JBUG東京#22_LT資料_メディア運営におけるBacklog活用_川手遼一

JBUG東京#22 登壇時のスライド資料です。Webメディア「キーマケLab」の運営におけるBacklog活用について解説しています。

キーマケLab(キーマケラボ) | 広告のこれからを知る
https://kwmlabo.com/

JBUG東京#22プロジェクトを加速させるBacklog活用術 - connpass
https://jbug.connpass.com/event/313217/

Transcript

1. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 1 メディア運営におけるBacklog活⽤ 株式会社キーワードマーケティング 川⼿ 遼⼀ JBUG 東京#22
2. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 2 アジェンダ 1. 弊社事業紹介 2. 「キーマケLab」を⽴ち上げるにいたった経緯について 3. 「キーマケLab」の⾚裸々な運⽤状況と⽣じた課題 4. キーマケLabでは実際にどのようにBacklogを活⽤しているのか 5. 導⼊成果 6. まとめ
3. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 3 ⾃⼰紹介 株式会社 キーワードマーケティング 部⻑ 川⼿遼⼀ （かわて りょういち） ⼤学在学中からインターンとして在籍。 以降リスティング広告や Meta広告などが専⾨領域。 PPC-LOG という広告関連の技術ブログを約5年ほど個⼈で運営。 2023年11⽉よりキーマケLab 編集⻑に。 X @RKawtr
4. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 4 弊社事業紹介 キーワードマーケティングは、リスティング広告に代表される運⽤型広告に特化した Web 広告代理店です。 社名 株式会社キーワードマーケティング 代表 代表取締役会⻑ 滝井 秀典 代表取締役社⻑ 瀧沢 貴浩 事業内容 • 運⽤型広告の運⽤代⾏ • 検索エンジンマーケティングの研究、教育事業 従業員数 75名（本社53名、九州佐賀⽀社22名）※2023年8⽉時点 資本⾦ 1,100万円 設⽴ 2004年7⽉12⽇ 所在地 本社 〒104-0045 東京都中央区築地7-2-1THE TERRACE TSUKIJI 2F 九州佐賀⽀社 〒840-0816 佐賀県佐賀市駅南本町5-1 ⽇進佐賀ビル5F 株主 株式会社ベクトル（東証プライム：6058） ▌ 代表滝井の書籍紹介  Google黎明期の2000年代前半より   検索広告とLPの実践‧研究を⾏い、  その成功理論を書籍で発表。   累計５万部以上のベストセラー。 Google広告‧Yahoo!広告‧Meta広告‧Instagram広告‧Criteo‧TikTok広告 の正規代理店です。その他にも様々な広告媒体に対応しています。 1,376 88.9 3 ▌ ⽀援社数 ▌ 継続率 ▌ 平均継続年 社 % 年以上
5. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 5 「キーマケLab」を⽴ち上げるにいたった経緯
6. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 6 「キーマケLab」を⽴ち上げるにいたった経緯 1. ベクトル＝PRのイメージが強い（アジアでは1位、世界ランキングで現在7位※） 2. Web や技術領域に強い会社、個⼈が多数在籍（それを伝えられていない） 3. 業界の未来寄りの話も交えつつ、それらを伝えていく Web メディアを設⽴ ※ Global Top 250 PR Agency Ranking 2023 | PRovoke Media
7. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 7 「キーマケLab」の⾚裸々な運⽤状況と⽣じた問題 実際にメディアの運営をはじめていくと、様々な問題が浮上
8. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 8 「キーマケLab」の⾚裸々な運⽤状況と⽣じた問題 これらの問題を解決するため、Backlogを導⼊
9. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 9 「キーマケLab」の⾚裸々な運⽤状況と⽣じた問題 実際に⽣じた問題 1. リソースが無い問題 2. 広報との連携が取りにくい問題 3. 監督者が現状把握できない問題
10. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 10 「キーマケLab」の⾚裸々な運⽤状況と⽣じた問題 実際に⽣じた問題 1. リソースが無い問題 • そもそもメインの仕事は広告運⽤ • 広告運⽤業務はサービス業（労働集約型ビジネス）
11. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 11 「キーマケLab」の⾚裸々な運⽤状況と⽣じた問題 実際に⽣じた問題 1. リソースが無い問題 • そもそもメインの仕事は広告運⽤ • 広告運⽤業務はサービス業（労働集約型ビジネス） → 通常業務に加えてキーマケLabの運営を⾏わなければいけないことに
12. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 12 「キーマケLab」の⾚裸々な運⽤状況と⽣じた問題 実際に⽣じた問題 1. リソースが無い問題 • キーマケLabで取り組んでいること ▪メディア⽴ち上げ前 • メディアのコンセプト設定 • 予算確保 • ドメインの確保 • サーバー契約 • 構築作業 ▪⽴ち上げ後（毎⽉）  • 記事のテーマ選定 • 取材 • 執筆 • 記事の校正、校閲 • 記事の公開 • 記事公開後の反応の集計 • 編集後記、執筆 • 編集後記、公開 • （サイト保守） ▪⽴ち上げ後（調査実施）  • 調査会社への依頼 • 調査結果の確認 • 記事作成 • 広報との連携 • 有識者へのコメント依頼 • コメント確認 • 記事確認 • プレスリリース確認 • 記事公開
13. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 13 「キーマケLab」の⾚裸々な運⽤状況と⽣じた問題 実際に⽣じた問題 1. リソースが無い問題 • キーマケLabで取り組んでいること ▪メディア⽴ち上げ前 • メディアのコンセプト設定 • 予算確保 • ドメインの確保 • サーバー契約 • 構築作業 ▪⽴ち上げ後（毎⽉）  • 記事のテーマ選定 • 取材 • 執筆 • 記事の校正、校閲 • 記事の公開 • 記事公開後の反応の集計 • 編集後記、執筆 • 編集後記、公開 • （サイト保守） ▪⽴ち上げ後（調査実施）  • 調査会社への依頼 • 調査結果の確認 • 記事作成 • 広報との連携 • 有識者へのコメント依頼 • コメント確認 • 記事確認 • プレスリリース確認 • 記事公開 ほぼこれを1⼈でやる（サイト保守、プレスリリース、校正や効率化⾯はサポートあり） 
14. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 14 「キーマケLab」の⾚裸々な運⽤状況と⽣じた問題 実際に⽣じた問題 2. 広報との連携が取りにくい問題 • 業務に関しては先ほどお伝えしたような状況 • 加えて広報との連携となると課題が... ▪広報からの要望 • プレスリリースのネタになりそうな情報があれ ば事前にシェアしてほしい（1カ⽉前とかに） • （社内展開できないリリース情報と）連携させ られそうな記事やコンテンツがあれば事前に把 握しておきたい • できれば週１で30分程度のミーティング希望
15. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 15 「キーマケLab」の⾚裸々な運⽤状況と⽣じた問題 実際に⽣じた問題 2. 広報との連携が取りにくい問題 • 業務に関しては先ほどお伝えしたような状況 • 加えて広報との連携となると課題が... ▪広報からの要望 • プレスリリースのネタになりそうな情報があれ ば事前にシェアしてほしい（1カ⽉前とかに） • （社内展開できないリリース情報と）連携させ られそうな記事やコンテンツがあれば事前に把 握しておきたい • できれば週１で30分程度のミーティング希望 ▪川⼿からの要望 • とにかく時間がない（時間が欲しい） • これ以上他のことに時間を割きたくない • 情報を求められても共有漏れが...
16. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 16 「キーマケLab」の⾚裸々な運⽤状況と⽣じた問題 実際に⽣じた問題 3. 監督者が現状把握できない問題 • メディア監督者（≠通常業務の上司ではない）が進捗や、川⼿のリソースを把握できない • 通常業務の上司もメディアにかかっている進捗、リソースを把握できない
17. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 17 「キーマケLab」の⾚裸々な運⽤状況と⽣じた問題 これらの問題を解決するため、Backlogを導⼊
18. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 18 キーマケLabでは実際にどのようにBacklogを活⽤しているのか • 弊社ではBacklogがそもそも導⼊済み • スタンダードプランを採⽤ • 100プロジェクト開設可能 • 勝⼿にメディア⽤のプロジェクトを開設 画像引⽤元：導⼊事例 ⼀覧 | Page 3 of 12 | Backlogブログ そもそもどのようにして導⼊されたのか
19. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 19 キーマケLabでは実際にどのようにBacklogを活⽤しているのか 1.リソースなさすぎる問題 リソース不⾜の理由は主に2つ • 1つは定常的なもの （例：時間が⾜りない、本業が忙しいetc） • もう1つは突発的なものに起因するもの （例：周囲からの急な依頼や連絡への対応）
20. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 20 キーマケLabでは実際にどのようにBacklogを活⽤しているのか 1.リソースなさすぎる問題 ▪Backlog 導⼊前 • 定常的にリソース不⾜ • 突発的な対応が求められることも →対応に遅れが出ることも →そもそもコンテンツ作成に集中できない
21. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 21 キーマケLabでは実際にどのようにBacklogを活⽤しているのか 1.リソースなさすぎる問題 ▪Backlog 導⼊前 • 定常的にリソース不⾜ • 突発的な対応が求められることも →対応に遅れが出ることも →そもそもコンテンツ作成に集中できない ▪Backlog 導⼊後 • コンテンツ制作に集中 • 突発的な確認、提出を求められること はほぼゼロに（忙しい時は避けてくれ る） →より多くのリソースを制作に投下 →ストレスなく仕事に取り組めるように
22. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 22 キーマケLabでは実際にどのようにBacklogを活⽤しているのか 2.広報との連携ができなさすぎる問題 ▪Backlog 導⼊前 • 広報との連携に⼿間と時間が発⽣ • 双⽅でストレスに →うまく連携させられない →双⽅がストレスを抱える状態に
23. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 23 キーマケLabでは実際にどのようにBacklogを活⽤しているのか 2.広報との連携ができなさすぎる問題 ▪Backlog 導⼊前 • 広報との連携に⼿間と時間が発⽣ • 双⽅でストレスに →うまく連携させられない →双⽅がストレスを抱える状態に ▪Backlog 導⼊後 • Backlogで全タスク管理 • 進捗がわかるため確認が必要最低限に →共有や確認も必要最低限に →ほぼ⾃動的に連携が可能に
24. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 24 キーマケLabでは実際にどのようにBacklogを活⽤しているのか 2.広報との連携ができなさすぎる問題 ▪連携例 キーマケLabでインタビュー記事を公開 PRTIMESで別リリース公開時に紹介 記事公開前にBacklogで記事を執筆していることを把握 事前にプレスにリンクを仕込んでくれたため、⾃然な連携が可能に
25. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 25 キーマケLabでは実際にどのようにBacklogを活⽤しているのか 2.広報との連携ができなさすぎる問題 広報担当も上司も、上司の上司も気軽に招待できる
26. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 26 キーマケLabでは実際にどのようにBacklogを活⽤しているのか 3.監督者が現状把握できない問題 • もともと毎週30分程度のミーティングを実施 • 突発的な依頼がくることも多い...
27. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 27 キーマケLabでは実際にどのようにBacklogを活⽤しているのか 3.監督者が現状把握できない問題 ▪Backlog 導⼊前 • 双⽅忙しくて連携が取れない • 監督者はリソースを把握したい →リソース状況がわからない →週30分のミーティングが発⽣ ▪Backlog 導⼊後 • 週30分のミーティングは5分に短縮 • リソースの随時確認が可能に →週1ミーティングの事前準備もほぼ不要に →コンテンツ制作に集中できるように
28. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 28 キーマケLabでは実際にどのようにBacklogを活⽤しているのか 3.監督者が現状把握できない問題 ガントチャートを⾒せるだけ（週1の5分ミーティング）
29. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 29 導⼊成果 1.定量的な成果 2.定性的な成果
30. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 30 導⼊成果 1.定量的な成果 • 成果をすべて定量化して可視化するのは困難 • ただし少なくとも成果は出ている ◦ メディア監督者とのミーティングは週30分→5分に ◦ 広報とのミーティング週30分→0分に 公開済み調査リリースは全てYahoo!ニュースに転載 ◦ 記事公開後に取り上げたサービスの指名検索、導⼊数が2倍になった事例も ◦ まだ10記事にも満たないが、メディア掲載後にお問い合わせも既に発⽣
31. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 31 導⼊成果 2.定性的な成果 • コンテンツ制作に集中できるように ◦ テーマ出し、インタビュー、ロングインタビュー記事制作に集中できるように ◦ ⾃分の状況を誰が⾒てもすぐわかる状態に（ガントチャート） • リソース管理であったりに秘書をつける？という話もあったけど ◦ Backlogを導⼊したことで限られたリソースをより使えるように ◦ 現状秘書などは不要な状態
32. Copyright Keyword marketing Lab. All rights reserved. No reproduction without permission. 32 まとめ 1. Backlogのおかげで⽇々助かるシーンが確実に増えている 2. コンテンツ制作に専念できるように 3. メディア運営時はぜひ必須で Backlog 導⼊を