モータースポーツから見る技術的挑戦の意義

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1. 中 央 ⼤ 学 ⼤ 学 院 理 ⼯ 学 研 究 科 情 報 ⼯ 学 専 攻 修 ⼠ 1 年 内 ⽥ 敦 也 （ AT S U YA U C H I D A ） モータースポーツから⾒る技術的挑戦の意義
2. ⾃⼰紹介 • 略歴 • 1999/04/13 横浜市瀬⾕区 ⽣ • 2018/03 私⽴ 湘南学園⾼等学校 卒 • 2022/04 中央⼤学⼤学院 理⼯学研究科 情報⼯学専攻 ⼊学 • バイト歴 • 個別指導塾講師（〜2020/08） • Webエンジニア＠港区ベンチャー企業（2020/11〜） • 得意（︖）分野 • Rails，Node.js，Rust • メタヒューリスティクス（AtCoderでアルゴは茶⾊なのにAHCは緑⾊） @kb_17Cl @kb_chvidmeti17cl
3. ところで… モータースポーツにどんなイメージをお持ちですか︖
4. ところで… モータースポーツにどんなイメージをお持ちですか︖ ただ走ってるだけ…？ 個人戦 環境に悪そう… 技術と何の関係が…？ そもそも見る機会が全くない… え？スポーツなの？ マ◦オカートは含まれる？
5. ただ⾛っているだけではない︕ 技術者同⼠の戦いも醍醐味の⼀つ︕︕
6. 例を挙げるとキリがない • タイヤ交換の⾼速化（F1では2秒程度で終わる） • ウイングの⾓度を数ミリだけずらす（これだけで結構タイムが変わることも…） • エンジン性能向上 • 少しマシンにエアロパーツを追加してみる • マシンの耐久性の向上 • 電⼦的なデバイスを搭載する • データをしっかり収集する • 戦略決定のアルゴリズム開発 • Etc…
7. ところが… カーボンニュートラル化の波が…?
8. カーボンニュートラル 2020年10⽉、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラル を⽬指すことを宣⾔しました。 出典︓環境省 脱炭素ポータル （https://ondankataisaku.env.go.jp/carbon_neutral/about/）
9. 内燃機関オワコン説…︖ 内燃機関を使わないレースも誕⽣
10. FORMULA Eもいいけど… 全て電気化すればいいってもんなのか︖
11. 技術者が諦めるはずもなかった トヨタの技術者が⽔素に⽬を付けた︕
12. ⽔素エンジン爆誕︕ 2𝐻! + 𝑂! → 2𝐻! 𝑂 ⼆酸化炭素の排出ゼロ︕︕︕
13. ⽔素エンジン爆誕︕ 24時間耐久レースで完⾛︕︕︕
14. 課題はまだ⼭積み… でも 市販化への道のりも︕ 出典︓トヨタイムズ ⽔素エンジン、市販⾒据えるトヨタの現在地 第２戦富⼠ （https://toyotatimes.jp/report/hpe_challenge_2022/006.html）
15. 選択肢を狭めていいのか︖ カネのかかる技術的挑戦がこの問題に対するトヨタの答え
16. 勿論これ以外にも︕ • F1 • e-Fuelの導⼊（⼯場で排出されたCO2 ，H2 などの再利⽤） • 電気・ガソリンのハイブリッド化（2014年~） • MotoGP（⼆輪最⾼峰レース） • 電動バイクによるMotoEクラスの新設（2019年〜） • Etc…
17. さいごに 技術的挑戦，皆さんはどう思われますか︖
18. ご清聴ありがとうございました