Upgrade to PRO for Only $50/Year—Limited-Time Offer! 🔥
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
デザイナーと協業しているNuxtプロジェクトを、ChromaticによるVRTでさら...
Search
Masayuki Takahashi
May 23, 2023
Programming
0
920
デザイナーと協業しているNuxtプロジェクトを、ChromaticによるVRTでさらに改善した話
【Vue.js v-tokyo Meetup #17】
https://vuejs-meetup.connpass.com/event/279254/
Masayuki Takahashi
May 23, 2023
Tweet
Share
Other Decks in Programming
See All in Programming
Vibe codingでおすすめの言語と開発手法
uyuki234
0
100
堅牢なフロントエンドテスト基盤を構築するために行った取り組み
shogo4131
8
2.5k
フルサイクルエンジニアリングをAI Agentで全自動化したい 〜構想と現在地〜
kamina_zzz
0
250
マスタデータ問題、マイクロサービスでどう解くか
kts
0
110
Patterns of Patterns
denyspoltorak
0
130
從冷知識到漏洞,你不懂的 Web,駭客懂 - Huli @ WebConf Taiwan 2025
aszx87410
2
2.9k
Giselleで作るAI QAアシスタント 〜 Pull Requestレビューに継続的QAを
codenote
0
270
モデル駆動設計をやってみようワークショップ開催報告(Modeling Forum2025) / model driven design workshop report
haru860
0
280
The Art of Re-Architecture - Droidcon India 2025
siddroid
0
120
AtCoder Conference 2025「LLM時代のAHC」
imjk
2
560
開発に寄りそう自動テストの実現
goyoki
2
1.4k
Developing static sites with Ruby
okuramasafumi
0
320
Featured
See All Featured
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
249
1.3M
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
34
2.6k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
698
190k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
239
140k
How Software Deployment tools have changed in the past 20 years
geshan
0
29k
Are puppies a ranking factor?
jonoalderson
0
2.3k
KATA
mclloyd
PRO
33
15k
Future Trends and Review - Lecture 12 - Web Technologies (1019888BNR)
signer
PRO
0
3.1k
Building an army of robots
kneath
306
46k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
251
13k
Measuring Dark Social's Impact On Conversion and Attribution
stephenakadiri
0
91
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
246
13k
Transcript
デザイナーと協業しているNuxtプロジェクトを、 ChromaticによるVRTでさらに改善した話 Vue.js v-tokyo Meetup #17 もず(@mozu1206)
⾃⼰紹介 職歴 ASP事業会社 - バックエンドエンジニア(2021/04 ~ 2022/03 ) 株式会社HRBrain -
デザインエンジニア(2022/04 ~ 現在) 現在の技術スタック Vue.js/Nuxt, React/Next, TypeScript, Storybook, Chromatic 趣味 コーヒー
アジェンダ - Nuxtプロジェクトについての現状 - 現状の問題点 - 解決⽅針 - 解決⽅法 -
やってみた結果 - まとめ - 今後やりたいこと
Nuxtプロジェクトについての現状 役割:サービスサイト(https://www.hrbrain.jp/) デザイン:Figma 使⽤技術:Vue.js/Nuxt, Storybook, Chromatic, Contentful デプロイ:Netlify
Nuxtプロジェクトについての現状 Vue.js / Nuxt それぞれを絶賛バージョンアップ中! ついでにコンポーネントも整理しようと思いきや、新旧3つの流派のコンポーネン トが存在していて絶望
現状の問題点 プロジェクト内のコンポーネントと、Figmaのコンポーネントで同期しきれてい ない部分がある - 同じような部品が複数存在しており、共通化されていない部分がある
現状の問題点 Figmaに登録されていない Figmaに登録されている
現状の問題点 ジョインしたてのデザイナー‧エンジニアが困る Figmaに登録されていない Figmaに登録されている
現状の問題点 • ジョインしたてのエンジニアがコンポーネント探しに時間がかかる • サイト内で微妙なデザインの差異が発⽣しやすい状態のため、統⼀感を維持 するための確認コストが余計にかかる • 無駄なコミュニケーションコストがかかる - 「ここのボタンを変えると別のここのボタンも変わるけど⼤丈夫?」
- 「そもそもこのボタンってどのボタン?」
• ジョインしたてのエンジニアがコンポーネント探しに時間がかかる • サイト内で微妙なデザインの差異が発⽣しやすい状態のため、統⼀感を維持 するための確認コストが余計にかかる • 無駄なコミュニケーションコストがかかる - 「ここのボタンを変えると別のここのボタンも変わるけど⼤丈夫?」 -
「そもそもこのボタンってどのボタン?」 現状の問題点 プロジェクトとFigmaを同期するルールを作って解決しよう! (当たり前のことを⼀つずつ)
解決⽅針 エンジニア側で定義したルールに従ってコンポーネント作成し、それをデザイ ナーが後追いでFigmaに反映する動きで合意をとった
解決⽅針 エンジニア側で定義したルールに従ってコンポーネント作成し、それをデザイ ナーが後追いでFigmaに反映する動きで合意をとった エンジニアが新規で登録した or 変更したコンポーネントを デザイナー側で検知できない新たな問題が発⽣
ChromaticのVRT(Visual Regression Test)を コンポーネントをFigmaに反映する必要があるかを判断する フラグのような使い⽅で利⽤できるのでは? 解決⽅針
Storybook - コンポーネントを独⽴して開発することを⽀援するツール Chromatic - Storybookの公開‧テスト‧議論活性化を⽀援するツール VRT(Visual Regression Test) -
変更前後のスクリーンショットを⽐較し、意図せぬ変更が⽣じていないか確認するテスト 登場⼈物の補⾜
解決⽅法 Chromatic の VRT でコードの差分を検知させ、デザイナーがその差分を確認し、 必要があればFigmaに反映する運⽤にしてみた(反映したらAcceptedにする) 反映done →
やってみた結果 • 現在使われていない古いコンポーネントの存在をお互いに認識できた • ジョインしたてのエンジニアがコンポーネントを探す⼯数を削減できた • デザイナーとコンポーネントを中⼼にした会話をしやすくなった
やってみた結果 コミュニケーションコスト削減と、 サイト全体の統⼀感を持たせやすくなった • 現在使われていない古いコンポーネントの存在をお互いに認識できた • ジョインしたてのエンジニアがコンポーネントを探す⼯数を削減できた • デザイナーとコンポーネントを中⼼にした会話をしやすくなった
やってみた結果
まとめ • エンジニア側のコンポーネントの変更をFigmaに同期させるタスクリストの 様な役割で運⽤しても、フェーズによってはワークしそう。 • Chromatic の導⼊⾃体は Storybook の公式ドキュメントにも記載があるた め、⽐較的簡単に⾏える。
• Figmaと同期させることで、様々な無駄なコストの削減に繋がる。
今後やりたいこと • 単純なUIのVRTはできるようになったが、複雑なUIやページ単位でのテスト はまだできていないので、ここのVRTも今後やっていきたい。