Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
20260914 AIエージェント時代のPlatform Engineering LLM基盤...
Search
Taiki Kanzaki
September 14, 2026
Programming
120
2
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
20260914 AIエージェント時代のPlatform Engineering LLM基盤とプロダクトの責務境界線
Taiki Kanzaki
September 14, 2026
Other Decks in Programming
See All in Programming
Vibes Containers 〜AIで変わるコンテナ設計と運用〜
tkikuc
3
520
スマート反転とウェブアクセシビリティ
camiha
0
180
Family mrubyの進捗
kishima
1
110
『寄り添うラジオ』をAIで作る 体験価値から逆算した、会話しないUXと品質設計
theoriatec2024
3
150
App Storeの外へ──日本のiOSサイドローディング入門 for iOSDC Japan 2026
yuukiw00w
0
160
XP祭りでしか伝わらないフリップネタ #xpjug
murabayashi
0
120
Hono + Inertia + React で LP を構築した話
oukayuka
2
220
フロントエンドUIフレームワークのこれまでとこれから
ssssota
5
2.2k
WebMCP Challenge に星空観察アプリで参加した話
okajun35
0
130
iOS開発×AI駆動開発 〜最近使って便利だったスキルの話〜
nogu66
0
140
Swift愛好会100回記念 第1回を振り返る
jollyjoester
0
120
【DroidKaigi 2026】「アクセシビリティを利用するとき、 アクセシビリティもまたこちらを利用している」 〜マルウェアによる攻撃と防衛について〜
halunoyo
0
440
Featured
See All Featured
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
12
1.8k
AI Search: Implications for SEO and How to Move Forward - #ShenzhenSEOConference
aleyda
1
1.4k
Groundhog Day: Seeking Process in Gaming for Health
codingconduct
0
340
Mozcon NYC 2025: Stop Losing SEO Traffic
samtorres
1
520
How To Speak Unicorn (iThemes Webinar)
marktimemedia
1
570
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
659
62k
Leveraging Curiosity to Care for An Aging Population
cassininazir
1
490
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
16
2.2k
Sam Torres - BigQuery for SEOs
techseoconnect
PRO
0
540
Being A Developer After 40
akosma
91
590k
Navigating Weather and Climate Data
rabernat
0
510
The Impact of AI in SEO - AI Overviews June 2024 Edition
aleyda
6
1.2k
Transcript
2026/09/14 AIエージェント時代のPlatform Engineering LLM基盤とプロダクトの責務境界線 ドメインは任せ、統制を担い、評価を共創する。 株式会社ログラス 神﨑 太貴
⾃⼰紹介 神﨑 太貴 Taiki Kanzaki 株式会社ログラス エンジニア(AI基盤担当) 早稲⽥⼤学を卒業後、新卒で野村総合研究所に⼊社。⼩売‧⾷品‧商社‧不動産など、東証プライム上場企業を 中⼼として、11年間で12件の基幹システム構築プロジェクト担当。性能改善や中規模のチームマネジメント、 ⼤規模開発における⽅式設計‧標準化を経て、アーキテクトとして、組織横断の共通化を推進。
2025年8⽉に株式会社ログラスへ参画。⽣成AIを取り込んだシステム基盤の R&D を担当し、コンテキスト管理 の技術検証を経て、全社共通の LLM基盤をゼロから⽴ち上げ。本番稼働後も、プロダクトの要求に合わせて責務 の線を引き直しながら増改築を続けている。並⾏して経営管理プロダクトの AI エージェント実装にも携わる。 本⽇は、プラットフォームとプロダクトの両側に⽴って⾒えた、8ヶ⽉の責務分解の話をします。 © 2026 Loglass Inc. 2
目次 01 LLMアプリケーションにおけるプラットフォームの現在地 02 境界線の変遷:広げて、ぶつかる 03 守りと攻めのプラットフォームへ 04 プロダクトに、何をもたらしたか 05
まとめ:境界は動く前提で考える © 2026 Loglass Inc. 3
01.LLMアプリケーションにおける プラットフォームの現在地 © 2026 Loglass Inc. 4
01|前提 LLMアプリにも「共通の部分」はある。従来の横断関⼼事の上に、LLM固有の層がもう⼀枚乗る プロダクト A プロダクト B プロダクト C 本⽇の話 =
プロダクト基盤と LLM基盤の責務分解 LLM基盤層 プロバイダキー管理 ∕ メータリングと予算制御 ∕ コンテンツセーフティ ∕ プロンプト‧出⼒‧ツール呼び出しのトレース プロダクト基盤層 認証‧認可 ∕ レート制限 ∕ ロギング‧監査 ∕ 課⾦‧請求 インフラ層 (本⽇のスコープ外) ※ このうち「プロンプト‧出⼒‧ツール呼び出しのトレース」が、このあとの話の中⼼になります。 © 2026 Loglass Inc. 5
01|不都合な真実 「全部プロダクトで独⾃に作る」は、いま⼀定成り⽴ってしまう プロダクト A プロダクト B プロダクト C 独⾃実装 独⾃実装
独⾃実装 LLM基盤層 ⸺ 本来はプロダクト横断で1つ。それが製品ごとに重複する プロダクト基盤層 認証‧認可 ∕ レート制限 ∕ ロギング‧監査 ∕ 課⾦‧請求 インフラ層 (本⽇のスコープ外) 1週間で書ける。ただし「書ける」と「集約できる」は別問題。 集約は規模の関数で、コード⽣成速度の関数ではない © 2026 Loglass Inc. 6
01|プラットフォームの出番 差別化に効かないものほど、後回しになる。そこを基盤が持てば、プロダクトを引き上げられる ↑ 差別化に効くか(=開発の優先度) 効く プロダクトが作る いずれ基盤へ落ちる ‧ドメイン知識をもったプロンプト ‧LLM 特有のメモリー機能
‧決定論的なロジック ‧Temporal 等の途中再開機構 通ると、 何が⼿に⼊るか • Eval の⼟台(トレース‧評価データ) 効か ない 投資しない 基盤化する ‧モデル開発 ‧ガバナンス:予算‧レート制限‧監査 ‧コンテキストのコンパクション ‧LLM o11y:トレースと評価データ ‧FW が持つチェックポイント機構 ‧製品ごとに持つと N 回払い • テナント別のコスト按分 • 設定ゼロ。baseURL 差し替えだけ Eval が無くても 60点 は作れる。80点 へ⾏くのに要 る。守らせるのではなく、引き上げる。 (点数は体感の⽬安。定量指標ではない) 製品固有 横断的関⼼事か → 横断共通 レート制限なしで本番に出て、請求額が跳ね上がった ⸺ こうして落ちる。 ※ Audit ログ管理‧認証‧共通通知基盤も、同じ象限から基盤化されてきた(横断的関⼼事∕Team Topologies の Platform team)。 ※ ⼀般の o11y は Datadog で解決済み。LLM o11y はプロンプトを扱うため、同じ基盤には相乗りできない。 ただし、従来の領域と違い LLM ではこの線引きがまだ定まっていない。 どこまでがプラットフォームで、どこからがプロダクトか ⸺ それが今⽇の主題 © 2026 Loglass Inc. 7
02.境界線の変遷:広げて、ぶつかる © 2026 Loglass Inc. 8
02|題材 正しい分解点は、最初から分かるものではない。探りながら、8ヶ⽉で3つの形を通った プロダクト側 ① 2026年1⽉〜 ② 2026年4⽉〜7⽉ ③ 2026年8⽉〜 囲う
LLM 呼び出しの統制だけを1サービスに閉じる 広げる 基盤と呼ばれるもの⼀式を、⼀度すべて作る 引き直す 統制点だけを基盤に残し、実⾏系を返す 画⾯‧ドメインロジック 画⾯‧ドメインロジック 画⾯‧ドメインロジック Agent 実⾏機能 Agent 実⾏機能(回帰) 製品固有 MCP サーバ(回帰) 責務分解点 LLM Gateway LLM Gateway LLM Gateway 汎⽤エージェント LLM基盤側 Eval基盤 MCP サーバの共通管理 MCP Gateway(設計中) コンテキストの共通管理 コンテキスト統制(模索中) Langfuse ⸺ 初⼿から、通ったリクエストが蓄積されている ⼊れ替え前提でサービスを分けていたから、作り替えられた。 LLM 固有の発明ではない。 LLM Gateway と Eval基盤は初⼿から不変 ⸺ 次は、この初⼿をどう考えて作ったか © 2026 Loglass Inc. 9
02|フェーズ1(2026年1⽉〜) 枯れた技術だけで組める統制点を初⼿に選んだ。だから8ヶ⽉、中核であり続けている なぜ初⼿に選んだか 何を持たせたか LLM Gateway 横断共通で、差別化に効かない どの製品も同じものが要る。独⾃に作っても差がつかない プロバイダ APIキー管理
キーを基盤に閉じ、プロダクトへ配らない レート制限‧予算制御 テナント別に上限を決めて制御する コンテンツセーフティ ⼊出⼒の検査を経路で強制する メータリング プロダクト∕テナント∕ユーザ単位でコスト帰属 トレース記録 Langfuse へ。Eval の⼟台になる 枯れた技術だけで組める HTTP プロキシ‧レート制限‧メータリング 必ず通る経路になる 経路に置けば、守られているかを検証できる ※ 現時点の対応プロバイダは Anthropic のみ。増やすときも、変える場所はここ1点に閉じている。 広げても畳んでも、ここだけは作り直していない ⸺ 8ヶ⽉を通じて、LLM基盤の中核であり続けている © 2026 Loglass Inc. 10
02|フェーズ2(2026年4⽉〜7⽉) LLM基盤として思いつくものを、⼀度そろえにいった。Agent‧Tool‧Context の3軸 Agent Tool Context 汎⽤エージェント MCP サーバの共通管理 コンテキストの共通管理
特化型の Sub Agent 群を基盤が提供し、プロダクト側 プロダクト API を LLM ツールとして公開する MCP どのデータをどう参照するかのカタログを基盤に置く の Main Agent が呼ぶ サーバを基盤が開発‧運⽤ 実利⽤がなければ正しさは検証できない。だから基盤側の⼈間がプロダクト側に⼊って作った ⸺ 3⽅向とも同じ道を辿った。 境界が曖昧なうちは、越境して両側を⾒るしかない ⸺ この⽴ち位置が、次の気づきにつながる © 2026 Loglass Inc. 11
02|フェーズ2で踏んだ失敗 広げた先で分かったのは、技術がまだ枯れていないことと、所有権が向こうにあること ① 汎⽤エージェント(A2A 構想) ② MCP サーバの共通管理 やろうとしたこと やろうとしたこと
基盤が特化型 Sub Agent を提供し、プロダクトが呼ぶ⼆層構造 プロダクト API を MCP サーバとして基盤が開発‧運⽤ 起きたこと 起きたこと 24⽇で撤回。⾮同期統制(再起動耐性‧承認待ち‧状態同期)の技術が、まだ枯 5週間で15回の追従同期。粒度と形状の判断⾃体が、プロダクトのドメイン知識 れていなかった。 を要した。 分散は、技術が枯れてから プロダクトのケイデンスに従属する成果物は持てない 畳んだのは需要ではなく、技術と所有権の判断。機能は枯れた構成で提供し続けた ⸺ No は剥奪ではなく置換。 3つ⽬の Context は、いまも模索中。 これは我々固有の失敗ではない。どの会社の「共通基盤チーム」も⼀度は通る道 ⸺ ここから、線を引き直す © 2026 Loglass Inc. 12
03.守りと攻めのプラットフォームへ © 2026 Loglass Inc. 13
03|フェーズ3:責務境界の再定義(2026年8⽉〜) 返すだけでは、負荷は増え続け Eval も散る。だから統制点を残す 広げたものは汎⽤にならず、実装は返す。 ただし、返すだけでは解けないことが2つある。 ※ この章で稼働しているのは LLM Gateway
と Eval基盤。MCP Gateway は設計中、コンテキスト統制は模索中。 エージェント実⾏機能(プロダクト側) 呼び出し元 Eval基盤 MCP Gateway ⸺ 認可‧監査‧カタログ統制を、必ず通る1点に LLM基盤側 (Langfuse) Tool の記録が1か所に MCP サーバ 実態のサービス MCP MCP プロダクト A MCP プロダクト B MCP MCP MCP プロダクト C 外部 MCP 外部サービス MCP サーバは連携先の数だけ増える。通す点を残さなければ、追従も Eval の分散も解けない 実装はプロダクトへ返し、経路だけを基盤に残す。 ⸺ 返すのは所有権であって、統制ではない © 2026 Loglass Inc. 14
03|いまの責務分解 ドメインはプロダクト。基盤は「守り」と「攻め」の2軸で持つ エージェント実⾏機能(プロダクト側) プロダクト LLM基盤 ① 統制(守り) LLM Gateway MCP
Gateway Agent の LLM 呼び出しを⼀本化 Tool の MCP 呼び出しを⼀本化 → プロバイダ(現時点は Anthropic のみ) → 各 MCP サーバ(⾃社‧外部) Langfuse ⸺ 2つの経路を traceparent で1本のトレースに繋ぐ LLM基盤 ② Eval(攻め) 何を考え、どのツールを叩き、いくらかかったかが1件で追える ① 統制 = 守り ⸺ 予算‧安全性‧キーを必ず通る経路に寄せる。事故を⽌める ② Eval基盤 = 攻め ⸺ 通れば記録が残る。品質を上げる 統制はライブラリではなく、必ず通る経路に置く。 ⸺ 検証できない強制は、強制ではない ※ ②の⾃動連携は LLM 経路では稼働中、MCP 経路はこれから。MCP Gateway は設計中、コンテキスト統制は模索中で、この図はまだ完成形ではない。 © 2026 Loglass Inc. 15
04.プロダクトに、何をもたらしたか © 2026 Loglass Inc. 16
04|プロダクトが乗る理由 プロダクトが乗るのは、守りのため。使い続けると、攻めまで⼿に⼊っている 守りのために乗る 予算‧安全性‧キーを⾃前で作らない 安全弁が ⼿に⼊る レート制限‧予算‧コンテンツセーフティ 使うほど実績が溜まる 通るだけでトレースが貯まる 攻めまで
⼿に⼊っている Eval が回り、60点の壁へ挑める ただし素通しでは、この鎖が切れる ⸺ 3つの⼿当てで繋いでいる ① ⽂脈が消える 呼び出し元の span_id を baggage で運ぶ ② 繋ぎすぎて壊れる ライフサイクルが独⽴する処理は Span Link ③ 失敗が黙る 送信前に型を正規化した(開発環境で約1週間、観測が全件⽋けた)。⽋損の検知⾃体は宿題 守りのつもりで乗ると、攻めまで付いてくる。 ⸺ だからプロダクトは、基盤に乗る © 2026 Loglass Inc. 17
04|Eval基盤への接続 幹はプロダクト、枝葉は基盤。評価だけは Eval基盤の上で共創する プロダクトが持つ LLM基盤が持つ プロダクトと基盤で共創 ①幹 ② 枝葉 ③
評価 ターンとノードをアプリ層で張る Gateway を通れば無条件で残る 基盤は器と素材を出し、基準は⼀緒に決める 責務分解点 Langfuse で記録‧プロンプト管理‧評価を⽀える 1件のトレースの形 • ターン(ユーザの1往復) Langfuse(Eval基盤) • ノード:計画 ‧トレース+セッション:1往復を1本に ◆ LLM 呼び出し ‧プロンプト管理:⽣成した版が⾃動で紐づく ‧評価スコア:rubric と judge の結果 • ノード:実⾏ ◆ ツール呼び出し(MCP) ◆ LLM 呼び出し 素材は預かる。判断は預からない。⸺ この線引き⾃体が、責務分解点の実例 © 2026 Loglass Inc. 18
04|守りの事例:3つのガードレール ⾃前でも作れる。作らずに済むのが価値。経路に置けば、3つとも標準で効く コストリミット プロダクト‧テナント単位で上限を決め、超えたら⽌める。⻘天井にならない 守りの対価 2.3ms 冪等性担保 リトライしても、⼆度払わない‧⼆度実⾏しない 内訳:レート制限 1.3ms∕冪等性
0.8ms∕セーフティ 0.2ms (p50)。 コンテンツセーフティ Gateway を1ホップ挟むこと⾃体は別途 p50 16ms‧平均 ⼊出⼒を経路で検査し、利⽤ポリシー違反を⽌める。不要なアカウント停⽌を避ける 43ms。 ソリューションはどれも従来どおり。 ⸺ LLM基盤の違いが出るのは、この先 ※ 同じ経路から、レイテンシとエラー率も取れる(スコアは⾼いのにユーザ評価が低い1件を、154秒のレイテンシと切り分けられた)。 © 2026 Loglass Inc. 19
04|攻めの事例:60点の壁を越える 観測できて初めて、60点の壁を越えられる。地道だから、アプリでは優先度が上がらない ① 基準を決める ② 使う rubric と期待仕様。Git 正‧PR 必須
本番トレースが貯まる 実⾏結果から、観測できるようになること プロンプトの評価 版を変えて、出⼒がどう変わったか 実⾏結果は貯まる。 Tool の実⾏回数 基準は⼈が書く 呼びすぎが⾒え、実際にツールを統廃合した ④ 戻す ③ 採点する Tool ごとの精度 スコアを Langfuse へ。版を刻む そのトレースを基準に照らす どのツールが外しているかが分かる ※ 基準(シナリオ‧rubric)は⼈が書き、PR でレビューする。ここまでの成果はツール統廃合の1件で、スコアの継続改善はこれから。 上がらない優先度を、基盤が引き受ける。 ⸺ 統制は事故を⽌め、Eval は品質を上げる © 2026 Loglass Inc. 20
05.まとめ:境界は動く前提で考える © 2026 Loglass Inc. 21
05|今⽇の線 ドメインは任せ、統制を担い、評価を共創する。ただしこれは、3つ⽬の形にすぎない 今⽇⽰した線 8ヶ⽉で通った3つの形 ① ドメインはプロダクトに残す ① 囲う 差別化に効く判断は渡さない LLM
呼び出しの統制だけを1サービスに閉じる ② 統制を担い、守りで載せる ② 広げる プロダクトが欲しいのは安全弁。従来の統制がそのまま効く 基盤と呼ばれるもの⼀式を、⼀度すべて作る ③ 攻めの⼟壌を出し、評価を共創する ⼀緒に回して、60点の壁を越えていく ③ 引き直す いまここ 統制点だけ残し、実⾏系をプロダクトへ返す いま⽴っているのは、3つ⽬の線。 ⸺ 8ヶ⽉で3回動いた。次も動く © 2026 Loglass Inc. 22
05|なぜ変化を受け⼊れられたか 変化を受け⼊れられたのは、従来⼿法の延⻑にいたから。LLM基盤は、新しい発明ではない 不確実な領域ほど、枯れた⼿法の上に組む loose coupling gateway pattern control / data
plane • ⼊れ替え前提の最⼩粒度で分ける • 横断関⼼事を経路に寄せる • 契約で統制し、実装には踏み込まない • → 今⽇:8ヶ⽉で3回作り替えられた • → 今⽇:LLM Gateway と MCP Gateway • → 今⽇:traceparent の伝搬契約と共有パッケー ジ 変わったのは価値の源泉 ⸺ 攻めの Eval データと、守りの統制点を預かる ※ 「コードを配って構築時間を節約する」価値は AI によって減価した。だから実⾏基盤を⼿放せた。 © 2026 Loglass Inc. 23
05|クロージング ベストプラクティスは、まだ誰も持っていない。だから、越境して⾒つけにいく 宿題も残る(MCP Gateway‧コンテキスト統制‧契約の検証可能性)⸺ いままさに、再分解の途中です。 まだ過渡期。 不確定要素が多い だから、従来⼿法をフルに使う。 変化に強い形で組む それでも⾒極めきれない。
だから、越境しよう ベストプラクティスは、これから作られる。 ⸺ 同じ問題意識の⽅、ぜひ⼀緒に。 © 2026 Loglass Inc. 24
06|We are hiring! ログラスではAI基盤エンジニアを募集中です! 少しでも興味がある⽅はぜひ懇親会でお話しさせてください! © 2026 Loglass Inc. 25
None