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【人手不足解消にスマート農業を】 AWS IoT を使って クラスメソッドが農業を始めてみた

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July 04, 2024
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【人手不足解消にスマート農業を】 AWS IoT を使って クラスメソッドが農業を始めてみた

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July 04, 2024
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  1. ⾃⼰紹介 3 菊地 武 KIKUCHI Takeshi (キクタケ) 出身/居住地 • 出身地:

    岩手県奥州市(大谷翔平と同郷) • 居住地: 宮城県仙台市宮城野区 経歴 • 国内大手通信キャリアでマネージドサービスの立ち上げなどに従事 • 2021年4月にクラスメソッドへ入社 ◦ 2023年7月よりAWS事業本部 運用イノベーション部へ異動 好きなこと 草むしり、土いじり、開墾
  2. 農業における課題 • ⼈⼿不⾜( 3K 労働の代表格) • 後継者不⾜ • 担い⼿の⾼齢化 •

    離農の増加 • ⽶の買取価格の下落 などなど 5 ちょっと ⽥んぼの様⼦を ⾒てくる
  3. IoT マイコン「ESP32」 11 • 名刺サイズ ⅓ ほどの⼤きさ • 1,600 円程度と低価格

    • Wi-Fi と Bluetooth を内蔵 • IoT として必要⼗分なスペック • -40℃ から +125℃ で安定動作 • 消費電⼒が低い ◦ DeepSleep が可能
  4. 他デバイスとの⽐較 12 Raspberry Pi Raspberry Pi Pico ESP32 参考価格 11,550

    - (Raspberry Pi 5 / 4GB) 1,540- (Raspberry Pi Pico WH) 1,600- (ESP32-DevKitC-32E 4MB) CPU quad-core 64bit 2.4GHz dual-core 32bit 133MHz dual-core 32bit 240MHz Wi-Fi あり あり あり OS 搭載 可能 不可 不可 消費電力 大きい 小さい 小さい 安定性 普通 高い 高い 情報量 多い 少ない 多い
  5. 接続可能なセンサー 14 ESP32 は、オンボードの GPIO(汎⽤ IO )を経由して、 様々なセンサーを接続することが可能 【開発イメージ】 ブレッドボードと

    ジャンパーピンを 経由して ESP 32と センサーを繋ぐ (センサーの例) • 温湿度センサー • 距離センサー • ⽔分量センサー など センサーは1個300円〜 と安価で、選択肢も豊富
  6. 統合開発環境「Arduino IDE」 16 • マイコン⽤統合開発環境の1つ ◦ C ⾔語ベースでマイコン開発⽤の機能追加 ◦ プログラミング学習などで使われる

    ◦ Windows / Linux / macOS に対応 • 元々は Arduino ⽤に開発されたものの、 それ以外のボードにも対応可能 • サンプルやライブラリ、情報量が豊富
  7. 低コスト化の⼯夫 20 • ESP32「DeepSleep」機能の活⽤ ◦ 待機時間に消費電⼒を⼤幅に抑えることが可能 • オフグリッド環境での乾電池駆動の採⽤ ◦ DeepSleep

    の活⽤により、安価な動⼒源を採⽤ ▪ 太陽光パネルや蓄電池を搭載するより安価 ▪ リチウムイオン電池を搭載するより安全 ◦ 1時間1回の通信で2ヶ⽉程度の動作(机上検証)
  8. ⼤まかな流れ 24 • ESP32 が Wi-Fi に接続( AP は既設を流⽤) •

    AWS IoT Core に認証を⾏い、MQTT プロトコル で JSON データを Publish • CloudWatch Logs に出⼒し、CloudWatch Alerm がメトリクスを監視して、アラート状態になった ら Amazon SNS トピック経由で E メール通知
  9. 宮沢賢治「⾬ニモマケズ」 28 我が郷⼟の偉⼈の代表作より命名 テクノボー テック ( Tech ) を使った デクノボー

    「そういうモノ (Thing) に  私はなりたい」 ※ IoT = Internet of Things の略 ⾬ニモマケズ ⾵ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ (中略) ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハナリタイ
  10. かかったコスト 34 テクノボー1号 テクノボー2号 マイコン ESP32-DevKitC-32E 1,600- 1,600- センサー 超音波距離センサー

    HC-SR04 300- 土壌湿度センサー SEN0114 500- 電池ボックス 85- 85- 昇圧コンバータ 300- 300- 屋外設置ボックス 日東工業 OP10-12A 881- 881- メッキ杭 1,480- 898- 合計 ※ 4,646- 4,264- ※ 市販品は約2万円〜(別途 API 利⽤料⾦が必要な場合あり)
  11. ①ポリシー設定ミス • AWS IoT のポリシー設定が 間違っていた ◦ AWS IoT Core

    のログを 有効化してデバッグ 37 デフォルトのログレベルが無効 状態なので、ログが出⼒されな いために設定ミスに気づくのに 時間を要した
  12. 所感 44 • 開発⾃体は思っていた以上に簡単 ◦ DevelopersIO の情報で簡単に動かせる ◦ ⽣成 AI

    の活⽤も⾮常に有効? • ⾃宅から遠隔監視が出来るのは便利 ◦ 特に⾬天時や⾼温時は⾮常に助かる • アイディア次第で⾊々なことが出来そう • 安価なので気軽に試せるのもメリット
  13. 気をつけるポイント 46 • あまり精度を追い求めない⽅が良さそう ◦ 軽量プロトコル「 MQTT 」のメリットが 享受出来ない( QoS

    の設定も可能だが) ▪ 消費電⼒の増加にもつながる ◦ CloudWatch 側で閾値設定や⽋落データの 処理をした⽅が良い
  14. 今後トライしたいこと 48 • 動作期間の延⻑ ◦ 最適な給電⽅法の模索 • Bluetooth Long-Range の採⽤

    • アラート時のアクション呼び出し ◦ ⽔⾨の調整、⽔やりの開始、など • 他センサーやカメラとの連携 ◦ 機械学習と画像認識/動画分析 など
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