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20180329_RPA勉強&LT会!RPALT vol1_セミナー

0819kevin
March 29, 2018

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  1. ▪RPA概要 ・RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の概略 ・RPAの適用業務領域 <RPAとは> ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation, RPA)とは、認知技術(ルールエンジン・機械学習・人工知能等)を活用した、 主にホワイトカラー業務の効率化・自動化の取組みです。 人間の補完として業務を遂行できることから、仮想知的労働者(Digital

    Labor)とも言われています。 • 定型事務作業を自動化するものと、AI等で高度な知的処理を自動化する ものがあります。 • 定型作業の自動化については、欧米のみならず日本のオペレーションにおいて も効果が実証され、実用段階になっています。
  2. ・ UiPathの特徴(ITPro談) •UiPath 操作記録と直観的なデザイナーでシナリオ開発を容易に UiPathはユーアイパス(UiPath)のRPAツールである。従来はルーマニアに本社を置いていたが、2017 年8月に本社機能をニューヨークに移した。ニューヨークやロンドン、日本などに活動の範囲を広げつつある。 クライアント型のツールとして、クライアントPCにインストールして作業を自動化する。ロボット集中管理の製 品であるオーケストレーターと組み合わせて、サーバー型の集中管理も可能にしており、スモールスタートから 大規模運用までの拡張性を備えることが特徴である。 ロボットの実行状況をレポーティングする機能も備える。オープンソースの全文検索エンジン

    「Elasticsearch」やログデータの解析・可視化ツール「Kibana」と連携した基盤により実現している。 Blue Prismと同様、金融・医療分野をメインターゲットとしている。医療ではデータの電子化や支払い処 理をはじめ、医療システムにおける患者の利用管理・症例管理などの利用例がある。 シナリオ開発についてはオペレーションの録画機能に加えて、マイクロソフトの統合開発環境「Microsoft Visual Studio」と同様のインタフェースを提供する。直観的なワークフローにより、開発者の作業効率を向 上させている。 ▪UiPathについて
  3. ・ UiPathの仕組み ①UiPath Studio 定義 ビジネスプロセスのフローチャートによって、ロボットを定義する開発環境。 ②UiPath Orchestra 管理 ロボットの管理や実行制御をおこなうサーバー

    WEB上から監視、管理が可能 ③UiRobot 実行 実際にアプリケーションを操作するロボット UiPath Studioで作られたプロセスを実行できる ★UiPath Studio Community Edition • 無料で使える • 教育機関、非営利団体、小規模事業者(年間売上100万ドル以下または250台以下の ワークステーション環境)であれば利用可 • サーバーでの利用は不可 • Recorder、マクロの記録に制限 ▪UiPathについて
  4. ▪用語解説 UI Element アプリケーションのボタン、スクロールバー、メニューなどのことを指します。 Selector アプリケーションのUI Elementを特定するために使用する、Attribute情報が記載されているXML設定情 報です。 Activities ボタンのクリック、文字の加工、ファイルの読み込み、アプリケーション操作などの自動化アクションです。

    Sequence ワークフローの最小タイプです。線形処理に適しており、単一ActivityからActivityへシームレスに移動し、 単一のアクティビティグループとして機能します。 Flowchart 多線形処理に適しているワークフローです。 Sequenceとは異なり、複雑な条件分岐の設定が可能である ことから、大規模なジョブから小さなプロジェクトに至るまでの様々なワークフローとして利用可能です。 Variables Variablesは複数の型のデータを格納するために使用されます。
  5. ▪作成オブジェクト UiPathによるbot作成の大まかな流れを以下に示します。 なお、Orchestratorを用いた運用では、一プロジェクトに一つのMainを配置する 構成とする必要があります。 1. プロジェクトを作成 2. Flowchartを作成 3. Flowchartの中にSequenceを作成

    4. Sequenceの中に各種アクティビティを定義 5. 作成したBotをOrchestratorへPublish 6. 作成したBotを UiPath Robot にReleaseし、適宜スケジュール / トリガー を設定 (FORの利用においては設定不可) 7. 運用開始