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プロダクトにAIを組み込むための 切り口についての話
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yamii
April 26, 2024
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プロダクトにAIを組み込むための 切り口についての話
プロダクトにAIを組み込む際にどのような点に気をつけるべきかをまとめた資料!
yamii
April 26, 2024
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Transcript
Copyright© M&Aクラウド プロダクトにAIを組み込むための 切り⼝についての話 M&Aクラウド x ROXX 合同 LLMの事業活⽤勉強会 2024年4⽉24⽇
栄⼭ 遼
Copyright© M&Aクラウド ⾃⼰紹介:栄⼭ 2 • PHPとSvelteでM&Aクラウドを開発している エンジニア • 日常疑問に思ったことはChatGPTに聞いて いる人間
• 最近はGithub Copilotを使用した開発にも 慣れ。すっかりAIに依存してしまったAI依存 症患者 • Xは@yamii_qqでやっている
Copyright© M&Aクラウド この話を話すに⾄ったきっかけ... 3 時は遡り... 2023年3⽉...
Copyright© M&Aクラウド この話を話すに⾄ったきっかけ... 4 そう!gpt-4がリリースされた!しかもAPI提供までされている! これは、プロダクトに組み込んで、ユーザーにすごい!って感じても らいたいね! 2023/03/14 : OpenAIがgpt-4の⼀般公開を開始(リリース⽂)
2023/03/22: Azure OpenAI Service に GPT-4 を導⼊(リリース⽂)
Copyright© M&Aクラウド で、どこに組み込む?? 5
Copyright© M&Aクラウド 今回はこの話題について話したい! 6
Copyright© M&Aクラウド アジェンダ 7 今回話すこと ‧弊社の事例 ‧組み込む際に考えたこと ‧今度の展望!どんな⾵にAIと付き合っていきたいか
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 8
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 9 2つ!! (時間の都合上1つになるかも)
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 10 1つ⽬!!
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 11 売却情報⾃動⽣成機能!!
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 12 どんな機能??
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 13 売り⼿が⼊⼒した ⾃社URLの情報を元に、 売却情報の⼀部をAIが⽣成して くれる機能!!
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 - 売却情報⾃動⽣成機能 14 対象:PFの売り⼿登録ユーザー 解消したい課題(ストーリー): PFで活動するために必要な売却情報の⼊⼒項⽬数が多く、フリーテ キストな項⽬も多い。⼊⼒が⼤変なので楽に⼊⼒したい!!
会社URLの情報を元に、⽂章を⽣成することで売り⼿は⼿間が少な く⾃社の情報を⼊⼒できる。買い⼿は掲載される売却情報から得ら れる情報が増える! より良いマッチングの場が提供できる!
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 - 売却情報⾃動⽣成機能 15 ということで、1分くらいで軽くデモ! PRリリースも実はされている
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 - 売却情報⾃動⽣成機能(参考資料) 16
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 - 売却情報⾃動⽣成機能(参考資料) 17 会社URLの⼊⼒
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 - 売却情報⾃動⽣成機能(参考資料) 18
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 - 売却情報⾃動⽣成機能(参考資料) 19
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 - 売却情報⾃動⽣成機能(参考資料) 20
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 - 売却情報⾃動⽣成機能(参考資料) 21
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 22 2つ⽬!!
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 23 キーワードサジェスト機能
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 24
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 - キーワードサジェスト機能 25 対象:買収ニーズを持っている会社の担当者 解消したい課題(ストーリー): 買収したい企業に関連するキーワードを、約1000個選択肢の中から 選択することを求められた。⽬視で確認するのは⼤変である。
狙っているキーワードを⼊れると似たようなキーワードをサジェス トしてほしい。
Copyright© M&Aクラウド 弊社の事例 - 売却情報⾃動⽣成機能 26 ということで、1分くらいで軽くデモ! PRリリースこちらもあるぞ!
Copyright© M&Aクラウド ここから本題! 27
Copyright© M&Aクラウド 機能開発するにあたって考えた切り⼝ 28
Copyright© M&Aクラウド AIを組み込む切り⼝ 29 コスト ユーザー 価値 セキュリ ティ ・ユーザーのどのような課題を解決したいのか
・代替方法はないか ・課題を解決できる質を担保した生成ができるか ・ユーザーが入力した情報が学習に使われるなど、外部に漏洩しない か(社内ガイドラインに沿っているか ) ・プロンプトインジェクションなど、悪用されないか ・生成結果にNGワードなどが混入した場合どうするか? ・1生成当たりどの程度のコストであるか ・想定使用ユーザー数、使用頻度 (=月間での運用費用) ・API提供事業者側での制限や今後のリリース動向のチェック
Copyright© M&Aクラウド AIを組み込む切り⼝ 30 ユーザー 価値 ・ユーザーのどのような課題を解決したいのか ・代替方法はないか ・課題を解決できる質を担保した生成ができるか
ここを考えるのがむ ずい!!
Copyright© M&Aクラウド AIを組み込む切り⼝ 31 AIが得意なことを洗い出す(ここは巷に情報が溢れている) 要約 アイデア出し 検索 翻訳
検知 添削
Copyright© M&Aクラウド AIを組み込む切り⼝ 32 ここまではどの プロダクトも同じ
Copyright© M&Aクラウド AIを組み込む切り⼝ 33 そのまま提供しても 差別化できない
Copyright© M&Aクラウド AIを組み込む切り⼝ 34 プロダクトが提供するユーザー価値の増加や課題の解決に対して、 AIの得意なこととコラボできないか考える (ここは会社内から知⾒を得る必要あり)
Copyright© M&Aクラウド AIを組み込む切り⼝ 35 例: URL スクレイピング + 要約プロンプト
会社概要を入力するフ リーテキストの入力が 長くて回答率が低い x
Copyright© M&Aクラウド AIを組み込む切り⼝ 36 AIを使わない例もある: きちんと入力する とメリットがあるこ とを訴求 会社概要を入力するフ
リーテキストの入力が長 くて回答率が低い そもそもフリーテキ ストをやめる x 入力するタイミン グを変えてみる
Copyright© M&Aクラウド AIを組み込む切り⼝ 37 天秤にかける
Copyright© M&Aクラウド AIを組み込む切り⼝ 38
Copyright© M&Aクラウド AIを組み込む切り⼝ 39 AIが勝つことがたまにある
Copyright© M&Aクラウド AIを組み込む切り⼝ 40
Copyright© M&Aクラウド まとめ! 41
Copyright© M&Aクラウド ⾔いたかったこと 42 AIをプロダクトに組み込むためには、 AIの得意なこと * プロダクトの困りごとを合わせてみて、 代替案と⽐べてみることが⼤事 機能実装⾃体は、多少考慮事項があったものの、ハイパー難しい!っ
て感じではなかったので誰でもチャレンジできる!
Copyright© M&Aクラウド 今後 43
Copyright© M&Aクラウド 今後 44 AI業界は進化が早い!
Copyright© M&Aクラウド 今後 45 ‧Batch APIのリリース ⽣成時間を気にしなければ、⽣成コストやすくLLMを使⽤することが 可能に!
Copyright© M&Aクラウド 今後 46 Anthropic の Claude 3 Opus モデルが
Amazon Bedrock で使⽤可能 に(リリース) OpenAI社提供のモデル以外も選択肢に!
Copyright© M&Aクラウド 今後 47 GPT-4 Turboモデルの提供開始(リリース) 既存のModelより安価にGPT-4が使⽤できるように!!
Copyright© M&Aクラウド 今後 48 AI系のリリース情報を⼩⽿に挟みつつ、プロダクトに向き合うことで AIを活⽤してユーザーを楽しませることができそうだ! 今後に期待!!