LITALICOの技術戦略と未来 / 0419-litalico-event_lt

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『成長中の2社が語る、複数プロダクトを跨ぐデータ活用を実現するためのアーキテクチャーとは』LITALICO登壇資料

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https://potentialight.connpass.com/event/243833/

Transcript

  1. オーバーヘッドがあるので、必ずしも最初からこのように開発するべきとは考えていない。 事業進捗、事業展開、プロダクト特有のリターン、開発計画など、多⾓的な観点からタイミングを⾒極め ながら進めることと考えている。 将来的な可能性を⾒据えて、適切な⼯数範囲で設計上の仕込みはしておく、アーキテクチャ設計を踏襲し て展開するなどは始めから意識している。 ex ) 障害福祉事業所向けSaaSにおけるレセプト機能共通基盤化プロジェクト ˔ 現時点で2プロダクト存在し事業上は拡⼤フェーズ

    ˔ 3つ⽬のプロダクト開発を進めるタイミング(レセプト機能も開発する必要がある) ˔ 1プロダクトはDDD/マイクロサービスで設計されておりレセプト機能部分だけの差し替えが可能 ˔ 1プロダクトは⽼朽化対策でリアーキテクティングを進めている(レセプト機能も⼤きく⼿を⼊れる) ˔ 法令と⼀番密接な機能であり法改正対応の局所化ができる
  2. 全体 各プロダクトが任意のタイミングで連携開始できるように作る (段階的に価値提供できるようにする) 各プロダクトチームが機能開発において過度に基盤を意識しなくて良いように作る 共通ID基盤 (個⼈データの場合) LITALICOグループ全体で個⼈をユニークに特定するIDを⽣成/付与する 事業特性上、家族関係を表現できるように作る (時系列による関係変化も含め) システム間データ連携基盤

    共通IDをキーにプロダクト間のデータ連携を中継する (API化したMLモデルやデータマート含む) 同期/⾮同期の仕組みを作る 認可コントロールをする (個⼈単位でどのデータをどのプロダクトで使ってよいか) データ分析基盤 個⼈特定してのユースケースが多く仮名加⼯情報の扱いが多くなる⼀⽅、事業特性上機微なデータが多い