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pixivisionを動かし続けるために

ふぉの
September 29, 2023

 pixivisionを動かし続けるために

2023-09-29, PIXIV MEETUP 2023 (LT1-2)
https://conference.pixiv.co.jp/2023/meetup#lt

ふぉの

September 29, 2023
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Transcript

  1. 看取った機能たち 消したもの 使っていないから看取る • 独自ABテスト • 管理画面の一部ロール • 運用実態のない表示領域 •

    記事末導線テンプレート管理 • 公開済み記事の膨大な編集履歴 吸収合併したもの まとめて片寄せする • 記事データ形式(2形式⇒1形式) • 記事サムネイル形式(2形式⇒1形式) 18
  2. 深まる検討と実装 分割 ベタ書きの脱却と疎結合化 • どこで分割するか • 分割して差し替えたらどうなるか • 疎結合にして差し替えるのに適切な 場所はどこか

    抽象化 移譲と認知負荷の軽減 • 適度な抽象度か • 既存実装に抽象度のブレはないか • この抽象は何を表現しているのか 22
  3. 整頓方針 • 分類に名前がついていなかったのでPublic, Adminと名付けた • 処理の役割に合わせてPublic, Adminの分離を行い Spotlight Public Admin

    Responsive Segregation と名付けた 頭文字から「エスパーズ」と呼んだが呼ぶ機会はあまりない 26
  4. 整頓方針 • CQRS(クエリコマンド責務分離)とセットで考え 3種類に整頓(4分類だが、1分類は該当処理なし) • 記事本体の読み書きに関して、下記のように整理できた CQRS\SPARS Public Admin Command

    N/A(該当処理なし) (表示側で書き込む) Admin/ArticleCommandRoutine (管理側で書き込む) Query ArticleQueryRoutine (表示側で読み込む) Admin/ArticleQueryRoutine (管理側で読み込む) 27
  5. アーキテクチャ改善の続き • 突き詰めると一番身構えるべき変更がわからなくなる • それを脱するにはこの問いが発生する ◦ pixivisionをどうしていくか ◦ 今の実装をどう変えて何を実現したいか •

    限られたリソースで優先順位をつけなければならないので、 精度高く、意図を持って決めておく必要性が認識できた • 記事を編集しているチームとより密に連携する必要が出てきた 30