Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
農業とITをOSSで
Search
hatobus
November 03, 2018
Technology
0
71
農業とITをOSSで
hatobus
November 03, 2018
Tweet
Share
More Decks by hatobus
See All by hatobus
ゼロ幅文字に関するエトセトラ
hatobus
1
290
To transcend Marugame
hatobus
0
740
Other Decks in Technology
See All in Technology
Observability infrastructure behind the trillion-messages scale Kafka platform
lycorptech_jp
PRO
0
130
Welcome to the LLM Club
koic
0
160
250627 関西Ruby会議08 前夜祭 RejectKaigi「DJ on Ruby Ver.0.1」
msykd
PRO
1
150
変化する開発、進化する体系時代に適応するソフトウェアエンジニアの知識と考え方(JaSST'25 Kansai)
mizunori
0
180
生成AIでwebアプリケーションを作ってみた
tajimon
2
140
AWS テクニカルサポートとエンドカスタマーの中間地点から見えるより良いサポートの活用方法
kazzpapa3
2
460
OAuth/OpenID Connectで実現するMCPのセキュアなアクセス管理
kuralab
5
970
フィンテック養成勉強会#54
finengine
0
160
_第3回__AIxIoTビジネス共創ラボ紹介資料_20250617.pdf
iotcomjpadmin
0
150
プロダクトエンジニアリング組織への歩み、その現在地 / Our journey to becoming a product engineering organization
hiro_torii
0
120
LinkX_GitHubを基点にした_AI時代のプロジェクトマネジメント.pdf
iotcomjpadmin
0
170
Node-RED × MCP 勉強会 vol.1
1ftseabass
PRO
0
140
Featured
See All Featured
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
35
2.3k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
42
2.7k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
55
5.6k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
693
190k
Building an army of robots
kneath
306
45k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
47
14k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
51
8.4k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
130
19k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
407
66k
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
4
210
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
267
13k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
462
33k
Transcript
農業とITをOSSで 会津大学 学部三年 芳賀 史都
Index 1. 自己紹介 2. 作ったもの&作るに至った経緯 3. 実装に関して 4. 消費者の声 5.
作ってわかったこと 6. まとめ 2
1. 自己紹介 名前 : 芳賀 史都 (はが ふみと) ID :
10013 - ln -s 芳賀史都 はとバス 主要言語 : Golang, python, VHDL - 普段は研究室でFPGAいじってます - 研究はラジコンカーの自動走行 好きなもの♡: Vim Linux - VimはNeoVim, Linuxはxubuntu, ThinkpadはX270 GitHub : hatobus Facebook : fumitonn Twitter : flying_hato_bus 3
1.自己紹介 今までに作ったもの ヘドバンする赤べこ 会津大学のシリコンバレー研修で作った。 → 現地の小さい子どもたちに大人気! Twitterで池澤あやかさんがツイート → 900RT 2000
Fav 先日面談した人が「あーこれ作った人だったの!?」 とこの赤べこを通じて認識していてくれた。 4
2.作ったもの & 作るに至った経緯 今回作ったもの SmartAgri … 農業とITをつなぐOSSのシステム • HANIYAMA …
ビニールハウス内のセンシングデバイス • OHJIN … IoTデバイスからの情報などを扱うサーバー • UKEMOCHI … 情報を提供するAlexaスキル 名前はいずれも農業神などから取った。 (埴山姫命, 応神天皇, 保食神) 5
2.作ったもの & 作るに至った経緯 作るに至った経緯 6月下旬 新入生、農家の方向けのハンズオン 「スマートアグリ合宿2018 in 長尾農園」 開催
HANIYAMAの実装をみんなでした。 6
2.作ったもの & 作るに至った経緯 作るに至った経緯 時は過ぎて10月 ... 7
芳賀くんの作ったものを 学祭に展示したいんですけど 展示してくれませんか? 8
わかりました! 展示できるようにします! 9
言ったはいいものの 10
センサー類は土の中 11
展示するものがない 12
あ、部屋にAlexa転がってる 13
14
Alexaスキル作成中 15
APIで情報を取ってきて Alexaに喋らせようとした 16
APIを叩いてJSONが返ってくる 17
? 18
上手くJSONをUnmarshalできない 19
もしかして...とちょっと調べてみる 20
21
JSONが返ってくるはずが 返ってきたのはJSONじゃなかった 22
こりゃもう自分で作るしか... 23
24
3. 実装に関して 実装に関して HANIYAMA 言語 … Arduino 初心者の方も書きやすいように ドキュメントも完備 OHJIN
& UKEMOCHI 言語 … Golang AWSEC2の上でOHJIN AWS lambdaでUKEMOCHI それぞれを動かしている。 25
3. 実装に関して 26
4. 消費者の声 学祭で一般の方に使ってもらった 消費者の声 - 声で操作できるのが革新的 ( 50代男性 ) -
1つの機械だけで済むのでシンプル ( 高校生 ) - 方言にも対応してほしい ( 40代女性 ) 27
4. 消費者の声 農家の方の意見 28
声だけで情報が取れる 29
最高 30
農作業中にスマホをいじる 31
32
33
34
35
農作業中にスマホをいじる → 4つのステップが必要 36
音声アシスタントの場合 37
38
話すだけ 39
手袋、素手でもすぐに使える → 使いやすいから年配の方も安心!! 40
4. 消費者の声 農家の方の声 金になる匂いしかし ないです 次の目標は起業か!?!? 41
作ってわかったこと 5. 作ってわかったこと 実際に使う人に聞いてみないと分からないこともある - 手袋の話は想定していなかった - 消費者の声を聞くことは大事 (自分が全てとは限らない )
Golangがいい感じ - 型はあるけどそこまで厳密ではない - 何をしているか分かりやすい、読みやすい OSS特有のもの - 他の人も読む可能性があるので自然とコードに緊張感がある - 一つのスターが嬉しい 42
まとめ 6. まとめ IoTに関することについて上から下まで全部できた - 今まではデバイスを作成するだけだった - 夏のインターンで勉強した Golangが使えてよかった -
dockerなども使ってモダンな開発に着手できた 話をすることの大事さを知ることができた - 農家さんと話をして気づきを得られた 43
ご静聴ありがとうございました 44 ID : 10013