Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
実務経験なし、資格なしの学生が、AWSとAlexaをフルで活用し福岡の地域課題解決に挑んでみた話
Search
thirdlf03
March 06, 2026
2
140
実務経験なし、資格なしの学生が、AWSとAlexaをフルで活用し福岡の地域課題解決に挑んでみた話
thirdlf03
March 06, 2026
Tweet
Share
More Decks by thirdlf03
See All by thirdlf03
とにかく楽して登壇資料を作る/EasyPresentationSlides
thirdlf03
2
200
学生のうちにいろんなカンファレンスへ行こう!
thirdlf03
2
340
MCP登場から約1年!あの頃と今、何が変わった? / MCP One Year Later
thirdlf03
0
130
cursorで実践するContext Engineering
thirdlf03
1
47
Cloudflare Containers使ってみた
thirdlf03
1
32
Jujutsuを使うモチベーション
thirdlf03
1
47
uv + ruff + tyを使ったモダンな環境でdiscord bot作ってみよう(Genspark製)
thirdlf03
0
35
Workers-rs使ってみた
thirdlf03
0
20
プログラミングを教えるときに大切なこと
thirdlf03
0
22
Featured
See All Featured
The Language of Interfaces
destraynor
162
26k
JAMstack: Web Apps at Ludicrous Speed - All Things Open 2022
reverentgeek
1
400
AI Search: Where Are We & What Can We Do About It?
aleyda
0
7.2k
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
97
6.6k
Google's AI Overviews - The New Search
badams
0
950
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
50
14k
Context Engineering - Making Every Token Count
addyosmani
9
780
Hiding What from Whom? A Critical Review of the History of Programming languages for Music
tomoyanonymous
2
600
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
47
8k
Groundhog Day: Seeking Process in Gaming for Health
codingconduct
0
130
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
790
250k
The Curse of the Amulet
leimatthew05
1
11k
Transcript
JAWS DAYS 2026 Mashup for the Future 実務経験なし、資格なしの学生が、
AWSとAlexaをフルで活用し福岡の 地域課題解決に挑んでみた話 さどるふ
None
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d • 名前: さどるふ • 27卒の学生 • 福岡勢
• X: @thirdlf1 • 趣味: ハッカソン、LT、カンファレンス、ライブ JAWS DAYS 初参加! 自己紹介
タイトル通り
AWSの資格を一つも持っていない
実務経験(AWSを使ったもの )なし
ただ、
AWSと関わりがないわけではない
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d • 初めてAWSを触ったのはおそらく5年前 • AWS Summit(2025年)参加した • AWSハッカソンで、AWS賞受賞
• 学校の産学連携プロジェクト (今回の話はここ) 自分とAWSの関わり
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 企業様から課題を出してもらい、それを学生が取り組むと言ったもの AWSとの産学連携プロジェクトがあった 学校の産学連携プロジェクトとは
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d • 取り組んだ地域課題について • 開発する上で苦労したこと • どうやってAWSを勉強してくのがいいか •
まとめ Agenda
取り組んだ地域課題
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 皆さんの学校のある地域(都道府県、または市)の社会課題を発見して、 その課題を解消できるサービスを生み出す テーマ
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 福岡県におけるイノシシによる農作物被害額は全国的にも多い 令和4年度 29,184万円 全国1位 → この課題の解決策を考えた 課題の背景
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 仮定: 農家の方が手軽に導入できる獣害対策がないのではないか なぜ被害額が減らないのか
考えた解決策
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 高齢の農家の方でも手軽に使えるイノシシ威嚇システムを作る 考えた解決策
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d • 運用コストが安い • メンテナンスをほぼしなくていい • スマホやPCを使った複雑な操作がない と定義した
→ Alexa、 Edge Device、AWSを使いサービスを作る 手軽に使えるとは何か
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d • Edge Deviceのカメラがイノシシを検知すると、スピーカーか ら音がなりイノシシを追い払う • Alexaを通してイノシシの出現状況を確認できる •
Alexaに威嚇の指示を出すと、Edge Deviceを操作しスピー カーから威嚇音を鳴らせる 高齢の農家の方でも手軽に使えるイノシシ威嚇システムを作る
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d • 音声で状況を確認できる (ラジオのような感覚) • 音声を使って簡単に操作できる Alexaを選んだ理由
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d • AWSを使えば、検知に使うデバイスの演算能力は最低限で済む • 導入コストの削減 Edge Deviceを選んだ理由
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d • AWS IoT Core • Amazon SageMaker
AI • AWS Lambda • AWS S3 • Amazon EventBridge • Amazon DynamoDB • AWS Secrets Manager • Amazon Bedrock • Amazon SQS 使ったAWSリソース
アーキテクチャの説明
None
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d Edge Device周り
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d Edge Device周り
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d Alexa周り ア
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d Alexa周り
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 産学連携プロジェクト自体は終わったが、実戦で投入できてはないので、 実戦投入してみて農家の方からフィードバックをもらい 改善していきたい! 展望
めでたしめでたし
….
このサービスを作る上で 苦労したことがたくさんあった
開発する上で苦労したこと
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d • あまり詳しくないAWSリソースを使っていた • 人や時間が足りない 開発開始から発表までが約3週間くらいしかなかった チームでAWSを触れる人間が自分だけだった •
使える予算が限られていた 50000円まで(開発や動作確認含めて) 苦労したこと
あまり詳しくない AWSリソースを使っ ていた
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 今回始めた触ったリソース • AWS IoT Core • Amazon
SageMaker AI • Amazon EventBridge • Amazon SQS
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 通信に使っているMQTTってを全く知らなかった 故に、IoT Coreの通信経路で画像を送ろうとしていた →通信が詰まってずっと疎通が取れてなかった AWS IoT Core
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 自分の知ってるのはSageMakerだったので最初混乱した GPUインスタンスを使おうとしたら、Service Quotesが0で起動できなかっ た → 申請したらすぐ通った Amazon
SageMaker AI
人や時間が足りない問題
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d • 力を入れる場所の取捨選択 • 生成AIを活用 開発で工夫したところ
力を入れる場所の取捨選択
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 今回切り捨てたもの • Edge Deviceの周りの話 力を入れる場所の取捨選択
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 例えば... • イノシシが突進してきて壊れるのでは • 雨の時どうするのか とりうる状態が変数かつ想定しきれないと考えた Edge
Deviceの状態を極力考えないことにする →正常にデバイスがうごくものとして取り扱うようにした (定数)
生成AIを活用
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d • AWS Documentation MCP Serverを使いながら、ADRを生成AIに書 いてもらう •
Claude Code on Amazon Bedrockで開発する • Terraformでリソースを記述してもらう 生成AIを活用
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d ADRは、Architecture Decision Recordの略 アーキテクチャ意思決定の理由などを記録する文章のこと ADRとは
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 自分一人だったので、アーキテクトする時に知識の偏りが発生すると 考えた →生成AIにADRの下書きを書いてもらうことで、中立的な立場で書かれ た文章をみて意思決定できる なぜADR?
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d Claude CodeをBedrockで動かすことができる BedrockでClaude Opusなどを呼びだして開発しようと思ってた Claude Code on
Amazon Bedrockとは
動かそうと思ってはいたが ...
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 今回のために作ったアカウントだったため、Bedrock のクォータに引っか かってしまった。 呼び出せる回数が制限されていて、厳しかった → Kiro CLI(Amazon
Q Developer CLI)に乗り換えた Service Quotasに引っかかってしまった
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d Terraformで記述してもらうと、コードを読む感覚でインフラを管理できる (IaC) 人間、AIともにTerraformのファイルを見れば今のリソース状態がわかるよ うにした Terraformでリソース記述
使える予算が限られている問題
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d • コスト管理を徹底 AWS Budgets使って予算設定やアラート Amazon SNSでメールを飛ばす terraform
destroyでいらないリソース消せるので、コスト検知に引っかかっ たらすぐ消せる 使える予算が限られている問題
色々苦労はあったが ...
なんとか完成した!
今後どうAWSを勉強していくのが いいのか
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d AIが全てやってくれるから、人間はAWSを学ぶ必要がないのでは? って思う方もいそう 自分がAWSについて全く知らなかったらそう思ってしまうかもしれない... 生成AI進化しすぎ
今回のテーマってなんだっけ
Mashup for the Future
生成AIと人の協働
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 今回のサービス、おそらく生成AIだけでは作れなかったと思っている 生成AIと人の協働 - スマホではなくAlexa使って音声で操作するようにしよう! - 畑にラズパイ置こう -
Alexaを使って威嚇させよう! → この発想で社会課題解決しようってのは自分ならではという感覚が あったから
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 自分の考えてるもの、感覚を具現化しやすい時代になった だからこそ、AWSを学ぶ AWSを学ぶと実現できる範囲が広がる
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d • AWSの無料の範囲内でいろいろ触れる! • AI Agentを使いながら、一緒にやってみよう! 生成AIと協力しながら、AWSをつかってみよう! ただし、意思決定は自分がやろう!
あくまで生成AIはアシスタントとして
まとめ
#jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d • 色々苦労はあったが、福岡の地域課題解決に少しでも貢献できそ うなものは作れた • 生成AIをうまく使いながらAWSを学ぶのが良さそう • 自分の考えや感覚を具現化するのにAWS使ってみよう!
まとめ
ご清聴ありがとうございました