Jul 14, 2022都市のセンシング/データ活用事例の紹介:都市にデータを用いるセンス吉村有司 Yuji Yoshimura東京大学先端科学技術研究センター特任准教授 Jul 14, 2022
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Jul 14, 202226/01/20122デジタルツインとは、今後の我々の社会(e.g., 建築・都市計画・まちづくり)にとって、なくてはならい基礎技術、社会インフラ目的
Jul 14, 202226/01/20123直ぐに出来上がるというものでもない。だからこそ、短期、中期、長期的な戦略が必要
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Jul 14, 202226/01/20125最適化した方が良い分野• 防災・防犯• インフラ管理• モビリティ• 環境・エネルギー最適化は避けた方が良いかもしれない分野• まちづくり• 市民参加・教育• 地域活性化・観光• 文化データを用いたというと大概最適化の問題に行き着く都市にデータを用いるセンスが必要
Jul 14, 202226/01/20126日景ルートの提案(Google Street Viewsからのビッグデータ解析に基づく)After DX(これから):- ヒトの感じ方からの評価(e.g., 人の目線)- 短期的なサイクルでの評価(e.g., リアルタイムすら対応可能)Before DX(いままで):- 上空からの評価(航空写真、緑被率)- 地上を歩いている人間の感覚との相違
Jul 14, 202226/01/20127衛星画像(夜間光)を用いた縮小都市(Shrinking Cities)の定量評価手法の提案衛星からの夜間光を時系列に比較分析:光があるところ=人がいるところAfter DX(これから):- 衛星データの利活用- 中長期的な評価でなく、短期的なサイクルでの評価ができる出典:NASABefore DX(いままで):- 国勢調査などを利用- データが数年毎になってしまう- 短期サイクルでの評価が難しい出典:総務省統計局ホームページhttps://www.stat.go.jp/data/jinsui/2019np/index.html
Jul 14, 202226/01/20128歩行者空間化による周辺の小売店・飲食店の売上への影響
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Jul 14, 202226/01/201211東京都全域における歩行者空間の分布と、時系列による用途変更のマッピング手作業でやっていては何年も掛かってしまう
Jul 14, 202226/01/201212歩行者空間化すると、そこに立地する小売店・飲食店の売り上げは向上結果
Jul 14, 202226/01/201213今後、ウォーカブルを推進したい自治体や私企業、団体へのサイエンス側からの最大のバックアップ結果
Jul 14, 2022Email[email protected]Twitter@ABcruasanhttps://twitter.com/ABcruasan地中海ブログhttp://blog.archiphoto.info/ご清聴ありがとうございました!Thank you so much for your attention