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プロダクトマネジメントを組織に根付かせるボトムアップの取り組みについて / Bottom-up-efforts-to-take-root-in-product-management

akihiro
April 23, 2024

プロダクトマネジメントを組織に根付かせるボトムアップの取り組みについて / Bottom-up-efforts-to-take-root-in-product-management

akihiro

April 23, 2024
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  1. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. 自己紹介 和田明大(@aki_hiro0038) 株式会社ヘンリーのPM(2023年10月~) toCとtoB両方のプロダクトでPMを経験

    PMconf、日本CPO協会で時々ボランティア スタッフを担当 ※本資料ではプロダクトマネージャーはPMと記載
  2. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. Copyrights(c) Henry, Inc. All

    rights reserved. ・国内唯一の病院対応のクラウドネイティブ型電子カルテを開発・  提供するスタートアップの会社 ・ミッションは『社会課題を解決し続け、より良いセカイを創る』 ・日本初、企業としてのノーベル平和賞受賞が目標 株式会社ヘンリー
  3. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. 事例1:PMの多様化問題 状況: ・事業成長に伴いPMが数十人の規模に拡大 ・PM経験者ばかりではなく、事業のターゲットとする

     ドメインの経験者や社内異動でPMになった割合も多い 課題: ・PMとしての成長の仕組みが十分に用意されておらず、  各現場に一任されている
  4. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. 結果: ・およそ1シーズンごとに10名程参加。しかしシーズン中全ての  勉強会に参加できたのは4人程度 ・シーズンを重ねるごとに噂が広まりPM以外の参加者が増えた

    学び・気づき: ・Q毎でも恒常的な機会を作るのがボトムアップでは難しかった  ⇨PMの自己学習方法のススメについて整理して展開 ・PMとの協業についての関心が高まっている 事例1:PMの多様化問題
  5. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. 事例2:事業の多様化問題 結果: ・斜めのPMメンバーから1on1が入るようになった ・PM以外のメンバーからも賞賛の声を貰い、PMの組織を超て、

     会社に勇気を与える事ができた 学び・気づき: ・PMの意思決定に関する学びは、PMの枠を超えてあらゆる  ポジションのメンバーの学びにできる
  6. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. 事例3:概念の独り歩き問題 結果: ・社内の共通言語としてジョブが扱えるようになった 学び・気づき:

    ・プロダクトマネジメントに関する言葉を共通言語化する事で  より仕事を進めやすい環境に ・プロダクトマネジメントに関わる知識はPMが補完し、  率先して背中を見せていくべし 下記はPM以外からの投稿
  7. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. 今日伝えたかったこと ・プロダクトマネジメントはPMのみが行うものでは無く、  プロダクトカンパニー全体で担うものと捉え、  PMはそれを率先してリードするためのポジションと考える

     (プロダクトリーダーシップの発揮が求められる) ・既に一定の経験を積んできたPMにおいて、  PMの組織づくりのみでなく、周辺環境となる会社全体にも  プロダクトマネジメントを浸透し、根付かせる事が役目の一つ