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SYUPRO-DX HISTORY 2011-2021

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September 27, 2021

SYUPRO-DX HISTORY 2011-2021

indie game developer SYUPRO-DX history.

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yokorin

September 27, 2021
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  1. HISTORY 2011-2021

  2. SYUPRO-DX HISTORY 2011 - 2012 創世期 かつて芸人を目指していた浜中・横田の生み出す 『ズレたテキスト』と『おかしな設定』で だれも見たことがない世界観のゲームをつくってみよう。 そんな思いで、SYUPRO-DXはスタートしました。

  3. THE・土下座 2011/10/13 リリース 企画・シナリオの横田のCVが印象的なカジュアルアクション。 当時アプリにボイスが入っていることは珍しく、 スマホを傾けることでビールを飲んでいるように見えるアプリ等が高いダウンロード数を叩き出していた時期。 『土下座』というキャッチーなモチーフが多くの人々の心をつかみ、約100万ダウンロードを記録。 アクションカテゴリ1位。ゲーム総合1位。 HISTORY|2011 - 2012 創世期

     
  4. お前とお前は帰ってよし! 2012/3/5 リリース(前作からの期間:5ヶ月弱) 好評だった横田のボイスを再び入れたカジュアルアクション。 その後、横田のボイスはSYUPRO-DXのお約束としてしばらく導入され続けることになる。 『THE・土下座』は「タイミングよくタップする」というゲームだったのに対し、 本作は「我が家に入ろうとする赤い人と青い人をフリックで左右に追い払う」というもの。 アクションカテゴリ3位。無料総合3位。 HISTORY|2011 - 2012 創世期

  5. 自動ドアに挟まれて 2012/3/14 リリース(前作からの期間:9日) 『お前とお前は帰ってよし!』と同時期に並行して開発したカジュアルアクション。 プレイヤーが操作するのは「自動ドアを開け閉めするタイミング」のみ。 登場する人物が自動ドアに挟まるとゲームオーバーになるが、 本作の見どころはゲームオーバー時に自動ドアに挟まった人物が言う『ヘンな一言感想』。 SYUPRO-DXのテキストと世界観を前面に押し出した結果、 ゲームそのものより『一言感想』が評価され、長期にわたり根強くダウンロードされ続けた作品。 アクションカテゴリ3位。無料総合3位。 HISTORY|2011

    - 2012 創世期
  6. 今すぐ装備していくかい? 2012/4/25 リリース(前作からの期間:42日) RPGで武器などを購入したとき店主に言われる「ここで装備していくかい?」というセリフを広げた作品。 タップで装備して、フリックで脱がせて、またタップで装備するというスピードアクション。 「今すぐ」装備できないとゲームオーバーとなる。 ここから入間川幸成がサウンド制作としてSYUPRO-DXに参画。初めてアプリに楽曲がついた。 さらに本作の特筆すべき点は、企画・シナリオの横田が執筆した『やたらと長いあらすじ』。 ちょっとした短編小説に匹敵するボリュームを誇り、それを読んだプレイヤーからは、 「あらすじこそ本編」というありがたいコメントを頂戴することに成功。してやったりな作品。 HISTORY|2011

    - 2012 創世期
  7. 彼はパイルドライバー 2012/5/3 リリース(前作からの期間:8日) パイルドライバーに命をかけた結果、 「パイルドライバー」が彼を指す代名詞になってしまったレスラーを操るカジュアルアクション。 スマホを傾けてコーナーにパイルドライバーを直撃させるというもの。 一度でもパイルドライバーに失敗するとゲームオーバーとなり、主人公のレスラーは、 「おれはもうパイルドライバーじゃない…」という言葉を残して引退しようとする。 また、入間川幸成が制作した本作のBGMが非常に好評で、初めて楽曲の無料ダウンロード配布を実施した。 アクションカテゴリ1位。スポーツカテゴリ1位を獲得。 HISTORY|2011

    - 2012 創世期
  8. SYUPRO-DX HISTORY 2012 - 2013 迷走期 それなりにダウンロードはされるが、思うように収益が伸びない時期が続く。 「何が問題なんだ?」「どうすればいい?」と思い悩み しばらく試行錯誤をくり返したのがこの時期。 思いついたことを片っ端から試してみようと、かなり短いスパンで開発・リリースをくり返した。

  9. 回るインテリ 2012/11/11 リリース(前作からの期間:半年) SYUPRO-DX初のパズルゲーム。 見た目をスタイリッシュにし、楽曲はテクノポップを採用するなど『オシャレな雰囲気』に気を遣って制作。   ゲームそのものの受けは良かったが、 当時ウリとしていた「ズレたテキスト」「ヘンテコな世界観」が失われたせいか、 ダウンロード数も伸び悩んでしまった作品。 SYUPRO-DXのアプリでは最もダウンロードされていない。 HISTORY|2012

    - 2013 迷走期
  10. 電波バリ3!鉄太郎 2013/1/8 リリース(前作からの期間:2ヶ月弱/2本同時リリース) ある鉄人がモチーフの「鉄太郎」を操作して敵を倒すアクションゲーム。 リモコンで操作できるタイプのロボットだが、近くにいたら危ないので隣町から操作を行う。 そのため敵も味方も非常に小さく、視界不良の中で戦う『遠距離バトルアクション』。 「スマホの電波表示は5本だったり•マークだったりするのでもうバリ3とか誰も言わない」という、 時代遅れ感を前面に出した作品。 HISTORY|2012 - 2013 迷走期

  11. 拝啓、モールス信号 2013/1/8 リリース(前作からの期間:2ヶ月弱/2本同時リリース) 口ベタで自分の言葉で話すのが苦手な男の子が、得意なモールス信号で好きな子に告白するゲーム。 画面に現れる「ー(ツー)」と「・(トン)」をタイミングよくタップして、 モールス信号を打つという『音のない音ゲー』。 ちなみに、好きな女の子に対して彼の気持ちはまったく伝わらないが、 「純情で不器用な主人公」というモチーフに手応えを感じた作品。 HISTORY|2012 - 2013 迷走期

  12. 母ちゃんの奴隷 2013/1/15 リリース(前作からの期間:1週間) 「俺は母ちゃんの奴隷じゃないっつーの!」というセリフのパロディから生まれた作品。 少年の目には時には鬼のようにも見える「母ちゃん」から走って逃げるランアクション。 アプリストアでは「タイトルのインパクト」や「ぱっと見のヘンさ」などで興味を引いた結果、 一気にダウンロードが伸びることがあるので、意図的にパロディのタイトルをつけている。 HISTORY|2012 - 2013 迷走期

  13. 乾杯のしすぎ 2013/2/1 リリース(前作からの期間:半月) 本当にカジュアルなアプリが流行していた時期なので、 それにならって制作された「乾杯をするとグラスが割れる」という作品。 タイトルは「そういえば、たくさん乾杯しても『乾杯のしすぎ』とは言わないよね」という、 ことば遊びから付けられた。 HISTORY|2012 - 2013 迷走期

  14. 観覧車キッス 2013/2/8 リリース(前作からの期間:1週間) 本当にカジュアルなアプリが流行していた時期なので、 それにならって制作された「観覧車で恋人たちがキッスする」という作品。 やはり「LOVE」「カップル」「恋人たち」というモチーフは強力で、 ダウンロード数を稼げるのではないかという安易な判断から作られた。 HISTORY|2012 - 2013 迷走期

  15. SYUPRO-DX HISTORY 2013 - 2015 逆転満塁ホームラン期 SYUPRO-DXが迷走していた2012年2月、iOS版「パズル&ドラゴンズ」がリリースされ、一気にブレイク。 パズドラの成功を受けて2012年〜2013年頃に多くの企業がスマホアプリ市場に参入してきた結果、 個人デベロッパーはストアの上位に登りつめるのが困難になってきていた。 この頃のSYUPRO-DXは『数を打って当てよう』とした挙句、

    とにかくスピード重視で手当たり次第に開発していたので、精神的にも限界を迎えていた。 ここで「こんなことはもうやめよう」「本当に作りたいものを作ろう」と腹をくくる。 3人とも大好きだが「作るのは無理だろう」と思い、今まで開発を避けてきたRPGを作ることを決意。 この判断が功を奏し、ヒットを生み出すことになる。
  16. あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね 2013/5/16 リリース 持ち味である『ヘンテコなことば』『脱力系の世界観』を生かすため、「ことばで戦うRPG」を発想。 「もし勇者が人付き合いに苦手意識を持っていたら?」 「呪文が『セリフ』だったら面白いんじゃないか?」というアイデアからストーリーを膨らませ、 「仲間を勧誘すると酒場が増築されていって一向に酒場から出られない」 「大人の階段を登って人間的に成長(レベルアップ)する」という肉付けをしていった。 今までに見てきた変な人、理不尽な物言い、人生経験をすべて注ぎ込み制作。 広告費ゼロ、ノンプロモーションながらクチコミだけでプレイヤーを広げ、 強豪企業がひしめくロールプレイングカテゴリ、アドベンチャーカテゴリで1位獲得。

    小説化、漫画化もされたSYUPRO-DXの出世作。 HISTORY|2013 - 2015 逆転満塁ホームラン期
  17. HISTORY|2013 - 2015 逆転満塁ホームラン期 奴は四天王の中で最も金持ち 2014/10/30 リリース 2021年9月現在、App Store レビュー評価件数1.7万件、平均評価★4.8という高評価。 プレイヤーに『無料RPGの最高傑作』『文句の付けようがない良ゲー』 『無料で王道RPGを名乗れるのはこのゲームだけ』とまで言わしめたパワーを持つ。(ありがとうございます)

    「家庭用ゲームに近い本格派RPGを作りたい」という気持ちから制作を開始し、 こちらもSYUPRO-DXの強みを生かした「ことばで戦うRPG」を意識。 「二つの言葉を合わせて自分だけのワザを作れるシステム」を思いつく。 二つのものを合わせてひとつになるものは何だろう?→ガチャのカプセルだ!と繋がり、 「課金によって強くなった悪の四天王」に対して「ガチャで戦う主人公」という、 現代のスマホゲーム市場を風刺した内容となっているが、あくまで展開は王道。 90年代RPGへの多大なるリスペクトが詰まった仕上がりとなっている。
  18. HISTORY|2013 - 2015 逆転満塁ホームラン期 あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね(小説) 2015/2/20 横田がゲームを小説化。 カバーデザインと挿絵は小山健先生。 展開はほぼ原作準拠だが、 『ドブネズミ』の主人公は一言もしゃべらないのに、 小説では主観視点で心の声を延々垂れ流し続けるので、 「主人公がしゃべらないゲームをノベライズする難しさ」を痛感。

    地元の本屋に並んでいるのを見つけたときは本当にうれしかった。
  19. 彼女は最後にそう言った 2015/5/10 リリース 山奥の村で行われる不思議な祭の夜に、同級生の死の真相を探る時間ループADV。 『四天王』では本格派RPGに高評価を得た反面、ダウンロード数が伸びずに収益が出せなかったため、 「ボリュームを減らす」「もっとスマホで遊びやすく」を念頭に開発。 戦闘だけのRPGを作ろうとして『ドブネズミ』が生まれたので、 今度は戦闘なしのRPGを作ろうとして生まれたのが本作。 シナリオ、楽曲、操作性が多くの人に支持され、App Store ゲーム総合1位。

    ファミ通App読者が選んだ2015年ベストゲーム第5位。 先日、アプリのリリースから6年越しとなるサウンドトラックを配信開始。 HISTORY|2013 - 2015 逆転満塁ホームラン期
  20. 2015年8月、ひっそりと法人化。総勢3名。 HISTORY|2013 - 2015 逆転満塁ホームラン期

  21. SYUPRO-DX HISTORY 2015 - 2021 必死期 『彼女は最後にそう言った』のヒットにより多数のオファーが舞い込むも、 すべてが未経験の「やったことないもの」ばかり。 各所に出向いて何度もミーティングを重ね、アイデアを出し、手を動かし続けた。 その中で縁に恵まれ、家庭用ゲーム機での共同開発とリリースを果たすことができたが、

    オファーの対応に追われ、自社アプリの開発に時間を割くことができなくなり、再び収益が落ち始める。 しかも、良い作品にしようと必死に取り組んだ企画のほとんどが形にならないまま立ち消えてしまい、 結果、給与が減り続ける事態に陥る。 しかし、誰も「やめよう」とは言わず、ギリギリのラインでずっと開発を続けていた。
  22. あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね(漫画) 2016-2017 あきづきりょう先生のコミカライズ。 コミッククリアにて連載。 16×16のドット絵だったキャラクターが、 生き生きと動くのを見て感激。 毎回下書きからチェックさせていただき、 打ち合わせを重ね、イベントを開催したりもした。 単行本全2巻。 2巻の巻末にはゲームのエンディング後を描いた、 書き下ろしエピソードを収録。

    HISTORY|2015 - 2021 必死期
  23. 世界一長い5分間 2016/7/28 発売(PS Vita / Steam / Nintendo Switch) 日本一ソフトウェア×SYUPRO-DX共同開発。 横田シナリオ・入間川サウンドでの家庭用ゲーム機デビュー作。

    魔王の目の前で思い出が全部吹っ飛び、 仲間の名前や自分の必殺技すら思い出せなくなった勇者が、 魔王と戦いながら思い出にダイブして、 今までに何があったかを思い出すアドベンチャーRPG。 限定版の特典冊子には横田が持ち込んだ企画書がほぼそのまま載っていたり、 入間川が作曲した歴代アプリの楽曲が収録されたサントラが付属していた。 ファミ通クロスレビューでゴールド殿堂入り。 HISTORY|2015 - 2021 必死期
  24. 終わらない夕暮れに消えた君 2017/3/31 リリース 『彼女は最後にそう言った』から1年10ヶ月ぶりとなる自社スマホゲーム。 夕暮れの終わらない島で起きた消失事件を探る孤島伝奇ADV。 見つからないタイムカプセル、かくれんぼをしていて帰ってこなかった友達、少年時代の約束など、 郷愁の中に秘められた真実を解き明かしていく。 本作から、アプリのリリースに合わせてサントラを同時配信。 『彼女は』の姉妹作として制作し、シナリオと音楽は高評価をいただいたが、 スマホゲームは流行の移り変わりが早く、リリース期間も開いてしまったため、 以前ほどダウンロード数が伸びなかった。

    「たくさんの人に遊んでほしい」という気持ちから、 課金なし、ほぼバナー広告のみでリリースしていた結果、 収益はかなり厳しいものになってしまった。 HISTORY|2015 - 2021 必死期
  25. 終わらない夕暮れに消えた君(pixiv chat story) 2017/10/13 - 2019/7/31 LINEのトーク画面のように左右からフキダシが飛び出して、 会話形式で進んでいく「チャットストーリー」形式での連載。 全30回。原作監修:SYUPRO-DX。 イメージイラスト:タダノなつ先生。 HISTORY|2015

    - 2021 必死期
  26. どうして勇者様はそんなに弱いのですか? 2017/12/8 リリース 魔王城に向かう勇者が最後に立ち寄る教会にいた少年と、 スライムにも大苦戦する最弱の女勇者が出会い、 姿すらわからない魔王を倒しにいく超必殺技ADV。通称『勇弱』。 『彼女は』『夕暮れ』の流れを汲む戦闘なしRPGだが、 本作はメインシナリオにKey『Summer Pockets』などでもシナリオを務めるハサマ氏を迎え、 過去にない布陣で開発を行った。 この頃から、SYUPRO-DX3人の給与は前年の半額にまで落ち込む。

    HISTORY|2015 - 2021 必死期
  27. HISTORY|2015 - 2021 必死期 奴は四天王の中で最も金持ち(Ver.2.0) 2019/1/25 リリース 追加シナリオを含む大型アップデート。 ゲームセンターを出禁になった『出禁四天王編』と、 課金によってスラムに墜ちた『ハイ課金四天王編』を実装。 裏ボスや2周目プレイも追加されてボリュームアップ。 ワザのセットがラクにできる機能追加で利便性もアップ。

    サウンドトラックも同時配信開始。
  28. ディスティニーコネクト 2019/3/14 発売(PS4 / Nintendo Switch) 時間停止した街の中で少女と心優しきメカが出会い、 街の運命を紡ぐタイムトラベルRPG。 『世界一長い5分間』に続き、 横田シナリオ・入間川サウンドで参画。 少年少女が未来を救う魂揺さぶるジュブナイル。

    入間川のバトル曲が好評価。 かつて子供だったあなたと、 いつか大切なひとを見つけるキミへ。 HISTORY|2015 - 2021 必死期
  29. ココロインサイド 2020/8/13 リリース 2021/1/2・2021/4/18 追加シナリオ配信開始 人の心に入り込むアプリを駆使して謎を解き明かすアドベンチャー。 完全新作としては『勇弱』以来、2年9ヶ月ぶりの自社スマホゲームとなる。 「軽い遊び心地でバトルやシナリオに没入する楽しさ」をお届けしたくて、 ライトな戦闘とミステリアスな展開で、やめ時がわからなくなるゲームを目指した。 メインシナリオは6章+有償追加シナリオ2章分の計8章。 サブクエストは50以上と相当なボリュームがある。 横田は気づいていなかったが、ゲーム内のテキストは文庫本10冊分以上にもなる。

    サントラは4枚リリースされており、入間川はひとりで86曲も作った。 ココロインサイドを作っている最中、ついに3人の給与は…… 本当に必死だった。本作で幾ばくかの収益を出し、どうにか先に繋げることができました。 HISTORY|2015 - 2021 必死期
  30. SYUPRO-DX HISTORY 2021 - 今後は海外展開! 家庭用ゲーム機向けにも! いろいろありましたが、インディーゲームデベロッパーとして10年やってこられました。 たくさんの方にSYUPRO-DXのゲームを遊んでもらえたからこそ、我々は今も作り続けていられます。 10年間、ほぼ日本のみでリリースし続けてきましたが、今後は海外にも進出していきたいです。 家庭用ゲームで育った3人ですから、家庭用ゲーム機にも憧れがあります。

    これからも、ちょっと泣けたりするような『物語を味わうゲーム』を作り続けていきます。 お読みいただきありがとうございました!                                 SYUPRO-DX(浜中剛 / 横田純 / 入間川幸成)