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【勉強会】海外へのエンジニア転職ノウハウ

Avatar for Kiyohito Kunii (Kiyo) Kiyohito Kunii (Kiyo)
September 10, 2025
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 【勉強会】海外へのエンジニア転職ノウハウ

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Kiyohito Kunii (Kiyo)

September 10, 2025
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  1. 自己紹介... 國井清人 株式会社OPERA TECH CTO&共同創業者 英国エディンバラ大学卒業、インペリアル・カレッジ・ロンドンで計算科 学修士号を取得。キャリアの大半を英国で過ごし、フルスタックエンジ ニアとしてスタートアップに参画、その後ロンドン本社の QuantumBlack にて機械学習エンジニアとして勤務。

    昨年日本に帰国し、生成 AIを活用したコンタクトセンターソリューション 事業を展開する株式会社 OPERA TECHを創業。 普段はPythonとTypeScript中心に書いてます。 • 10年以上イギリスに住んでいて最近帰国しました。 • 連絡先(ハンドル名は921kiyo): • Github: https://github.com/921kiyo • X/Twitter: 921kiyo_jp (フォローしてね! )
  2. 海外転職の際に直面する壁 ググってもあまり情報が少なすぎる - ブログ記事が古すぎる - 自分の事情と若干違う - 治安は? - その国の就活事情とかどんな感じなの?

    → 人に直接相談しましょう! - 交流会に行く (都心だとそういったイベント結構やってます ) - ブログ記事書いた人にDMする (海外経験者は似たような海外経験者の友達多いです ) - 知り合いに紹介してもらう (友達の友達くらいにお願いする。あとこれくらい積極的な方が海外言った時にそもそも人生うまく 行きやすいですよ。) - このあとのQ&Aで質問しましょう (なるべく頑張って答えます)!
  3. 海外転職の際に直面する壁 英語、マジ出来ないんだけど。。 → さっさと移住する準備しましょう ダメな例: まだ準備できてないから、XXくらい英語伸ばしてからXX後に行く予定にしよう。 現実的な方法: - インプット側を圧倒的に増やす (まずは圧倒的にリーディングと単語。そしてリスニング

    )。 - リーディング: Very Short Introductions, Kindle, ウェブの記事 (Hackernews) - リスニング:Netflixを英語の字幕で英語で聞く (耳が慣れるのに時間がかかる) - 国内にいる間はライティングとスピーキングの上達力は遅いので、最低限レベルを目指す。 - 面接でゆっくり自分のことを伝えることができるコミュニケーション力は伸ばす - 今だったらAIツールとかとアリかも? - TOEICは時間の無駄なのでやめましょう - あと体感、海外に住んでも2年くらいはペラペラしゃべれるようにならない。
  4. 海外転職の際に直面する壁 貯金どうしよ。。 - 希望する国で最初の6ヶ月分くらいの生活費を貯金しよう (今円安だけど頑張ろう。)。 - (理想は)日本にいても英語を使う副業等で稼ぎながら英語力伸ばして外貨を稼ぐ。 - japan-dev.com -

    remoteok.com 家族の理解が。。 - 長期的なプランを事前に話し合っておこう (パートナーの仕事、子育て、学校 ) - 実際に移住してみると - 想定よりすぐ日本に帰国する場合もある (Visaの更新が上手くいかなかった。現地に馴染めなかった等 ) - 想定より長く日本を離れる場合もある (自分も結局13年もイギリスに住んでました😅)
  5. 苦難の乗り越えたら良いことも 海外在住中 - 知り合いの輪が圧倒的に広がる (バックグランドの違う人と過ごすと人生豊かになる ) - 気軽に知らない国に旅行行ける - 英語

    (または現地語の)のソースで情報取得ができる : OSSのDocとか苦じゃなく読める - もちろん国にもよるが、エンジニアの待遇が良い (特にアメリカ)。更に今は円安なので顕著に差が出る。 帰国後 - 日本に戻ってくると更に暮らしやすく感じる (衣食住全て) - 日本人で英語ができるエンジニアが少ないので、キャリアでチャンスが増える - なんかあったら別の国に住んで働けると思えて精神安定する
  6. VISAの取得方法を調べる - よくある王道のVISA取得方法 1. 内定もらった企業からスポンサーをしてもらう (最も王道) 2. その国の特殊なVISAを取得する a. 特別ビサ

    (例えばイギリスのTechNationのGlobal Talent Visa, High-potential Visa等) b. ワーホリVISA c. 起業VISA,学生VISAとその後に働けるVISA等 3. 配偶者ビザ (多分レアケース) 4. 日本支社からIntra Transfer - 希望している国のVISAの難易度、期間、コスト等から転職先の国を絞り込む - VISAの条件を確認する (最低年収、就労条件、職種、更新頻度等) - VISAにある程度目処が見えたら、仕事探しをする
  7. 海外での転職活動パターン - 転職活動パターン 1. 日本からオンラインで探して、内定をもらってから移住する a. エンジニア職だと全く不可能ではない b. 内定取ってから出国なので色々リスクも少ない 2.

    現地で探す (語学学校、大学院留学、ワーホリをしながら就労VISAにス イッチする) a. 面接は圧倒的にしやすい 3. 日本支社にまずは入社してIntra-transferをする a. 出来たらこれは手厚いが、期間や希望の通りいかないことも多々あ る - 海外では仕事探しは圧倒的にLinkedIn (今すぐプロフを作ろう)! - Locationを日本ではなく現地に変更 - 希望職種のキーワードをプロフに入れって引っかかるようにする - リクルーターと仲良くなって紹介してもらう
  8. エンジニア面接を受ける - 面接方法は一般的なエンジニア面接と同じ 1. コーディング面接 2. アルゴリズム、システムデザイン 3. Behavioural ソフトスキル、経験等

    - ゆっくりと話して伝えることを意識する - その国のエンジニアの転職事情を調べておこう - その国景気の影響、VISAの難易度等も政党によって毎年変わったりしている。 - 日本と違い求職者と求人企業とのパワーバランスが違うケースも多い
  9. AMA (Ask Me Anything) & もっかい自己紹介 國井清人 株式会社OPERA TECH CTO&共同創業者

    • AIを活用した大企業コンタクトセンター向けのAI受電エージェントの開発 • We’re hiring (副業でもフルタイムでも OK)! 英国エディンバラ大学卒業、インペリアル・カレッジ・ロンドンで計算科 学修士号を取得。キャリアの大半を英国で過ごし、フルスタックエンジ ニアとしてスタートアップに参画、その後ロンドン本社の QuantumBlack にて機械学習エンジニアとして勤務。 普段はPythonとTypeScript中心に書いてます。 • 10年以上イギリスに住んでいて去年帰国しました。 • 連絡先(ハンドル名は921kiyo): • Github: https://github.com/921kiyo • X/Twitter: 921kiyo_jp (フォローしてね!)