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タイミーQAのリアルな挑戦

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April 01, 2025
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 タイミーQAのリアルな挑戦

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Koichi Katano

April 01, 2025
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  1. タイミーQAのリアルな挑戦 2025/03/28 ソフトウェアテストシンポジウム 2025 東京 パネリスト 矢尻 真実, 岸 健, 片野

    晃一, 山下 さなえ, 松田 幸典(QA Enabling G) モデレーター 吉野 正義(アジャイルコーチ) DevOps時代の開発生産性と品質文化を創造する
  2. • Capability: プロダクト組織が自律的に品質保証活動を行う • Agility: 変化に適応し高速に価値提供する • Reliability: 高いサービス信頼性を実現する 6

    目指すこと QAチームは組織が開発生産性と品質を両立するためのケイパビリティや知識・経験を Center of Practice として提供する 価値あるプロダクトを素早く届ける
  3. インシデントに欠陥分析手法(ODC分析)を導入 ✅ 改善ポイント • インシデントの成り立ちを「タイプ・トリガー・ソース・インパクト」の4軸 で分類し体系的に分析 • インシデント報告にODC属性を追加しインシデント情報を網羅的に収集する • 欠陥の根本原因を特定し、開発プロセスの改善につなげる

    • 定量的な分析を可能にし、再発防止策の有効性を評価する 📊 効果 • 欠陥の発生傾向をデータで可視化し、再発防止策の立案に貢献 • 分析データを基に、品質向上のための具体的なアクションを提案 • QAと開発チーム間の認識の共通化を促進するフィードバックループを確立
  4. 障害の重大度の判定基準に 「Severity Level (SEV) 」を導入 • 障害報発報時点で影響度が判断できない仕組みで、必要なエスカレーションまで時間がかる • 内容に関わらず全て同期で障害対応を進めておりコストがかかる 対応策としてSEV

    Levelを導入 • Levelに応じた基準の明確化によ るエスカレーションの迅速化と 影響の最小化 • Levelに応じた障害対応強度のガ イドを設計 対応強度をコントロールし コストを最適化する 従来の課題
  5. 課題探索のために行ってきたこと 課題を見つけるための一次情報を収集する機会を大切にしている • システムメトリクスの観察 • QAアセスメント(定性・定量アンケート) • ヒアリング • SAチームからの相談対応

    • ワークショップの実施 • ペアプロ・モブプロへの参加 • 障害対応・ポストモーテムへの参加 • 社内輪読会・勉強会への参加 • 「目安箱」の設置 • 雑談 • など... 16
  6. Critical User Journey (CUJ) を基盤とした品質基準の策定 • なぜ品質基準を策定するのか? ◦ システムが品質目標を達成しているかどうかを可視化し、監視するため ◦

    品質基準を下回った場合をトリガーに組織的な品質改善アクションを促すため ◦ テストや自動化の優先度が明確になり、開発者・QAメンバー双方の負荷を軽減するため • 期待する効果 ◦ CUJをもとに、顧客体験と直結した品質基準を共有 ◦ 変更時の重要テスト項目が明確化し、リリース時の信頼性向上 ◦ 品質やユーザビリティに関する共通言語を組織として確立 信頼性・可用性 機能適合性