$30 off During Our Annual Pro Sale. View Details »
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
フェーズに合わせたアウトカムの射程を支えるエンジニアリング
Search
Ryota Misumi
May 20, 2025
0
380
フェーズに合わせたアウトカムの射程を支えるエンジニアリング
Ryota Misumi
May 20, 2025
Tweet
Share
More Decks by Ryota Misumi
See All by Ryota Misumi
複雑化したcomponent群と向き合う / #241106_plk_frontend
deltama37
1
380
Featured
See All Featured
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
174
15k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
274
41k
Taking LLMs out of the black box: A practical guide to human-in-the-loop distillation
inesmontani
PRO
3
2k
A brief & incomplete history of UX Design for the World Wide Web: 1989–2019
jct
1
260
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
77
5.2k
Kristin Tynski - Automating Marketing Tasks With AI
techseoconnect
PRO
0
110
The Spectacular Lies of Maps
axbom
PRO
1
400
AI Search: Implications for SEO and How to Move Forward - #ShenzhenSEOConference
aleyda
1
1k
Groundhog Day: Seeking Process in Gaming for Health
codingconduct
0
65
Balancing Empowerment & Direction
lara
5
820
Odyssey Design
rkendrick25
PRO
0
430
Leo the Paperboy
mayatellez
0
1.3k
Transcript
© LayerX Inc. Confidential フェーズに合わせたアウトカムの射程を ⽀えるエンジニアリング 2025/05/20 【Startup in Agile
#4 】みんなの「アウトカムの射程」を語ろう!
© LayerX Inc. 2 三⾓ 亮太(delta) • 株式会社LayerX ◦ 2024/04〜バクラク申請/経費精算
• 好きな食べ物: うどん・みかん
© LayerX Inc. 3
© LayerX Inc. 4
© LayerX Inc. 5 会社全体でミッション「全ての経済活動を、デジタル化する。」を達成したい!スタートアップ プロダクトチームにブレイクダウンして考えると 「プロダクトの価値が早く正しく届いた状態」 アウトカム🤔
© LayerX Inc. 6 ⽴ち上げから価値を最速最⼤で届けることにフォーカスした結果、シリーズ全体で15,000社を突破 これまでのバクラク申請‧経費精算
© LayerX Inc. 7 frontendもそうできていればよかったが‧‧ • 世のfrontendの流れに追いつけなかった • バクラク初期にfrontend expertがいなかった
• プロダクトの性質上frontendが複雑になりやすいことを⾒据えた設計になっていなかった 時間軸と共に指数関数的に開発が難しくなってる状態 でもfrontendのコードベースはそうじゃなかった ⼊社当時感覚値この辺
© LayerX Inc. 8 8割のタスクで⼿を⼊れるコードの構造に課題がある状態 「⼀⽇でできます!」が「⼀週間かかりました‧‧‧」になったりする アウトカムを実現できない😢 • 影響範囲を読みきれず開発の遅延 •
バグの増加 • ⼿戻り • QAコストの増加 • 不具合対応増加 • 開発遅延 「プロダクトの価値が早く正しく届いた状態」‧‧‧ 開発の⼼理的安全性の低下
© LayerX Inc. 9 去年はビジネス上の危機があり短期のアウトカムを狙うフェーズだった ここの根本的な解決に投資せず、品質を保ちつつ早くリリースすることにフォーカス ⻑くなっちゃうからチームメンバーの資料を貼ってますお家に帰ったら是⾮‧‧ なお去年 激動の一年を通じて見えてきた「技術 でリードする」ということ
本当に必要なのは「QAという技術」 だった!試行錯誤から生まれた、品 質とデリバリーの両取りアプローチ 右にズレるのを頑 張って⽌めてた
© LayerX Inc. 10 • より⻑期で⼤きなアウトカムを⾒据えるタイミング • プロダクトのスケールを⾒据えて新しい⼈も増やしたい 元々いる⼈も開発が難しいのに新しい⼈のキャッチアップコストがかかり過ぎてスケールができない🥺 プロダクト‧会社のフェーズが変わって新しい課題も
© LayerX Inc. 11 組織のスケール‧プロダクトのスケールを⾒据えてリアーキテクティングしてます • 8割のタスクで⼿を⼊れてた部分だけやる • FEまるごと全部はやらない(コスパがよくないほとんどアウトカムに繋がらない) アウトプット割と進んできたので早くアウトカムだしたい〜〜〜〜
FEの負債解消へ こっちの線を⽬指す
© LayerX Inc. 12 ※リアーキテクティングの詳細はこちら 最後に宣伝 複雑なフォームと複雑な状態管理に どう向き合うか ※TS Kaigi2025でも設計にフォーカ
スした話が聞けます