaMCP+Cursorで直感的にUIを作成してみる🎨

初めまして!未経験でiOSエンジニアにジョブチェンジして約半年の五十嵐です🦑
元々はバナー制作や動画制作などクリエイティブ業務を主に担当していたため、それらの経験をエンジニアとして活かせないかと模索した結果、今回のFigmaMCP+Cursorで直感的にUIを作成してみる🎨に辿り着きました!

弊社ではAIを活用したプログラミングが活発に行われているため、iOS開発にはXcodeと一部Cursorを使用しています👀

CusorでSwiftプロジェクト開発を行う場合はSweetPadという拡張機能を使用します。
SweetPadとXcodeBuildMCPを利用してCursorでiOS開発をする

こんな人におすすめです

デザインからコーディングまでを一貫して行う
ロジックよりも直感的にデザインを決めたい
PhotoshopやIllustratorなどAdobeソフトの操作に親しみがある
0-1で新しいViewを作ることが多い

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October 01, 2025
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Transcript

  1.  ワークフローの革新 FigmaMCPを選択し た理由 従来の方法 Figmaでデザイン作成 ↓ 目視でコードに書き起こし ↓ 手作業で調整

    FigmaMCP+Cursor Figmaでデザイン作成 ↓ 自動コード生成 ↓ 微調整のみ CusorでSwift開発を行う場合はSweetPadという拡張機能を 使用します。   デザインからコードへの橋渡し FigmaMCPを連携することで、 デザインからコードへの自動変換が実現 Figmaのノード情報を直接Cursorに渡 し、SwiftUIなどのコンポーネントを自動生成 (今回はCursorを使用した例で解説しますが、Claudeなどの使用も可能)  得られるメリット  工数の大幅削減 - デザインからコードへの変換を自動化  品質向上 - デザインの意図を正確にコードに反映  創造的な作業に集中 - 単純作業から解放
  2.  Figma Figma(Dev Mode推奨)と個 人アクセストークンが必要です  Node.js 18+ Node.js 18以上のバージョンと

    npx が必要です  MCP対応エディタ 今回はCursorを使用します 前提条件
  3. 1 Figmaにログイン Webブラウザ(またはアプリ版)で Figma.com にアクセスして アカウントにログインします 2 個人アクセストークンを取得 [設定]→[アカウント]から[Personal access

    tokens]を 見つけて、新しいトークンを発行します 3 CursorのMCP設定 ルートディレクトリに .cursor/mcp.json を作成し、 APIキーを指定して連携を有効化します { "mcpServers": { "figma-mcp": { "type": "command", "command": "npx", "args": ["-y", "figma-developer-mcp", "--", "--figma-api-key", "${FIGMA_API_KEY}", "--stdio"] } } } セットアップ 手順
  4.  実装フロー 1 Figmaでセルデザイン 2 デザインURLを取得 3 Cursorに渡す 4 コードを自動生成

    5 UIを表示・調整  Figmaでのデザイン作成 セル部分のみを作成し、リスト表示はAIに任せる  「選択範囲へのリンクをコピー」でFigmaデザインURLを 共有  Cursorでの実装 FigmaのURLをCursorに渡し、実装指示を行う  たった1つのプロンプトで クオリティの高いコードを生成  実際にCursorの生成したコードはこちら 実践例:LINE風 トーク一覧画面
  5.  効率的な使い方  一度にたくさんの情報を投げない — 情報量が多いと精度が下がります  要素ごとに細かく依頼 — ボタンやセルなどコンポーネント単位で分割

    複雑なUIを一度に生成するよりも、個別の要素に分解して依頼することで、より高品質な結果が得られます  精度向上のポイント  Cursor Rules設計 — 事前にノード変換のルールを設定しておくと変換精度アップ  微調整はエディタ側で — 小さな修正はFigmaに戻るよりエディタで直接修正が効率的  プロンプトは具体的に、デザイン意図も伝えるとより良い結果に コンテキスト 設計のコツ