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Power Apps 用語集

Spumoni
December 01, 2022
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Power Apps 用語集

Spumoni

December 01, 2022
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  1. 1.Filter(テーブル, 数式) と LookUp(テーブル, 数式)は、 テーブルの中の数式で一致するレコードをを返します。 Filter(IceCream, Price < 300)

    // 300円より安いアイスクリームを返します 2.Filterは、一致するすべてのレコードを返しますが、 LookUpは、見つかった最初のレコードだけ返します。 LookUp(IceCream, Price < 300) // 300円より安いアイスクリームを1つだけ返します 3.Search(テーブル, 検索文字列, カラム1[,カラム2,...])は、 カラムに検索文字列を含むレコードを返します。 Search(IceCream, "s", "Flavor") // フレーバーにsを含むものを返します。 sは大文字でも小文字でもかまいません。カラムは、複数指定できます。 ふくより Filter, SearchとLookUp Power Apps 用語ひとくち解説 Searchのカラム名は、内部列名を指定します。LookUpにはの3つ目の引数があり、返す値を編集、計算できます。
  2. ふくより 委任 Power Apps 用語ひとくち解説 データの制限値は、 初期値は500件、最大2,000件です。 Power Appsのアプリは、デバイスのメモリを使うので、 受け取るデータの量が多いと、

    表示漏れ、処理漏れができてしまいます。 Filter、Search、LookUpなどをルールに従って書いてあげ ると、サーバー側で受け取るデータを絞ってくれます。 First(Search(Employees,'Last Name' = "Young")).Email と書くより LookUp(Employees,'Last Name' = "Young", Email) // LookUpの3つ目の引数を使っています。 の方が委任が働きます。
  3. ふくより 内部列名と外部列名 Power Apps 用語ひとくち解説 システム的な都合により、テーブルの項目名は外部列名と内部列 名を持っています。 Power Appsには内部列名を使う、やんちゃな関数があります。 Dataveseでは、列を作成するときに外部列名を「表示名」、内部列名を「名前」として

    登録できます。 Share Point Listでは、「名前」しかなく、項目名を日本語で登録すると、 よくわからない文字列になってしまいますので、 最初にアルファベットで登録して、 後で日本語に直すのがよいでしょう。
  4. 以下の動作で、フォームのモードを切り替えます。 ・ViewForm( フォーム名 ) FormMode.Viewモードに切り替え ・EditForm( フォーム名 ) FormMode.Editモードに切り替え ・NewForm(

    フォーム名 ) FormMode.Newモードに切り替え フォームに入力された内容に対する動作は以下の2つです。 ・ResetForm( フォーム名 ) フォームの内容を初期値にリセット ・SubmitForm( フォーム名 ) フォームの内容をデータソースに送信 ふくより NewForm, ResetForm Power Apps 用語ひとくち解説
  5. コンピュータで扱うデータに 名前を付けて使うことができます。 名前に紐づいたデータは変更できます。 例1:12という数値にorderという名前をつけます。 Set(order, 12) または UpdateContext({order: 12}) 例2:orderの値を半分にします。

    Set(order, order / 2) または UpdateContext({order: order/2}) ふくより 変数 Power Apps 用語ひとくち解説 Setを使うとアプリケーション全体で変数が参照できますが、UpdaetContextで設定された変数は設定されたスクリーン内のみで参照可能です。
  6. レコードは、1つ以上の情報が含まれる1つの“行”。 {Name: “Strawberries”, Price: 450} テーブルは、1つ以上のレコードで構成される“表”。 Table({Name: “Strawberries”, Price: 450},

    {Name: “Apples”, Price: 520} ) 単一列テーブルと呼ばれていますが、これはいわゆるリ ストです。リストボックスなどで使われます。 [“Strawberry”, “Apple”, “Orange”] ふくより テーブルとレコードとリスト Power Apps 用語ひとくち解説
  7. 1: 一時的な変数のように使うことができます。 With( {Cat:"Nyan", Dog: "Wan"}, "Cat says " &

    Cat & ". Dog says " & Dog & ".") // この式をラベルに記述すると、Cat says Nyan. Dog says Nyan. と表示されます。 2:重複した記述を簡素化できます。 With( LookUp(Departments, Title=Gallery2.Selected.Department), // レコードの検索は一回で、ラベルに見つかった時の表示、見つからなかった時の表示を記述。 If(IsBlank(Manager), “Unknown”, // レコードがない場合 Manager)) // レコードがある場合 次は、レコードにrecordという名前を付け、”Greg”が見つからなかった時はレコード追加、見つかった時はタイトルをEditに修正するボタンの記述。 With( LookUp(Employees, ‘First Name’ = “Greg”) As record, // “Greg” のレコードを探す If(IsBlank(record.’First Name’), Patch(Employees, // “Greg” がいない場合は、新規作成 Default(Employees), {Title: “New”, ‘First Name’: “Greg”}), Patch(Employees, // “Greg” がいる場合は、タイトルをEditに修正 record, {Title: "Edit"}))) ふくより With( レコード, 数式 ) Power Apps 用語ひとくち解説 2に書かれているコードは初心者向きではありませんので、わからない場合は無視してください。
  8. テーブルの全てのレコードに対して数式を評価する。 With( { // Gregを探して、recordsに入れる records: Filter( Employees, 'First Name'

    = "Greg" ) }, ForAll( // 全てのGregに"Edit"とタイトルをつける records As record, Patch( Employees, record, {Title: "Edit"} ) ) ) ふくより ForAll( テーブル, 数式 ) Power Apps 用語ひとくち解説