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マルチプロダクト戦略でのプロダクトエンジニアの動き
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t_osdy
June 29, 2025
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マルチプロダクト戦略でのプロダクトエンジニアの動き
- プロダクトエンジニアの役割 各社の取り組みと課題とは?の資料になります
-
https://findy-code.io/events/2OglLRPz7cXAD
t_osdy
June 29, 2025
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Transcript
マルチプロダクト戦略での プロダクトエンジニアの動き 2025.06.30 プロダクトエンジニアの役割 各社の取り組みと課題とは? @オンライン 長田 智也 SmartHR プロダクト基盤開発部
Manager
長田 智也@t_osdy 所属 - 株式会社 SmartHR - 2020年9月入社 - プロダクト基盤開発部
Manager - 4チームをマネジメントしています 最近の出来事 - 猫を2匹飼いました - 来月第2子が生まれます! 自己紹介
SmartHRの紹介
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SmartHRのプロダクト全体像
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SmartHRのマルチプロダクト戦略 • 複数のプロダクトを展開することへ の価値 ◦ データ連携 ◦ シームレスな UI/UX ◦
既存プロダクトとのシナジー
マルチプロダクトにおける プロダクトエンジニアの取り組み
SmartHRのプロダクトエンジニアとは? 顧客への迅速な価値提供 のため、専門領域に固執することなく チームとし て向き合える • 顧客への迅速な価値提供 ◦ 試行錯誤を重ねて正解にしていく •
専門領域に固執することなく ◦ 積極的に越境しながら、価値提供に向き合う
目的は「ユーザーに価値を届ける」 その上でマルチプロダクトを推進する中でどういう関 わり方をしてきたか
グランドデザインを通じた 取り組み
グランドデザインとは? • 2-3年後に目指したい具体的な姿を機能やアーキテクチャの 観点から描き、ビジョン達成に向けた全体像を示す
これまでの進め方 • 年単位での開発スケジュールは見えていたが、最終的な構 想が見えていない部分もあった • 仕様やアーキテクチャを統一するガイドラインがない 状態だった
全体を見据えたグランドデザインの取り組み • 職能横断チームで構想段階からともに設計に参加 ◦ PM, PMM, デザイナー , エンジニア •
複数プロダクトにまたがる技術・ UIの「共通化」「指針」 • ヒアリングを通じた仮説と価値の検証
全体を見据えたグランドデザインの取り組み
全体を見据えたグランドデザインの取り組み
プロダクトエンジニアが参画することの価値 • エンジニアとビジネスサイドの認識ギャップを埋めた スムーズな意思決定 • 複数プロダクト間の技術的な整合性を保ちながら、事業価 値を最大化する設計
価値提供への解像度を上げる アプローチ
なぜ解像度を上げることが大事か • 単体プロダクトだけでは語れない価値が増えてきた • 魅力化ポイントの言語化・比較優位の明確化が必要がある • 一次情報に触れることでユーザーの判断軸を理解する
ユーザー理解を深める取り組み • ユーザーヒアリング ◦ 企画初期や構想段階からリリース後の使い心地まで ◦ 業務プロセスの “つなぎ目”に存在する課題を拾う • 商談同席
◦ ユーザーの判断軸そのものに触れる
ユーザー理解を深める取り組み • 商談同席はじめてだったけど、ヒアリング と違って獲得したい〜〜って気持ちに なってモチベーションが上がった • xxxが導入の際の障壁となっており、ここ を解決しないと話にならない • 今後予定のxxx機能については反応がめ
ちゃくちゃよかった
ユーザー理解を深めたことで得られた変化 • 「価値として何を届けるのか?」の視点で議論 • 認識のズレが減り、意思決定がスムーズに • 「このデータが他プロダクトでどう活きるか」への意識が高 まった
今後取り組んでいきたいこと
価値を見極め、最短で届ける体制の構築 課題 • プロダクト開発組織の大規模化 ◦ 各プロダクト単位で優先順位を決めていた →領域全体を見たときに「本当に価値ある機能」を 優先度の高いものから取り組むための仕組みが必要
Scrum@Scale の導入 目指す姿 • 複数のチームを「ひとつの大きなチーム」として束ねる ◦ チーム横断で優先順位を共有、依存関係や障害を 発見、解消 ◦ ユーザーにとって価値を早くリリースする体制
Scrum@Scale の導入
スケールしていく組織で求められること • プロダクト全体の ”Why”に向き合う ◦ 目の前のプロダクトだけに閉じない • これからも大事にしていきたい価値観 ◦ 価値を早く・意味のある形で届けること
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