Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
AIでサービス運用はどう変わるのか
Search
ryuichi1208
June 30, 2026
0
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
AIでサービス運用はどう変わるのか
ryuichi1208
June 30, 2026
More Decks by ryuichi1208
See All by ryuichi1208
入門 再発防止策
ryuichi1208
17
7.2k
金曜日デプロイ、するかしないか.pdf
ryuichi1208
1
74
会話で作る信頼性
ryuichi1208
0
180
シグナル(Unix)と仲良くなる
ryuichi1208
1
45
AI前提のサービス運用について再考する
ryuichi1208
6
1.4k
A Shallow Dive into the World of TCP
ryuichi1208
1
670
入門リトライ
ryuichi1208
20
8.3k
超入門SRE 2025
ryuichi1208
4
1.5k
Goで作って学ぶWebSocket
ryuichi1208
5
4.2k
Featured
See All Featured
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
508
140k
Taking LLMs out of the black box: A practical guide to human-in-the-loop distillation
inesmontani
PRO
3
2.3k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
247
13k
The Spectacular Lies of Maps
axbom
PRO
1
820
Leveraging LLMs for student feedback in introductory data science courses - posit::conf(2025)
minecr
1
300
Producing Creativity
orderedlist
PRO
348
40k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
13
1.2k
Practical Orchestrator
shlominoach
191
11k
The agentic SEO stack - context over prompts
schlessera
0
820
Lightning talk: Run Django tests with GitHub Actions
sabderemane
0
200
The Curious Case for Waylosing
cassininazir
1
400
Prompt Engineering for Job Search
mfonobong
0
350
Transcript
AIでサービス運用はどう変わるのか ゆるAI勉強会 #1
• 渡部龍一 • X: ryuichi_1208 • マイブーム ◦ 自作プログラミング言語遊び 自己紹介
従来のサービス運用の課題
• システムの複雑化 ◦ マイクロサービス化、マルチクラウド • アラート疲れと、それに伴う見落としのリスク • ドキュメントの形骸化と、特定の人への属人化 従来のサービス運用が抱える課題
• 出てきた課題を倒していく ◦ とりあえず再起動が最適解になっている • アラートが鳴る ➔ 叩く(対処) ➔ また鳴る
の無限ルー プ • 気がついたら1日が終わっていた • 何も生み出せていないぞ...? モグラ叩き運用問題
AI全盛期で全て解決!
とは行かなかった
• ハルシネーション • サービス運用で起きると...? AIは間違う
私「サーバの一部でエラー出てるな。調査お願い!」 AI「原因が完全にわかりました修正を反映します」 私「さすが!お願いします!」 AI「$ terraform apply」 フィクション
None
• 修正自体はあっていた • IaCされていない状態がAWSにあってそれが巻き戻って しまった • AIの間違いが原因だが責任はAIは取ってくれない フィクション
• AIはどれだけ賢くなってもソフトウェア • CloudのAIサービスの利用規約 • 人の介在が必要 責任論
じゃあAI使えないじゃん!
というわけでもない
Human-in-the-loop
• AIを運用に組み込むときはAIに自律で判断させない領 域を明確に作る • AIの役割 ◦ ログから原因を特定し、対策コマンドを提案 • 人間の役割 ◦
その提案が正しいかを責任者としてレビューし、実行 ボタンを承認する Human-in-the-loop
• 膨大なログ調査や、調査用スクリプト・定型コマンドの生 成をAIにやらせて • 実行は人間がレビューした上で実行 トイル(単純作業)の削減
• 類似アラートの集約や、本当に対応が必要なアラートの フィルタリング • 夜間に発生したアラートはPRを自動で作らせて朝確認 してマージ アラート疲れからの解放
自動でPR
• 捨てる前提でPRを作らせている • 10個に1個くらい何か改善のヒントがあれば • トークンが安い今だから取れる手法 ポイント
AIが運用に入る混むことの不安
• (良くも悪くも)運用経験とは、抽象化できない怖さを身体 で知ること • エラーで困ったことがない人が設計すると起き得る 障害時にAIにも人にも対処できない空白地帯が生まれる
• 開発支援も重要だが、エンジニアの仕事はそれだけで はない • 開発に偏っている印象があるしでまだまだ白地 ◦ 問い合わせ対応・障害対応・EOL対応... ◦ 開発しないでできるんだっけ...? 色々なお仕事への対応力
まとめ
• AIは万能ではない(ハルシネーションも起こすし、責任は取っ てくれない) • AIに自律させない Human-in-the-loop の設計が不可欠 • AIを最高のアシスタントとして扱い、人間が最後の砦としてレ ビューする
• AI×人間のコラボレーションで、サービス運用をもっとスマート に、もっと楽しくしていきましょう! まとめ
ご清聴ありがとうございました