∧ ((s, t) ∈ R′ ∧ (t, u) ∈ R′ ⇒ (s, u)inR′)) ⇒ R+ ∈ R′ (最小性): R ⊆ R′ ∧ ((s, t) ∈ R′ ∧ (t, u) ∈ R′ ⇒ (s, u)inR′) ∧ R+ ̸⊆ R′ なる R′ を仮定する。 ∃n, a, b (a, b) ∈ Rn ∧ (a, b) / ∈ R′ は真。 n = 0 のとき、(a, b) ∈ R0 ≡ R が R′ に含まれないのは矛盾。 n > 0 のとき、(a, b) ∈ Rn−1 または ∃c (a, c) ∈ Rn−1 ∧ (c, b) ∈ Rn−1 。 いずれの場合でも、同様の議論を n = 0 に到達するまで繰り返すことにより R の構成 要素に分解できる。 このとき、R′ は R の推移的関係であるという仮定から、(a, b) ∈ R′ となるが、これは (a, b) / ∈ R′ と矛盾する。 したがって、このような R′ は存在しない。 9