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内科クリニックにおける_KPI経営の設計図とその実践施策.pdf
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CLINICS
September 07, 2026
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内科クリニックにおける_KPI経営の設計図とその実践施策.pdf
CLINICS
September 07, 2026
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Transcript
内科クリニックにおける KPI経営の設計図とその実践施策
⽬次 01 | はじめに P.03 02 | 内科クリニックの経営環境 ‧経営環境の変化を数値で確認する P.05
03 | KGI‧KPIの設計図 ‧診療科別の具体的な数値⽬標 P.11 04 | KPI達成のための実践施策 ‧マーケティング×マネジメントの両輪で動かす P.17 05 | CLINICSのご紹介 P.28 ©2026 MEDLEY, INC. 2
01 | はじめに ©2026 MEDLEY, INC. 3
はじめに 本資料の説明 ⽣活習慣病診療へのニーズが⾼まる⼀⽅で、内科クリニックの経営環境は⼤きく変化しています。 厚⽣労働省「医療経済実態調査」によれば、内科クリニックの収益構造は年々厳しさを増してお り、「忙しいのに利益が残らない」と感じる経営者が少なくありません。 本資料では、船井総合研究所とメドレーの共催ウェビナー「内科クリニックの理想の経営数値を 公開 〜開業時から仕込む、理想の経営を⽀える『重要KPI』の設計図〜」の内容をもとに、全国 500件超の内科クリニック⽀援実績から導き出されたKGI‧KPIモデルと、その達成に向けた具体的 施策をまとめたものです。これらの設計図と施策を実践いただくことで、「忙しいのに利益が残ら
ない」状態から抜け出し、着実に利益を残せる経営基盤を築いていただくことを⽬指していま す。 ©2026 MEDLEY, INC. 4
02 | 内科クリニックの経営環境 ©2026 MEDLEY, INC. 5
内科クリニックの経営環境 医療経済実態調査および⼈⼝動態を⾒ると、変化のポイントは3つあります。これら3つの変化が ⽰すのは、「ルールを理解し対策するクリニックが評価される時代」への移⾏です。 ①コスト構造の悪化 ②供給過多‧競争激化 ③診療報酬改定の潮流 医業収益‧損益差額(利益) は下降傾向にある⼀⽅、給与 費‧医薬品費‧材料費は上昇 外来患者数はすでにピーク
アウト。無床クリニック数 は微増が続き、需要より供 給が多い状態 「プロセス評価→アウトカ ム評価」へ移⾏中。令和10 年以降はアウトカム評価が 本格化する⾒込み 出典:船井総合研究所社資料より ©2026 MEDLEY, INC. 6
内科クリニックの経営環境①コスト構造の悪化 医療経済実態調査によると⼀般診療所の収⽀実態は、医業収益が伸び悩む⼀⽅、物価⾼や給与費の 上昇により医業費⽤は増加しており、損益差額(利益)は⼤きく悪化しています。 このことから 物価‧⼈件費の⾼騰下で 利益を確保するには 「仕組みによる⽣産性の向上」 が必須です。 出典:厚⽣労働省「医療経済実態調査」⼀般診療所(集計2)∕1施設当たり損益(千円)。「無床」は⼊院診療収益なしの施 設。
給与費は前々年度69,751→前年度72,226千円(+3.5%)。損益差額=医業収益+介護収益-医業‧介護費⽤(介護収益:前々年度 ©20262,766→前年度2,825千円)。 MEDLEY, INC. 7
内科クリニックの経営環境②供給過多‧競争の激化 外来患者数は2025年ごろをピークにすでにピークアウトしていますが、無床診療所の数は微増して います。需要よりも供給の伸びが⼤きい状態が続いており、内科クリニック間の競争環境は年々激 しさを増しています。 出典:外来患者数:厚⽣労働省第16回第8次医療計画等に関する検討会 参考資料1「外来医療計画関連資料」(令和4年10⽉26 ⽇、患者調査‧国⽴社会保障‧⼈⼝問題研究所推計)∕無床診療所数:厚⽣労働省「医療施設動態調査」 ©2026 MEDLEY, INC.
8
内科クリニックの経営環境③診療報酬改定の潮流 診療報酬改定も「プロセス評価」から「アウトカム評価」へ軸⾜を移しており、令和10年以降はこ の流れが本格化する⾒込みです。診療そのものより、治療の継続や⽣活習慣改善といった結果が厳 しく問われる時代に近づいています。 プロセス評価 (診療⾏為そのもの を評価) アウトカム評価 (結果を評価) 2022年
2024年 2026年 リフィル処⽅ 箋の導⼊。 「薬を出すだ けの診療」で はなく⻑期処 ⽅の適正化を 評価する流れ が始まる ⽣活習慣病管 理料へ移⾏。 計画書作成‧ 指導管理のプ ロセスが評価 対象に かかりつけ機 能制度の本格 運⽤、⽣活習 慣病の重症化 予防データ収 集が本格化 令和10年以降 (予測) 治療継続‧⽣ 活習慣改善な どの結果(ア ウトカム)を 評価する仕組 みが完成する ⾒込み 出典:船井総合研究所社資料より ©2026 MEDLEY, INC. 9
内科クリニックの経営環境 ①〜③の変化が⽰すのは、「ルールを理解し対策するクリニックが評価される時代」への移⾏で す。 内科クリニックの損益分岐点は⽉間1,000〜1,200⼈程度とされ、成⻑を⾒据えるなら⽉間2,000⼈ を診療できる体制が⼀つの⽬標になります。とはいえ「ルールを理解し、損益分岐点を超えて 2,000⼈を⽬指してください」では、あまりに漠然としています。 そこで有効なのがKGI(重要⽬標達成指標)とKPI(重要業績評価指標)です。感覚や経験に頼ら ず数値で現状を診断し打ち⼿を決める「KPI経営」こそ、⼆極化が進む今、マクロな⽬標を⽇々の 診療で追える数値にまで分解する⼿段になります。 次章では、このKGI‧KPIの設計図を紹介します
©2026 MEDLEY, INC. 10
03 | KGI‧KPIの設計図 ©2026 MEDLEY, INC. 11
KGI‧KPIの設計図 KGI‧KPIは「夢」を頂点とするピラミッド構造で整理します。マクロからミクロへ落とし込むこ とで、具体的なToDoまで⼀貫した設計が可能になります。 夢 先⽣が開業したことで叶えたい⽬標 KGI レセプト枚数‧レセプト単価‧継続率 etc KPI 新患数‧再診数‧診療枠数‧検査数‧⼈時⽣産性
etc 戦略 集患‧効率化‧マネジメント‧単価アップ etc 戦術 Web導線最適化‧事前Web問診‧予約最適化‧カルテ作成‧決済 etc 戦闘 各クリニックごとの具体的なToDo 出典:船井総合研究所社資料より ©2026 MEDLEY, INC. 12
KGI‧KPIの設計図 KGI‧KPI達成に向けた具体的なToDoを導き出すため、まずは年商を構成する変数を分解して数値 で捉えます。各変数を個別に最適化することで、年商の構造的な引き上げが可能です。 次のスライド以降、⽣活習慣病診療にフォーカスしたKGI‧KPIモデルをご紹介します。 年商 = (枠/時間 × 診療時間/通院頻度) ×
単価 × ⽉間診療⽇数 × 12か⽉ 変数① 枠/時間 診療効率の最⼤化 変数② 通院頻度 適切な頻度での通院継続 変数③ 単価 患者1⼈あたりの収益性向上 単に「診察を短くする」のではな く、事前のWeb問診やスタッフへ のタスクシフトにより、医師が診断 ‧治療⽅針の決定に集中できる環境 作りが鍵です。 患者満⾜度を下げる最⼤の要因で ある「診察待ち‧会計待ち」のス トレスをいかに排除できるかが重要 になります。次回の予約取得から会 計までのフローをスムーズにし、通 院のハードルを下げる仕組みが求 められます。 ⾃院の強みとなる「専⾨検査」や 「⾃⼰注射等の指導管理」への移⾏ を促し、レセプト1枚あたりの収益 性を⾼めます。医師の属⼈的な提案 に頼るのではなく、事前の問診段階 から専⾨診療へ誘導する院内フロー の標準化が問われます。 システム連携による「事務作業‧転 記のゼロ化」が直接的にこの数値を 押し上げます。 出典:船井総合研究所社資料より ©2026 MEDLEY, INC. 13
KGI‧KPIの設計図 ⽣活習慣病診療の中でも患者数の多い循環器内科を例に、数値に落とし込みます。KGIの⽬安は⽉ 間レセプト枚数1,200枚、慢性疾患⽐率65%以上です。鍵になるのは「慢性疾患⽐率」で、⽐率が ⾼いほど患者が定期通院を続け、安定した医業収⼊につながります。 循環器内科 • • ⽉間レセプト枚数:1,200枚 慢性疾患⽐率:65%以上 ※医師1名当たり
/ 延べレセプト枚数1,000枚以上の場合に限る / 慢性疾患⽐率=慢 性疾患レセプト枚数÷延べレセプト枚数 マーケティングKPI • • • • 慢性疾患新患数:20件/⽉ 循環器系疾患新患数:30件/⽉ 1時間当たり患者枠数(2割初診):12枠/時間 レセプト単価:900点 マネジメントKPI • スタッフ1⼈当たり売上:65,000点 年商試算(理論値) • 医師1⼈体制で年商1.0億〜2.1億円 KGI 出典:船井総合研究所社資料より ©2026 MEDLEY, INC. 14
KGI‧KPIの設計図 同じ考え⽅は、他の⽣活習慣病診療にも応⽤できます。慢性疾患⽐率やレセプト単価の⽔準は診療 科によって異なりますが、「診療枠をどう効率化するか」「通院をどう継続してもらうか」「レセ プト単価をどう⾼めるか」という3つの変数を最適化する構造は共通です。 糖尿病/内分泌/代謝内科 呼吸器内科 • 呼吸器疾患⽐率:70% • レセプト単価:1,100点
(⼀般的な⾵邪‧内科診療は約500〜600点) • • ⽉間レセプト枚数:1,200枚 慢性疾患⽐率:80% • • • • • 1時間当たりの枠数(内新患2割):15枠/時間 新患数:発熱200件‧呼吸器100件 呼吸器専⾨検査移⾏率:60% 継続率:95% • 糖尿病+内分泌疾患新患数:40件/⽉(糖尿病 5割以上) 在宅⾃⼰注射患者⽐率:20% 1時間当たり患者枠数(0.5割初診):10枠/時 間 レセプト単価:1,150点 マネジメントKPI • スタッフ1⼈当たり売上:70,000点 • スタッフ1⼈当たり売上:70,000点 年商試算 (理論値) • 医師1⼈体制で年商1.1億〜2.2億円 • 医師1⼈体制で年商1.5億〜3.0億円 KGI マーケティングKPI • • 出典:船井総合研究所社資料より。在宅⾃⼰注射患者⽐率=在宅⾃⼰注射レセプト数÷糖尿病レセプト数。いずれも⼀般的な傾向‧理 論値であり、診療科の構成や地域特性、患者層によって実際の数値は異なります。 ©2026 MEDLEY, INC. 15
KGI‧KPIの設計図 ここまでの3つの変数と診療科別モデルが、KGI‧KPIの『設計図』です。続いて、この設計図を実 際に動かすための実践施策を、『マーケティングKPI』と『マネジメントKPI』の2軸で⾒ていきま しょう。 ©2026 MEDLEY, INC. 16
04 | KPI達成のための実践施策 ©2026 MEDLEY, INC. 17
KPI達成のための実践施策 患者の継続率を中⼼とした『マーケティングKPI』と、スタッフの⽣産性を中⼼とした『マネジメ ントKPI』⸺それぞれの具体策は以下の通りです。両軸を同時に改善することで、売上と⽣産性 の好循環が⽣まれます。 マーケティングKPI マネジメントKPI • 患者の離脱を防ぎ、継続率を上げる • 院⻑が診察に集中するためのタスクシフト
• 診察‧会計待ちをなくし患者満⾜度を⾼める • 全業務の棚卸しと仕組み化 • Web問診で患者の医療偏差値を上げる • スタッフが主導的に動ける体制構築 • 専⾨検査への誘導率を⾼める • システム/インフラによる業務⾃動化 出典:船井総合研究所社資料より ©2026 MEDLEY, INC. 18
マーケティングKPI:継続率が下がる3つの要因 マーケティングKPIの中で最も重要なのが「継続率」です。継続率が低い=患者が離脱していると いうことです。まずは、離脱の原因を構造的に理解します。 2 1 3 満⾜度の低下 病識の⽋如 来院のきっかけ不⾜ 待ち時間が⻑いにも関わらず
診察時間が短い。 診察待ち‧会計待ちのストレス が離脱の最⼤要因。 患者が「なぜ治療を続けるの か」を理解していない。 症状が軽快すると ⾃⼰判断で通院を中断。 次回の来院で 何をするのか不明確。 次回予約を患者本⼈に任せ、 離脱してしまう。 継続率の正体 = 満⾜度 ×病識 ×来院のきっかけ では、その中でも満⾜度を下げているボトルネックは具体的にどこにあるのか。次のスライドで特定します。 出典:船井総合研究所社資料より ©2026 MEDLEY, INC. 19
マーケティングKPI:業務時間のBefore/After 船井総合研究所がクリニックに訪問し、どの業務にどれだけ時間がかかっているかを1患者ずつ計 測しました。1件あたりの時間は短くても、1⽇80名以上のクリニックでは合計100分以上の削減効 果が⾒込めます。 現状の課題 改善策 医師のカルテ⼊⼒ 看護師の問診聴取 受付‧会計業務 1件あたり平均1分20秒
(患者退室から次の⼊室までの 空⽩時間) 1件あたり平均1分30秒 (紙問診→⼿書き→PC⼊⼒の 3〜4⼯程) 会計待ちが患者満⾜度を低下 (保険証確認‧算定‧精算に⼿ 作業集中) 医療クラーク導⼊+2診察室制 Web問診の導⼊ 後払い会計 医療クラークがカルテ⼊⼒を代 ⾏、2部屋交互運⽤で空⽩時間 ゼロ 患者が事前回答→カルテに ⾃動反映、SOAPのSが診察前に 記⼊済み +マイナ資格確認 診察後すぐ帰宅可能、会計業務 そのものを削減 出典:船井総合研究所社資料より ©2026 MEDLEY, INC. 20
マネジメントKPI:⼀⼈当たり売上(⼈時⽣産性)とは 続いてもう⼀つの軸、マネジメントKPIです。代表指標は『⼀⼈当たり売上(⼈時⽣産性)』です。 ただし単純な「⽉間医業収⼊÷スタッフ⼈数」ではNGです。職種ごとの貢献度に応じた「傾斜配 分」が必要です。保険点数を直接算定する医師の貢献度を最も⾼く、次いで検査‧指導管理に関わ る有資格者、効率化を担う医療事務という序列でウエイトを設定します。 ©2026 MEDLEY, INC. 21
マネジメントKPI:⼈時⽣産性の算出例 下記は、設定したウエイトを元に算出した例です。属⼈的な感覚に頼らず、こうした共通のものさ しを⽤いることが、経営の質を正しく測るポイントです。 算出例:⽉間医業収⼊1,000万円∕医師1名‧有資格者3名‧医療事務5名の場合 職種 ⼈数 ウエイト ⼈時数(ポイント) 根拠 医師
1名 ×8 8 診断‧治療⽅針の決定 により医業収⼊を直接 創出 有資格者(看護師‧臨床検査 技師等) 3名 ×2 6 検査実施‧指導管理加 算など、保険点数に⼀ 部直接関与 医療事務 5名 ×1 5 直接的な点数算定はな いが、業務効率化で全 体の回転率を⽀える 合計⼈時数:19ポイント ⼈時⽣産性:1,000万円 ÷ 19ポイント ≒ 526,315点 出典:船井総合研究所社資料より ©2026 MEDLEY, INC. 22
マネジメントKPI:⼈時⽣産性の⽬標⽔準 p22の例で算出した526,315点は、p14〜p15で⽰した診療科別の⽬標⽔準(循環器内科65,000点、 糖尿病内科‧呼吸器内科70,000点)にはまだ届いていません。慢性疾患⽐率や単価を⾼め、この⽔ 準を超えていくことが⽬標になります。 出典:船井総合研究所社資料より ©2026 MEDLEY, INC. 23
マネジメントKPI:棚卸し3ステップ スタッフ⽣産性を上げるには、院⻑が「判断」と「対話」に集中し、それ以外の業務をチームに 移管する「タスクシフト」が不可⽋です。ただし、業務の棚卸しだけではうまくいきません。 2 1 3 徹底的な棚卸し 将来への仕組み化 スタッフ主導の体制 すべての業務を
徹底的に棚卸し 「近い将来の限界」を⾒越す 検査枠と記録をリード 患者数が増えてもスタッフ全員 の負担が増え続けないフローを 構築。属⼈性を排除し、誰が担 当しても同じ品質で回る運⽤を ⽬指す。 検査の予約枠管理から予診、記 録⼊⼒までをコメディカルが リード。医師は準備された情報 を確認し、最終的な「判断」と 「対話」に集中する。 診療業務を細かく明確に区分。 院内で完結させることに拘ら ず、委任‧外注‧システム化で きる業務は積極的に移管する。 出典:船井総合研究所社資料より ©2026 MEDLEY, INC. 24
マネジメントKPI:タスクシフトとチーム連携 タスクシフトを進める際は、「設計」と「実⾏」で視点を逆にする必要があります。院⻑を頂点と する組織のピラミッドを、上から⾒て設計し、下から⾒て実⾏することが、現場を潰さずに進め る鉄則です。 考え⽅は上から 実働は下から 設計図づくり パンク回避の鉄則 院⻑(医師) 院⻑(医師)
看護師‧専⾨職 看護師‧専⾨職 事務‧受付 事務‧受付 システム‧インフラ システム‧インフラ まず頂点の「院⻑」業務から、 「医師しかできないこと」以外をすべて洗い出し、 下の階層へ降ろす設計図を描く。 いきなり上から丸投げすると現場がパンクする。 まず⼀番下の「⼟台(事務‧インフラ)」から着⼿し、 受け⽫の余⽩を作ってからタスクを移譲する。 出典:船井総合研究所社資料より ©2026 MEDLEY, INC. 25
KPI達成のための実践施策 マーケティングKPI‧マネジメントKPIの施策は、Web問診や後払い会計などシステムで即効性の あるものから着⼿し、医療クラーク導⼊や2診察室制といった運⽤変⾰へ段階的に進めるのが現実 的です。効果を検証し続けるには、正確なデータをリアルタイムに把握するインフラが不可⽋で す。必要なのは、03章で⾒た年商分解の3変数「枠/時間、通院頻度、単価」をそれぞれ実測でき るデータです。 ① 時間データ ② 通院データ
③単価データ 患者1⼈あたりの診察‧検査時 間が分かると、ボトルネックを 特定できる(→変数1「枠/時 間」に対応) 通院頻度‧離脱タイミングが分 かると、適切なフォローが可能 になる(→変数2「通院頻度」 に対応) 加算の算定状況が分かると、算 定漏れを特定し仕組み化で対策 が打てる(→変数3「単価」に 対応) 予約‧問診‧診察‧会計を⼀元化するデータ基盤が不可⽋ これらのデータをリアルタイムに把握するための具体的な基盤として、次章でCLINICSをご紹介します。 出典:船井総合研究所社資料より ©2026 MEDLEY, INC. 26
まとめ 内科クリニックの経営環境は、コスト構造の悪化、供給過多‧競争激化、診療報酬改定の潮流と いう3つの変化により、明確な⼆極化が進んでいます。「診療枠」は埋まっているのに、思うよう に利益が残らない⸺その感覚の背景には、経営を⼤枠の数字だけで捉え、KGI‧KPIという設計図 が⾒えていないという課題があります。 「夢」を頂点としたピラミッド構造で経営を分解し、診療科ごとの特性に応じた数値⽬標を設定 すること。そして、マーケティングKPIとマネジメントKPIの両軸から具体的な施策を積み重ね、 タスクシフトを段階的に進めていくこと。この2つが、「忙しいのに利益が残らない」状態から抜 け出し、理想の経営数値にたどり着くための道筋です。 ©2026
MEDLEY, INC. 27
05 | CLINICSのご紹介 ©2026 MEDLEY, INC. 28
メドレーが⽬指す医療プラットフォームの未来 医療従事者には“AI搭載システム”を、患者には“総合医療アプリ”を提供。 各領域の医療事業者と患者‧⽣活者がひとつにつながる医療プラットフォームを⽬指しています 医療従事者向け AI搭載システム 患者向け 総合医療アプリ 医科診療所 業務効率化とより良い患者体験を⽀援する 病院‧有床診療所
いつもの医療が変わるアプリ「melmo」 医療PFのプロダクト群はAI機能を推進 調剤薬局 ⻭科診療所 予約可能な 医療機関数 1万件 以上 ※ アプリで24時間、 簡単に予約できる 簡単にチェックイン ⾃動決済で診察後も そのまま帰れる オンライン診療で もっと便利に ©2026 MEDLEY, INC. ※melmoから予約できる 医科∕⻭科∕薬局数の合計 29
プロダクト概要 クラウド型電⼦カルテを中⼼に 診療‧経営‧患者体験‧医療DXを 集患 受診導 線 AIと⼀体化したオールインワンシステムです 経営分 析 予約
問診 電子カルテ部門 オンライン診療 導入実績 利用医療機関数 No.1 No.1 約 ITトレンド 2024上半期 CLINICS レセ チェック ※1 受付 チェック イン 診察 会計 対⾯ オンライン診療 CLINICS 3,500 ※2 件 ※3 ※1出典元: トレンド上半期ランキング2024」(株式会社innovation & Co.、2024年6⽉) ※2出典元:富⼠キメラ総研「ウェアラブル∕ヘルスケアビジネス総調査2024」(2023年実績) ※3 2025年12⽉末時点。オンライン診療と電⼦カルテの合計数 最新のUPDATE AI要約アシスト AI⽂書アシスト 医療 DX対応 資格確認/電子処方箋等の連携基盤/ DX加算の算定/制度更新への即応 ©2026 MEDLEY, INC. 30
プロダクト概要:機能⼀覧 カルテ‧レセコン 機能 かかりつけ⽀援 機能 医療DX 機能 処⽅箋 クラウド型電⼦カルテ WEB予約(時間帯‧順番
*1) (レセコン⼀体型) オンライン資格確認 (外来診療) WEB問診 レセプトチェック オンライン診療 経営分析ダッシュボード チェックイン機能 法⼈連携機能 (マイナ保険証‧アプリ) 他社システム連携機能 スマート会計 AIアシスト 機能 AI AI要約アシスト AI⽂書アシスト*1 居宅同意型 オンライン資格確認 (訪問診療‧オンライン診療) 電⼦処⽅箋 Reserve with Google連携 (マップからCLINICS予約に遷移) *1:リリース時期未定(開発中) ©2026 MEDLEY, INC. 31
プロダクト概要:クラウド型電⼦カルテ(レセコン⼀体)① カルテ 基本性能 ⼊⼒漏れやミスを防ぎ、正確な記録をその場でサポート 適応症/投与量チェック 医師の業務負荷をカルテ作成‧書類作成を中⼼に効率化します (適応症‧投与量‧投与⽇数) 療養計画書を簡単作成 (専⽤フォームで簡単⼊⼒) オーダーセット
所⾒欄へ転記 (病名‧主訴所⾒‧処置⾏為) (問診内容‧検査数値) 処⽅箋の事前発⾏ (診察室で患者に渡せる) [⼀括編集機能] 処置⾏為の「並び順」「投薬⽇数」の 1クリック編集 [薬容量換算] 年齢‧体重に応じた⾃動計算+アラート ©2026 MEDLEY, INC. 32
プロダクト概要:クラウド型電⼦カルテ(レセコン⼀体)② レセコン 基本性能 レセプト点検‧作成中も、他の作業を同時に進められる効率的な仕組み レセチェック1画⾯完結 受付から会計、レセプト(チェック‧請求)、帳票出⼒までを⼀元管理 (内包型だから即時修正可能) 患者詳細検索‧出⼒機能 (疾患‧診療⾏為‧特定公費) 1画⾯完結で⾒落とし防⽌
[レセプトチェック] カルテ画⾯へリンク‧即時修正 [患者検索] 患者属性別に「検索‧リスト化‧CSV出⼒」 ©2026 MEDLEY, INC. 33
AIアシスト機能:AI要約アシスト(第⼀弾) 診察時の会話をカルテ内蔵型のAIが⾃動要約‧SOAP形式に変換 カルテ⼊⼒の負担を軽減し、医師が患者と向き合う時間を増やします カルテ作成は「⼊⼒作業」から 「確認‧調整」 へと再定義する SOAPが⾃動⽣成され、 1クリックでカルテ反映‼ タイピング回数最⼩化を⽀援する リアルタイム⾃動書き起こし
⾃動要約(全⽂ → SOAP形式) カルテ 内包型 ⽣成AI 活⽤ カルテ転記は 1クリック反映 ガイドライン 準拠 要約テンプレートのカスタム機能 ©2026 MEDLEY, INC. 34
CLINICSが選ばれる理由 “4つのコアソリューション”により、理想のクリニックづくりを⽀援します 1 2 AIアシスト 機能 3 シームレスな 操作性 4
かかりつけ ⽀援機能 経営分析 機能 集患 受診導線 AI 予約 問診 経営分析 CLINICS レセ チェック 受付 チェック イン XX XX 診察 会計 記録‧⽂書作成の ⾃動化を⽀援 運営に必要な⼀連の業務を 1画⾯に集約‧業務完結 運営の効率化‧安定化 ©2026 MEDLEY, INC. 対⾯ オンライン診療 待ち時間がない 快適で便利な通院を実現 経営を可視化しデータに 基づいた意思決定を⽀援 患者体験の向上 経営の安定化 35
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