MIXI M のこれまでとこれから ／ Welcome Fintech Community #2

本資料は8/5(月)に開催された
『Welcome Fintech Community #2 〜Fintechドメインを深ぼるLT会〜』
にて「MIXI M のこれまでとこれから」と題して発表した際の資料です。

公式サイト
https://welcome-fintech.connpass.com/event/324857/

#welcome_fintech

Transcript

1. ©MIXI MIXI M のこれまでとこれから Welcome Fintech Community #2 株式会社MIXI 開発本部 MIXI M事業部 浅⾒公輔
2. 2 ©MIXI • 「Fintech ドメインを深掘る」 • ⽬次 • MIXI M が展開している事業領域 • toC のウォレットサービス以外の姿も持っている • MIXI M の注⼒領域の変遷 • 6gram → MIXI M → ? • 技術的な話をする時間は無さそう • ぜひ懇親会で • Elixir と DynamoDB で「内製」と「運⽤負荷の最⼩化」をテーマに開発‧運⽤中 今⽇話すこと はじめに
3. 3 ©MIXI • 「認証から決済までをワンストップで提供できる基盤システム & ウォレットサービス」 • toC のウォレットサービス • 連携サービス向け ID‧決済系のハブ 2つの姿を持っている MIXI M の事業領域
4. 4 ©MIXI • プリペイドカードシステム • イシュア機能 • カード番号の管理 • Visa/JCB バーチャルカード • Visa リアルカード • 残⾼の管理 • ウォレット残⾼ • グループ残⾼ • チャージ機能 • クレカ決済 • 銀⾏決済 • 個⼈間送⾦ • モバイル決済 • ApplePay / GooglePay と連携して QUICPay+ 決済 toC のウォレットサービス MIXI M の事業領域 • その他 • MIXI M プレミアム (サブスク) • ポイント機能 • MM ギフトカード
5. 5 ©MIXI • 「MIXI M 連携」することで様々な機能を連携サービス側で利⽤可能 • ID 系機能 • パスワードレスログイン • SMS OTP / Email OTP / パスキー • ユーザー情報連携 • メールアドレスなど MIXI M が持つ情報をユーザーの認可のもとで提供する • 本⼈確認 • オンラインでの本⼈確認（犯罪収益移転防⽌法対応） • 決済系機能 • ウォレット • ⽀払い等に利⽤できる残⾼の管理 • ⽀払い • 商品購⼊の際に⽀払い処理を代⾏する • 出⾦ • サービスで発⽣した投げ銭等の報酬を銀⾏⼝座に振り込む • 決済代⾏ • サービスに API ベースでクレジットカード決済などを組み込める • 個⼈間取引 • CtoC の商品売買を仲介する 連携サービス向け ID‧決済系のハブ MIXI M の事業領域
6. 6 ©MIXI • MIXI M と連携できるサービス • TIPSTAR (ログイン/ユーザー情報連携/年齢確認/⽀払い/決済代⾏/出⾦) • Unlim (決済代⾏) • MIXI M 連携サービスではなく、決済代⾏の機能のみ提供する形 • netkeirin (ユーザー情報連携) • 他、過去には複数のサービスで、以下の機能提供を⾏っていた • ログイン • ユーザー情報連携 • ⽀払い • 出⾦ • 個⼈間取引 連携サービス向け ID‧決済系のハブ MIXI M の事業領域
7. 7 ©MIXI 6gram 時代 (2019/11 〜) これまでの MIXI M
8. 8 ©MIXI • 「カード + 1グラム」…? • 1グラムとは • 「ひとりでも、グループでも使うことができるウォレットサービス」 • グループ残⾼管理 • 複数枚発⾏可能なバーチャルカード • 残⾼を⾃由に付け替え可能（残⾼とカードが1対1ではない） • toC のウォレットサービスであるのと同時に、複数のサービスに対して決済系の機能提供もしていた 6gram 時代 (2019/11 〜) これまでの MIXI M
9. 9 ©MIXI MIXI M 時代 (2022/02 〜) これまでの MIXI M
10. 10 ©MIXI • 6gram → MIXI M へ • ウォレットサービスだけではなく「ID‧決済の統合的な機能を提供する基盤サービス」へ • ID‧決済系機能のハブとしての展開が進んだ • OAuth 2.0 / OIDC 1.0 をベースとした ID 連携 / リソースアクセス機能の提供 • 決済関連の API は Financial-Grade API (FAPI) で提供 • サービス間の連携を考慮して Token Introspection API も提供 • 社内連携サービス向けドキュメント整備など MIXI M 時代 (2022/02 〜) これまでの MIXI M
11. 11 ©MIXI MIXI ID 時代 (2024/04 〜) これからの MIXI M
12. 12 ©MIXI • MIXI ID の誕⽣ • MIXI の全社的な基盤サービスとしての普及を進めるために MIXI M とは別のアカウント体系で展開 • ゲーム系サービスで運⽤している共通アカウント XFLAG ID → MIXI ID に • モンスターストライク • モンストTICKET • モンソニ！ • etc • 検討中 • MIXI ID への決済系機能の提供 • MIXI M の MIXI ID 化 • etc MIXI ID 時代 (2024/04 〜) これからの MIXI M
13. 13 ©MIXI • ID‧決済はサービス運⽤にあたって不可⽋ • 全社的な基盤を持つことによる旨味を活かしたい • 技術的な相互関係もありそう • eKYC, FIDO 2, EMV 3-D Secure など • ⾯⽩いシナジーが⽣まれるかも? • 採⽤募集中！ MIXI M はウォレットサービスだけではなく ID‧決済基盤でもある おわりに https://mixigroup-recruit.mixi.co.jp/ 採⽤情報はこちら↓
14. ©MIXI