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エンジニアの成長機会はリリースサイクルの計測にあった

Kazuaki Shibuya
June 21, 2022
3.2k

 エンジニアの成長機会はリリースサイクルの計測にあった

プロダクトの価値を最速で最大化し続けるために取り組んでいる、SaaSスタートアップのモニタリングLT
https://dinii.connpass.com/event/247726/
で発表させていただいた内容です。

当日のYouTube Liveはこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=G7bCG4y5Udg&t=3932s

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Tebiki株式会社
https://tebiki.co.jp/
Tech Blog
https://techblog.tebiki.co.jp/

Kazuaki Shibuya

June 21, 2022
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Transcript

  1. 自己紹介 渋谷 和暁 2018.3 ~ Tebiki株式会社 CTO & Co-Founder 現在は「tebiki」開発チームの

    DevOps を計測し、 組織設計に反映させる活動に注力しています BtoB のプロダクトづくりにおけるドメインエキスパートの重要性とは https://techblog.tebiki.co.jp/domain-expert-a27d17292a5f
  2. LinearBの導入 • LinearB というサービスがある • GitHub と連携するだけで、その週の「サイクルタイム」が計測できる  ◯ サイクルタイム=コーディングの時間 /

    レビューが開始されるまでの時間 /            レビュー対応の時間 / デプロイの時間、の合計時間  ◯ Four Keys のうちの「変更リードタイム」をさらに超えた?指標らしい • 8人まで無料
  3. ケイパビリティ is 何 • ケイパビリティとは、ソフトウェア デリバリーと組織のパフォーマンスを改善   するための組織が持つべき能力のこと  ◯ DevOps本では24個だったが、今は27個

    • Four Keys はパフォーマンスを測るための指標  ◯ このパフォーマンスを改善するための要素がケイパビリティという関係性
  4. 遅い週の特徴をケイパビリティに分類 • 設計やレビューでの手戻りが多い   → 変更承認の効率化 • 少しの仕様変更なのに変更箇所が多い   →

    アーキテクチャ 学習文化 • レビューで同じような議論になる   → ビジュアル管理機能 • レビューに時間がかかる   → トランクベース開発 小さいバッチ単位の作業
  5. トランクベース開発/小さいバッチ単位の作業 リリースしたい機能がでかいので、Pull Request もでかい Pull Request が大きいせいで、レビューにも時間がかかっていた ↓ Feature Toggles

    を利用しながら機能を垂直的に作ることで小さくリリースしつ つ、main マージでガンガンリリースする GitOps のデプロイ環境を整備