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Elementのすすめ

Taketo Nakasuji
April 26, 2018
3.4k

 Elementのすすめ

Laravel/Vue.js勉強会#4で話した資料です。
https://laravue.connpass.com/event/82296/

Taketo Nakasuji

April 26, 2018
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Transcript

  1. Elementのすすめ
    Laravel/Vue.js勉強会#4
    株式会社FABRIC TOKYO
    CTO 中筋丈⼈

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  2. ⾃⼰紹介
    中筋 丈⼈
    株式会社FABRIC TOKYO CTO
    略歴:
    - 陸上⾃衛隊 重迫撃砲副砲⼿
    - SIer インフラ構築/業務システム開発など
    - MSP サービス企画/インフラエンジニア
    - Amazon Distribution Center エンジニア
    - 現職
    @takenakasuji

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  3. View Slide

  4. 3 keywords to know FABRIC TOKYO
    %$ܕϏδωεϞσϧ
    Direct to Consumer
    1
    εϚʔτΦʔμʔ
    Smart Order
    2
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    Mass Customization
    3
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  5. % $ ܕ Ϗ δ ω ε Ϟ σ ϧ
    1
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    Direct to Consumer

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  6. 2 ε Ϛ ʔ τ Φ ʔ μ ʔ
    Smart Order
    ମܕαΠζΛΫϥ΢υอଘɺ
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  7. 3 Ϛ ε ɾ Χ ε λ Ϛ Π θ ʔ γ ϣ ϯ
    Mass Customization
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  8. EC
    ⽣産管理
    システム
    織り
    メーカー
    縫製⼯場
    物流
    DB
    システム概要
    サイズ登録
    注⽂ 製作依頼
    検品・出荷
    依頼
    配送
    レガシーが数多く残るオーダー業界だが、ワークフロー含めて全てシステム化を⾏い⾼いUXを提供
    発注

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  9. 今⽇話すこと
    社内システムにElementを導⼊した話
    • Elementの概要
    • 採⽤した理由
    • 実装⾯の考慮

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  10. Elementとは?
    • Vue.js⽤のUI Framework
    • Github Star数: 25,619
    • npm trends: TOP (Vue.jsのUI Framework)

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  11. 豊富なComponent
    • Input, Button, Selectなどフォームによ
    く使われるComponentは⼀通り揃ってい

    • Table Componentは配列でデータを渡す
    とloopを書かずに⼀覧を⽣成してくれる
    など、実装が楽になるための機構が考慮
    されている
    • Componentのデザインもフラットデザイ
    ンによりすぎず汎⽤的に使えそうな印象

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  12. 整備されたドキュメント
    • 実際に動作するUIや使⽤例、パラメータ
    の定義などしっかりと整備されている
    • 各使⽤例ごとにjsfiddleのリンクがあり、
    すぐにカスタムして動作を確認できる

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  13. 検討のきっかけ
    • オーダースーツの不良品の原因を管理をする機能開発
    • どの部位が何cmくらいずれていた
    • ボタンの種類が間違っていた
    • 不良の原因を⼤分類、中分類、⼩分類に分けて、親分類の選択内容に応じ
    て⼦分類の選択内容が切り替わる機能要件
    • それぞれセレクトボックスを設けて制御できるけど、操作順など考慮して
    しっかりと実装するのは⾯倒。。
    • 楽をできないものか。。

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  14. こういうのを求めていた

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  15. cascaderの使い⽅
    • stateにcascaderで表⽰する項⽬を定義
    • valueはロジックであつかうもの、labelは表⽰
    されるもの
    • そのstateを:optionsでバインディング
    • あとは勝⼿に表⽰してくれるのでとても楽
    • 実構成では、マスターデータの更新を考慮して、
    componentには直接定義せず、APIからの取得

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  16. データ取得構成
    Backend
    Elementで扱いやすいデータ構造にAPIを設計
    Frontend
    get: /api/get_repair_cause_list
    “repairLargeCause”: [
    {...},
    ”repairMiddleCause”: [
    ....
    ]
    ]
    cascaderでそのまま扱える構造で
    jsonを返却
    state
    受け取ったjsonを構造そ
    のままにstateに保持

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  17. できあがったもの

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  18. データ送信の構造も考えてみる
    • cascaderは選択した項⽬のvalueを配列で保持する
    • 以下の例だと、[1, 1, 1] の配列となる
    • どういったデータになるかはvalueの定義次第なのでstringでも可
    • valueにどういったデータを持たせるかはスキーマの設計と相談(後述)

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  19. データ送信構成
    Backend
    余計なmappingやparseを必要としない構成
    Frontend
    post: /api/save_repair_cause...[1, 1, 1]
    state
    [1, 1, 1]
    status: 200
    DB
    配列を分解し各フィールドに格納

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  20. リレーション
    各マスターはデータ取得時のAPIのレスポンスにも使⽤し不整合が⽣じない構成
    不良品原因ID
    - repair_large_cause_id
    - repair_middle_cause_id
    - repair_small_cause_id
    不良品原因テーブル
    原因⼤分類ID
    - name
    - priority
    原因⼤分類マスター
    原因中分類ID
    - name
    - priority
    原因中分類マスター
    原因⼩分類ID
    - name
    - priority
    原因⼩分類マスター

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  21. 本⽇のまとめ
    • Elementの各Componentの仕様がProgrammableな設計と
    なっており開発がしやすい
    • 豊富なComponentをもつFrameworkはデザイン・実装の両⾯
    で統⼀感をもたせるのに寄与する

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  22. Weʼre Hiring!!
    • サーバサイドエンジニア
    • フロントエンドエンジニア
    • UIデザイナー
    少しでも興味ある⽅はこの後の懇親会でお声がけください!!

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