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10分間_RPA概論_運用_保守編__v1.pdf

一戸寿哉
August 10, 2018
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 10分間_RPA概論_運用_保守編__v1.pdf

一戸寿哉

August 10, 2018
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  1. 自己紹介 • 一戸 寿哉(いちのへ かずや) • 34歳 • 青森県五所川原市 •

    趣味 バスケ、カラオケ • 職歴 • 2017年2月までSE 無線LAN、カーエレ、外為 • 2017年3月からコンサル RPA(約1年4ヶ月)
  2. 体制図 プロジェクトオーナー プロジェクトマネージャ PMO コンサル • 案件さがし • 現状分析 •

    要件定義 開発 • 設計 • 製造 • テスト インフラ • 設計 • 構築 • 監視 RMO
  3. RMOの役割 プロジェクトオーナー プロジェクトマネージャ PMO コンサル • 案件さがし • 現状分析 •

    要件定義 開発 • 設計 • 製造 • テスト インフラ • 設計 • 構築 • 監視 RMO • 運用 • 保守 • 基盤 • 分析
  4. 運用 資源管理 • リリース管理 ユーザとの日程調整、ロボ毎の初期設定 • 端末管理 新しいPCが必要な場合の調達、在庫管理 • ライセンス管理

    新しいPCへのライセンス適用、在庫管理 利用促進 • サポートデスク 問合せ、使い方のレクチャ等 • エラー監視 エラー検知 ⇒ ユーザ対応、リカバリ • 障害管理 一次切り分け 台帳で管理 チケットで管理 • ノウハウ蓄積 • KPI:処理時間
  5. 運用 リリース後あるある • リリース直後はエラーが多い ⇒ 試用期間中はよくユーザと会話する。 仕様に齟齬があったり、使いにくければ改善。 ⇒ 人が起動するではなく、スケジュール化を検討(巻き取ってしまう) ⇒

    試運用期間を設ける。 ロボ規模によるが平均1か月程度。この期間でエラーを解消。 ⇒ ユーザの期待値をコントロール。 エラーがある程度は起きることを伝えておく。 • 最初はなかなか使ってくれないユーザもいる
  6. 基盤 • 開発標準 • 開発フレームワーク • ツール管理 (台帳管理、チケット管理、構成管理など) • ナレッジシェア

    (サンプル、テンプレート、部品の提供など) • PoC (初の外部システム連携などチャレンジ案件) 開発・保守・運用をスムーズに回すための仕組みを提供
  7. 基盤 開発標準 • プロジェクトフォルダの構成 Input/Output/Templateなど • 命名規則 変数、引数、ロボット名ルールなど • ワークフロー記載ルール

    ネストは3階層までなど • 例外処理 システムエラー、業務エラーなど • ログフォーマット 実行PC、実行ユーザ、ロボットID、エラー内容 実行PC、実行ユーザ、ロボットID … ログを集中管理、分析するために最低限、必要な項目 ・どのロボが使われている・使われていない、エラーが多い・少ない ・どの部署で使われている・使われていない、エラーが多い・少ない ロボ=ロボットID、部署=PC × ユーザ あまり多くは決めない。
  8. 分析 • 稼働実績 稼働実績がなければ、改修 or 撤去が必要 • エラー数/エラー率 KPI:エラー率(ロボ品質) 定期的にログデータを分析し、「どのロボが、どの部署で、使われてい

    る・使われていない、エラーが多い・少ない」を把握し、必要に応じて ロボ改修またはPC・ライセンス撤去を促す。 BIツールで自動レポート作成・可視化