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Specだけじゃない便利なKiroのやつ
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NaoyaYamamoto
February 19, 2026
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Specだけじゃない便利なKiroのやつ
KAG AI WEEK 2026 DAY 5
2026年2月20日 (金)
NaoyaYamamoto
February 19, 2026
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Transcript
Specだけじゃない 便利なKiroのやつ KAG AI WEEK 2026 DAY 5 山本
直弥(Nao) 2026年2月20日 (金)
2 KDDI Agile Development Center Corporation 自己紹介 名前:山本 直弥 (Nao)
在住:愛知県名古屋市 出身:京都府 伏見 生まれ 宇治 育ち KAGに2026年1月入社(転職) 2025 AWS Community Builder ( DevTools ) 2025 Japan AWS Top Engineer ※前職 2023-2025 Japan AWS All Certifications Engineer ※前職 2025 JAWS-UG 名古屋 運営 今日も DevToolsのお話
3 KDDI Agile Development Center Corporation はじめに:今回話すこと 「AI駆動開発」に関するKiroの活用術の話(新機能紹介多め) 仕様駆動開発にしか使えないんでしょ?
IDE なら VSCode で十分やろ ClaudeCodeの方がええやん Kiroを試してみようかな Kiro サイコー な人を増やしたい こんなことで きるよ! AI駆動ここ 大切だよね! Kiroアンチ Kiroファン 2025年7月 AI IDE Kiro 誕生
4 KDDI Agile Development Center Corporation AI駆動開発ライフサイクル(AI-DLC) 図の引用元:https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/ai-driven-development-life-cycle/ 「AIが計画を作成
→ 人がレビュー → 計画を実行」 のサイクルで進める 基本的に人はAIへの情報提供とレビューに徹する AIがより自律的に手戻りなく動くには? AWSが提唱する AI主導のソフトウェア開発プロセス
5 KDDI Agile Development Center Corporation AIがより自律的に手戻りなく動いてもらうのに必要なこと ※個人的見解 Everything
as Code 正確な成果物のために 全ての情報をAIと共有する 外部ツール連携 AIに不足している情報や機能を補う 長時間のタスク実行能力 人の介入なくタスクを最後まで完了させる
6 KDDI Agile Development Center Corporation Everything as Code
7 KDDI Agile Development Center Corporation 曖昧な内容はAIが推測する。仕様とルール全てを伝えて初めて期待通りになる お城を作って お城を作って
洋風で 壁白色 屋根青色 屋根に旗を立てて 入り口は広め ・・・etc (仕様も全部伝える) Everything as Codeのイメージ なんで和風やねん! 期待通りのお城! 夜中は作業しないで SDGS意識して できるだけ節約して (ルール も全部伝える) 予算の100倍 費用かかっとる! 予算内に収まった! 普通これで しょ? いいもの できました
8 KDDI Agile Development Center Corporation 本当にあった怖い話 パート1:気が利かないAI CDKのテスト実行と
カバレッジ測定 をお願い 設定ミスがあったけど 0%という結果がでたからええやろ カバレッジ0% !? 0%の時はやり直す ルールが必要だった
9 KDDI Agile Development Center Corporation 本当にあった怖い話 パート2:気が利きすぎるAI この設計書、作ってみて
読みにくそうやったから ファイル分けといたワ めっちゃできとる!? ファイル名も違う!? でもめちゃ読みやすい 制限があるなら 書類の種類を厳守する ルールが必要だった
10 KDDI Agile Development Center Corporation Everything as Code
AIと人が共通に理解できる形(コード)で全ての情報を共有する (理想はGitを見れば全てわかる状態) 人だけが知っている情報 X as Code Infrastructure Policy Security Documentation Operation … etc … etc 暗黙の了解 Wiki, ナレッジ ベスプラ 課題と背景 定型作業 Specに書いていないこと たくさんあるな・・・ どうやって伝えよう ↓ 今までもコード化されていた内容 ↓ 期待通りに作る際に必要な情報 バグの 現象/条件
11 KDDI Agile Development Center Corporation Kiroと人が情報を共有する機能 Spec (要件、設計、タスク
) 2025/7/14 〜 Steering (ルール) 2025/7/14 〜 Hook (トリガー) 2025/7/14 〜 Custom Subagent (分担作業) 2026/2/5〜 AgentSkills (汎用機能) 2026/2/5 〜 powers (専門知識アクセス ) 2025/12/3 〜 Web Tools (Web情報アクセス) 2025/12/18 〜 autonomous agent (issues担当) 2025/12/2 〜 (Prevew) 初回リリース時から現在までに多くの機能が追加された (オレンジの吹き出し) バグ修正Spec (バグ修正 仕様駆動) 2026/2/19〜 ★New
12 KDDI Agile Development Center Corporation Steering によるルール定義 全ワークスペース用のステアリング
例:Kiroの応答は全て日本語にする ワークスペース単位のステアリング 例:プロジェクト構造 コーディング規約、命名規約 技術スタック(ツール、使用言語等) 条件付きステアリング (ファイル種類単位 ) 例:APIのレスポンスフォーマット mdファイルに更新日を明記 tsファイルでany型使用禁止 組織やプロジェクトの ルールなどを定義 文章でKiroと共有 ルールとその反映 タイミング を守って コードを作成 Kiroに守ってほしいルールをステアリングとしてコード化 ルールの適用範囲を細かく制御して、一貫性の確保、品質の向上などが実現できる
13 KDDI Agile Development Center Corporation AI-DLC のワークフローやテンプレートも Steering の形で公開されている
AWSからKiroで使えるAI-DLCのSteeringが公開されている https://github.com/awslabs/aidlc-workflows/tree/main/aidlc-rules
14 KDDI Agile Development Center Corporation CustomSubagent、Agent Skills 2026/2/5 〜
定型作業の詳細や各タスクを実現するための機能をコード化、 並列実行で開発を効率化 Custom Subagent どの役割でどの手順を実行するか定義 テスト担当 サブエージェント ドキュメント生成担当 サブエージェント Agent Skills 関連する便利機能をスクリプトなどで定義 PDF変換などPDF操作機能郡 Playwrightを使ったテスト機能郡 必要なタイミングで 活用 Mainagent ユーザの指示などを元に サブエージェントに作業割り振り 必要に応じて呼び出し (並列実行も可能)
15 KDDI Agile Development Center Corporation 外部ツール連携
16 KDDI Agile Development Center Corporation MCP, Kiro powers (
2025/12/3〜 ) のイメージ ない時 ある時 最新のベスプラは? Postmanで APIテストして Figmaのデザインを コード化して 最新のベスプラは? Postmanで APIテストして Figmaのデザインを コード化して わ わかんないっピ・・・ (泣) ハイヨー Kiroの知識でしかタスク実行できない 足りない力を外部ツール で補う
17 KDDI Agile Development Center Corporation Postman を Kiro に操作してもらう
Kiroのサイドバーメニュー インストールボタン Kiroに自然言語でPostmanでのAPI テストをお願い
18 KDDI Agile Development Center Corporation Postman を Kiro に操作してもらう
POSTMANの画面で APIテストが作成されている 外部ツールの操作方法を知らなくても Kiroからツールの操作ができる(ツールによってできることは異なる)
19 KDDI Agile Development Center Corporation 長時間のタスク実行能力
20 KDDI Agile Development Center Corporation Spec(タスクリスト)のタスク全実行 2026/1/16 〜
これまでのKiroのタスク実行 (常に人の監視が必要 ) 全タスク実行 (タスクリスト完了まで人の介入なしで 長期実行 可能) 初めてのコマンドだ! このコマンド実行して良い? タスク1が終わったよ! タスク2はじめて良い? タスク1お願いします! チェックOK!実行して! チェックOK!次お願い! 全タスク完了したよ! 全タスクお願いします! チェックOK! ありがとう! (タスク完了まで繰り返し) (タスク完了まで任せて放置 )
21 KDDI Agile Development Center Corporation 工夫すればKiroで自律的に動いてもらえそう! Everything as
Code 外部ツール連携 長時間実行 人だけが知っている情報がなくなれば 期待通りのものが作れる Kiroが対応できない機能は 外部ツールと連携して補える 長時間実行 できるようになった サブエージェントで 並列実行 も可能 全部実現できる! Kiroサイコー
22 KDDI Agile Development Center Corporation やっぱりClaudeCodeでええやん それだけ? その 先は?
全Kiroユーザー待望の機能
23 KDDI Agile Development Center Corporation Frontier Agents
24 KDDI Agile Development Center Corporation Kiro autonomous agent (プレビュー)
2025/12/2 発表 一部の有料ユーザー向けにプレビュー公開中 Kiroがより自律的に(人の介入なく)動く機能 ブラウザでタスク管理 Kiroがタスク実行 GitHubリポジトリ でタスク実行 https://kiro.dev/autonomous-agent/
25 KDDI Agile Development Center Corporation Kiro autonomous agent (preview)
でKiroをチームメンバーの1人に 隔離されたサンドボックス環境 GitHub Repo クローン GitHub ②Issues割り当て ④プルリクエスト ①タスク登録 issues発行 Kiro.dev (Web) Kiro ③タスク実行 (複数リポジトリ更新、 MCPなども利用可能) ⑤進捗確認、 レビュー チームメンバーに課題を割り振るように、 Kiroに課題を割り振り Kiroが機能をフル活用してプルリク作成まで実行 Gitリポジトリの 内容みてやっときます! こんな機能追加して フィードバックを通じて学習
26 KDDI Agile Development Center Corporation Agentic AIの進化:Gen AI Agents
から Agentic AI Systems へ https://speakerdeck.com/msysh/aws-devops-agent-noshao-jie FrontierAgents:自律性、スケーラビリティ(並列実効性)、長期実効性の特徴を備えたエージェント 人の介入がより少なくなるように AIが進化 そのための自律性、スケーラビリティ、長期実効性
27 KDDI Agile Development Center Corporation 3つの Frontier Agents
AWS Security Agent ( preview ) Kiro Autonomous Agent ( preview ) AWS DevOps Agent ( preview ) • 組織のセキュリティ基準を定義 • 設計セキュリティレビュー • コードセキュリティレビュー • ペネトレーションテスト • 自律的に長時間実行可能 • 複数リポジトリにわたる 計画と実装処理が可能 • タスク、リポジトリ、 プルリクエスト全体の コンテキストを維持 • インシデントの解決や予防 • AWSサポートケース作成 • インシデントの監視結果を SlackやGitHubなど外部ツールに 連携 セキュリティの シフトレフトの実現 開発フローの拡張 プロアクティブな インシデント予防
28 KDDI Agile Development Center Corporation FrontierAgentsの協働?:新しい開発運用体験が待っていそう https://speakerdeck.com/msysh/aws-devops-agent-noshao-jie?slide=40 Kiroサイコー
AWSさんの資料か ら
29 KDDI Agile Development Center Corporation さいごに:AIは便利で賢い ≠ 素晴らしいプロダクトが作れる
• Everything as Code は理想であるが現実的ではない面も ◦ テキストで表現できない情報も多い 。頻繁に変わる情報は常に最新化できない ◦ そもそも詳細な大量のコードを書けば良いという話でもない。 どう伝えるか 。 • 機能が多くてもそれを使いこなせるかは、人の知恵やスキルに依存する ◦ 同じツールを使っても、チームによって成果は異なる ◦ 人が賢くないと、 AIに賢く働いてもらえない • AIもDevToolsもどんな機能があるかではなく、どう使うか 工夫することが肝心要 ◦ 工夫を考えるのが楽しい この課題をどう解決すれば良いかというと・・・
30 KDDI Agile Development Center Corporation KAG にヒントあり! https://www.youtube.com/@AI_Driven_Development0202/videos
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