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PMが手を離しても動くプロダクト ー 育休から得た仕組みづくり/pmconf2025

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December 04, 2025
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PMが手を離しても動くプロダクト ー 育休から得た仕組みづくり/pmconf2025

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December 04, 2025
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  1. 900

  2. PMが⼿を離しても動くプロダクト ー 育休から得た仕組みづくり 1.PdMは離れられない仕事? 今⽇話すテーマ:PdMが離脱してもチームが回る仕組み • PdMの⼀時的な不在で⽌まってしまうプロダクトはリスクを抱えている ◦ ⾃⾝の妊娠‧出産をきっかけに改めて認識 •

    多様化する社会の中で、⼀時的な仕事の離脱は誰にでも起こりうる ◦ パパの育休の増加、介護や⾃⾝の病気怪我など、何が起こるか分からない 2度の産休‧育休を通して⾒えた現実や 実践した解決策についてお話します
  3. PMが⼿を離しても動くプロダクト ー 育休から得た仕組みづくり プロダクトオーナー 2.1度⽬の産休で⾒えた属⼈化の現実 2017/2 2017/7 2017/12 初期制作 ディレクション

    システム連携 チーム⽴ち上げ PdM 2019/11 2020/4 2023/12 お休み 2024/6 お休み 1度⽬の産休 この直前は、 Yappliの管理画⾯の 全⾯刷新PJ期間 &アプリ画⾯のUI刷新
  4. PMが⼿を離しても動くプロダクト ー 育休から得た仕組みづくり 2.1度⽬の産休で⾒えた属⼈化の現実 ⾃分に属⼈化している 仕事の前借り 半年分くらいの議論を先に進めた ※元気な妊婦だったからできた 1度⽬の産休育休前にやったこと 困ったときの判断者を決める

    ⼤きな判断:⼀度私の上まで戻す 当時の上司は快く引き受けてくれたが、 組織化の観点では後退 ⼩さな判断:リードエンジニアへ 進⾏中のプロジェクトの判断は1年半ほど 仕事をしてきたメンバーへ
  5. PMが⼿を離しても動くプロダクト ー 育休から得た仕組みづくり 2.1度⽬の産休で⾒えた属⼈化の現実 復帰のノウハウなし 会社として産休が2⼈⽬ Slackが⾒づらく(⼼理的に) キャッチアップ0 休み中に⾒ていいんだろうか、 ⼝を出したくなりそう、という

    迷いがあって⾒づらかった (育休後半はそんな余裕もなかった) 1度⽬の産休育休からの復帰で起こったこと 浦島太郎化 議論の広がり 組織変更で構成メンバーが変わり、議 論の幅が予知できず思った以上の広が りを⾒せていた 背景の共有不⾜ 背景が伝わりきっておらず、想定と ズレてしまった部分も 想定と異なる状況
  6. PMが⼿を離しても動くプロダクト ー 育休から得た仕組みづくり 3.2度⽬の産休に向けて実践したこと ①ドメイン知識のインプット バックログ整理会の実施 週1回1時間かけて過去分で 残存している800枚以上の 整理に着⼿ 具体の事例を⾒ながら話せる

    仕様書だけ読んでも頭に⼊ってきづらい 内容の理解も深まる 背景の共有ができる その機能ができた背景や細かい 仕様の補⾜もできる Yappliは90以上の機能があり 網羅して話すのも難しい背景も なぜ? やったこと
  7. PMが⼿を離しても動くプロダクト ー 育休から得た仕組みづくり 3.2度⽬の産休に向けて実践したこと ②優先順位の意志決定構造を可視化 優先順位のランクを可視化 優先順位の意志決定を⾏う上で 考慮しているポイントを 簡易的に可視化 ⾔語化できてきた

    ①の運⽤で⾔語化が進⾏ ボトムアップで対応できた メンバーから優先順位のランク付け の提案があり、それを取り⼊れる 形で構造を可視化 (⼩規模からスタート) なぜ? やったこと
  8. PMが⼿を離しても動くプロダクト ー 育休から得た仕組みづくり 3.2度⽬の産休に向けて実践したこと ④復帰の設計 育休中のキャッチアップ 体制の構築 ‧slackや動画/資料視聴 ‧上司との不定期1on1(※) 1度⽬の浦島太郎状態の回避

    休むべきと理解はしつつも、 離れすぎたときのストレスが 強かったため労務と相談の上 対応を検討 なぜ? やったこと ※育休中の就業については、厚⽣労働省が⽰す育休の範囲内で⾏えるよう相談‧調整し対応  https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15420.html