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品質向上のマインドセット
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achanggg
October 16, 2025
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品質向上のマインドセット
品質を向上させるにはどうしたら良いのか
achanggg
October 16, 2025
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Transcript
品質向上のマインドセット Quality First - 顧客満足とテストの原則 By あっちゃん
本日の内容 • 1. 品質とは何か? • 2. 品質=顧客満足 • 3. ソフトウェアテストの7原則
• 4. まとめ
品質とは何か?
品質の定義 • 品質とは、製品やサービスが持つ特性の集まり • 単なる「不具合がないこと」ではない • 顧客のニーズや期待を満たすこと • 継続的な改善が必要
品質=顧客満足
品質とは顧客の満足である • 顧客の期待を理解する(当たり前品質≒要件定義) • 期待を超える価値を提供する(魅力的品質) • 顧客の声に耳を傾ける • 継続的なフィードバックループを構築する •
長期的な信頼関係を築く
顧客満足を実現するために • 顧客視点での品質基準を設定 • ユーザビリティとパフォーマンスの両立 • 早期からの品質への取り組み(レビュー) • 全員が品質に責任を持つ文化 •
データに基づく意思決定
ソフトウェアテストの7原則
ソフトウェアテストの7原則 • 原則1: テストは欠陥の存在を示す • 原則2: 全数テストは不可能 • 原則3: 早期テストで時間とコストを節約
• 原則4: 欠陥の偏在 • 原則5: 殺虫剤のパラドックス • 原則6: テストは状況次第 • 原則7: 「バグゼロ」の落とし穴
原則1: テストは欠陥の存在を示す テストは欠陥が存在することを示すことはできますが、欠陥が存在しないことを証明する ことはできません。 テストによって欠陥の数を減らすことはできますが、欠陥が見つからなかったからといって、 そのソフトウェアに欠陥がないとは言えません。 テストは品質を向上させる手段の一つですが、完璧を保証するものではありません。 品質を向上できないのか、問い詰める事が重要です。
原則2: 全数テストは不可能 すべての入力の組み合わせや実行パスをテストすることは、簡単なソフトウェアでも現実 的ではありません。 リスク分析と優先順位付けを行い、限られた時間とリソースの中で最も効果的なテスト に集中する必要があります。 重要なのは、最も価値の高い箇所を適切にテストすることです。
原則3: 早期テストで時間とコストを節約 開発ライフサイクルの早い段階でテスト活動を開始することで、欠陥を早期に発見でき ます。 早期に見つかった欠陥は、後の工程で見つかった欠陥よりも修正コストが大幅に低くな ります。 要件定義やデザインの段階からテスト観点を取り入れることが重要です。
原則4: 欠陥の偏在 多くの場合、欠陥はソフトウェアの特定の部分に集中しています。 パレートの法則によれば、全体の欠陥の約80%は、モジュールの約20%に集中してい ます。 過去のデータや経験から、欠陥が多く発生しそうな領域を特定し、そこに重点的にテス トリソースを配分することが効果的です。
原則5: 殺虫剤のパラドックス 同じテストケースを繰り返し実行していると、やがて新しい欠陥を見つけられなくなります 。 これは、殺虫剤に対して害虫が耐性を持つようになるのと似ています。 定期的にテストケースを見直し、更新し、新しい視点でテストを設計することが必要で す。
原則6: テストは状況次第 すべてのソフトウェアに同じテスト手法が適用できるわけではありません。 医療機器のソフトウェアとゲームアプリでは、求められる品質レベルやテスト手法が大きく 異なります。 プロジェクトの特性、リスク、規制要件などを考慮して、適切なテスト戦略を選択する必 要があります。
原則7: 「バグゼロ」の落とし穴 欠陥を見つけて修正することは重要ですが、それだけでは十分ではありません。 欠陥がゼロでも、ユーザーのニーズを満たさないシステムは品質が高いとは言えません。 品質とは顧客満足であり、顧客が本当に必要としている機能や使いやすさを提供する ことが最も重要です。
まとめ
品質向上のために大切なこと • 品質=顧客満足を常に意識する • テストの限界を理解し、賢く実践する • 早期からの品質への取り組みを徹底する • 継続的な改善と学習を続ける •
チーム全員が品質に責任を持つ
今日から始められること • 顧客視点で製品を見直す • テストケースを定期的に更新する • 欠陥データを分析し、予防策を考える • チームで品質について話し合う •
小さな改善を積み重ねる
ご清聴ありがとうございました Quality First - 品質は全員の責任