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20251106 Offers DeepDive 知識を民主化!あらゆる業務のスピードと品質を...

20251106 Offers DeepDive 知識を民主化!あらゆる業務のスピードと品質を 改善するためのドキュメント自動更新・活用術

開発におけるさまざまな悩みは「知識の民主化」ができていないことが原因であることが多いです。ですが、多くの現場でドキュメント整備をしようとしても、コードの実態とドキュメントの内容の乖離が生じ、陳腐してしまいます。このスライドでは、Claude Code Actionによる変更時のドキュメント自動更新ワークフローを構築し更新コストを大幅に削減し、Slack Botによる活用基盤の提供により、継続的なドキュメント更新のモチベーション維持を実現した事例を紹介しています。

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Masashi Yokota

October 29, 2025
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Transcript

  1. 2 自己紹介: 横田 匡史(よこた まさし) 
 略歴
 東京大学大学院にてAI研究や囲碁AIプロジェクト DeepZenGoに従事。在学中にRESTAR株式会社を創 業し約8年ほどCTOを務める。昨年9月退職


    フリーランスを経て2025年4月テックタッチ入社
 
 AI Central事業部の1人目新入社員でバックエンドを担 当。CTOの経験も生かしバックエンド開発だけでなく、 採用やPM業務も兼務。
 
 チームの生産性を考え、ドキュメント整備・活用基盤も 含めた開発基盤の構築も行う

  2. © 2023 Techtouch. confidential 3 テックタッチ株式会社は大きく2つの製品を展開しています • システム操作で迷わない • 結果、システムの利活用が促進。よいエクスペリエンス

    • 複雑な入力もAIベースの体験で適切に誘導 ノーコードで動かせる UX改善プラットフォーム(DAP) 顧客や従業員の声から 施策を導くAI活用サービス • 顧客の声を一括管理。分析・可視化をスムーズに • 顧客のニーズをベースにしたサービス・製品改善・マー ケティングが可能
  3. ドキュメント陳腐化を防ぐ4つの柱 ドキュメント管理の課題 情報の不整合 ドキュメント品質のばらつき 手動更新の負担 検索性・活用性の悪さ ドキュメント戦略での方針 Single Source of

    Truth ドキュメントをgithubで管理 統一されたドキュメントポリシー チームで書き方を統一 ドキュメント更新の自動化 AIによって自動でメンテナンス ドキュメント活用基盤の構築 LLMにより活用促進できる基盤/IF
  4. 構築したドキュメント更新ワークフロー メンバー Github Claude Code ① PR作成+メンション ② Github Action起動

    Claude Code呼び出し ③ wiki更新内容を PRにコミット Claude Code ActionsにGithubで管理しているドキュメントを更新 させるように命令しているだけなので、どんなプロジェクトでも適用可能!
  5. ドキュメント更新から活用までのデータフロー メンバー Github slack ① PR作成 +メンション ② Github Action起動

    ③ 更新 メンバー Claude ドキュメント 更新基盤 ドキュメント 活用基盤
  6. まとめ • 開発のよくある悩みは「知識の民主化」ができ ていないため怒ってしまう • ドキュメント整備における最大の課題 は 「ドキュメントの陳腐化」 • PRベースでのClaude

    Code Actionによる 自動更新で変更時にドキュメント更新すること で変更コストを大幅削減 • Slack Botによる活用基盤の提供により 継続的なドキュメント更新モチベ維持を実現