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flow

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March 01, 2021
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 flow

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March 01, 2021
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  1. はじめに flow 組織の未来をつくるプロジェクトデザインツール わたしたちは、「社会的価値を創出したいチームの想いを実現するプロジェクトデザインツール」を開発しています。 「flow(フロー)」は、「組織の多様な取り組みの有効性を向上させ、成果志向の経営体質への改善をはかる」プロダクトです。 既存のツールとは違い、「⽬的と⼿段の逆転やその正当性に対する不安を解消し、社会的価値を⾼められること」が最⼤の特徴です。 Confidential|関係者限定 インプット 事業計画 (プロジェクト活動)

    アウトプット (活動結果) アウトカム (直接的な成果) アウトカム (中間成果) インパクト (社会経済的変化) 財務資本 ⼈的資本 ⾃然資本 社会関係資本 プロジェクト 財務資本と⾮財務資本で事業 活動を⾏い、価値を創造する ⾮財務資本 財務資本 ⼈的資本 ⾃然資本 社会関係資本 ⾮財務資本 財務資本 ⼈的資本 ⾃然資本 社会関係資本 ⾮財務資本 財務資本 ⼈的資本 ⾃然資本 社会関係資本 ⾮財務資本 財務資本 社会への利益 社会への+ー を⾦銭換算 ▪ 組織の様々なプロジェクトをインプットからインパクトまでの策定をサポート。将来的には「⾮財務資本が財務資本に及ぼす影響度合いも推測できる」ものにする。 社会への不利益
  2. 解決策の全体像 flow Confidential|関係者限定 社会的価値を創出する「プロジェクトデザインツール」の開発 効果 ロジックモデル の策定機能 指標の提案機能 (データベース) 取組と成果のつながりをグラフで可視化できる。

    取組の有効性を判断でき、必要なら打ち⼿を改善。 財務・⾮財務に関する指標をデータベース化。 測り⽅を決める議論において辞書的に参照可。 ⾮財務資本の変化が、財務資本に与える影響を 中⻑期において推測。意思決定に活⽤できる。 機能(初期段階) 1|有効性を可視化 2|指標を検討しやすく 3|影響を予測(将来的に) + 「やること」と「やらないこと」が明確に すべての取り組みは、原因と結果の連鎖 からなる理論(仮説)に基づいており、 ⾏為と期待する変化や成果との関わりを 体型的に図⽰する「ロジックモデル」を チームで議論しながら設定できる。 設定した⾏為や成果をどのくらい達成で きたのかを測るためのものさし「指標」 を財務・⾮財務双⽅をデータベース化し 指標設定の参考にできる。
  3. ⾏為と成果の関わりを図⽰する「ロジックモデル」の策定例(本ツール開発を題材に) flow Confidential|関係者限定 インプット (投⼊する資源) プロジェクト (活動・取組) アウトプット (提供するサービス等) アウトカム

    (直接的な成果) アウトカム (中間成果) インパクト (最終成果) 組織のミッション (使命・存在意義) わたしたちは、「未来につながる最善の意思決定を⽀える」ために存在します。 コアバリュー (⼤切な価値観) 1|誰かに思わず伝えたくなる感動を届けよう 2|失敗を恐れず、覚悟を決めて決断しよう 3|笑顔を忘れずに、謙虚に振る舞おう 4|悪いことほど隠さずに早く相談しよう 5|オープンに真っ直ぐに対話を重ねよう 6|責任を糾弾せず、対策を発案しよう 7|常に学び、常に実践しよう 8|組織ではなく個⼈を世界に表現しよう 9|意味のある仕事を常に追求しよう 10|遊び⼼を忘れずに楽しもう 財務資本 シード期は500万円まで ⼈的資本 デザイナー1名(業務委託) 関係資本 社会インパクト・マネジメント専⾨家1名、 上級SE1名、KSAP・KOINアクセラプログラム、 ヒアリング協⼒者(CVC、ファンド、財団、 社会起業家、中間⽀援組織 等) プロジェクトデザイン ツールの開発 ・財務指標に加え⾮財務指標も含めたKPI設定 ・打ち⼿と成果のつながりを可視化するグラフ プロジェクトデザイン ツール(SaaS)の提供 指標:提案企業数 取組の有効性の向上 指標:プロジェクトでの 打ち⼿の有効性の改善率 取組の共創増加 指標:同じ成果指標を持つ 複数組織のプロジェクト数 経営体質の改善 指標:よい会社の増加* *B Corp認証などの外部の 認証機関と連携した評価 成果の道筋の明確化 指標:ロジックモデルの 策定数 新プロジェクト⽴案 指標:メンバー主体での 新規プロジェクト発⾜数 社会課題の減少 指標:顕在化した社会課題 の基礎⾃治体単位の減少率 社会価値の増加 指標:⾃然資本と関係資本 の基礎⾃治体単位の増加率
  4. ユーザーインターフェース①(案) flow Confidential|関係者限定 flow 機能紹介 導⼊事例 ログイン 無料ではじめる 組織の未来をつくるプロジェクトデザインツール さあ、いますぐ、はじめよう

    無料ではじめる プロダクト 料⾦プラン 作成事例 使い⽅ 運営会社 会社情報 利⽤規約 SNS Slack Twitter Facebook YouTube ロゴ ロゴ ロゴ ロゴ ロゴ flow ビデオチュートリアル プラン&お⽀払い コミュニティ | プロジェクト 現在のプロジェクト アーカイブ + 新規作成 プロジェクトの名前 ▲▲▲ ◎◎◎ ◎◎◎ flow ホーム アドバイス 参加メンバー 現在のプラン FREE \0 flow セオリー設計 モニタリング レポート作成 FREE BASIC PRO いますぐアップグレード | ダッシュボード 設定 ああああ プロジェクト名 | ロジックモデル Logic model | 成果(アウトカム) | 取組の結果(アウトプット) | ディスカッション ヘルプ ▪ ダッシュボード画⾯ 投稿する
  5. ユーザーインターフェース②(案) flow Confidential|関係者限定 flow プロジェクト名 | 資源・資本 (インプット) 取組 (アクティビティー)

    取組の結果 (アウトプット) 直接成果 (アウトカム) 中間成果 (アウトカム) 最終成果 (アウトカム) ああああああ あああああ ああああああ あああああ 項⽬ 指標 ああああああ あああああ + ↓ ▪ 財務指標 ▪ ⾮財務指標 売上 離脱率 解約率 ・・・ ・・・ ・・・ 信頼度合い 学習度合いの向上 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 指標 ? ▪ セオリー設計の画⾯ flow プロジェクト名 | ? ▪ モニタリングの画⾯ 項⽬と指標は磁⽯でくっつくような操作感に ドラッグ&ドロップ ホーム セオリー設計 モニタリング レポート作成 参加メンバー 設定 ホーム セオリー設計 モニタリング レポート作成 参加メンバー 設定 | 成果(アウトカム)を登録 + + + 初期値(現状数値)、⽬標数値で定量評価できるもの ⽂章で訂正的な評価を⾏うもの | 取組の結果(アウトプット)を登録 指標別測定⽅法のアドバイス 取組に関するアドバイス ↓ 設定した成果指標に関する測定⽅法や設問に関するアドバイス 取組の結果は⽬標を⾼く達成しているのに、成果は変化しておらす 再検討が必要だと思われる取組について知らせる 取組1 ◦◦◦◦ 成果3 ◦◦◦◦ 32 % リンク率 取組の再検討を推奨します ! クリックでしまえるように クリックでしまえるように 関連するものを紐付ける
  6. ユーザーインターフェース③(案) flow Confidential|関係者限定 ホーム アドバイス 参加メンバー セオリー設計 モニタリング | レポート作成

    ダッシュボード 設定 プロジェクト名 | レポート作成 ヘルプ flow < 公開内容 ▪ セオリー □ 設定指標 □ モニタリング数値 □ プロジェクト名 □ 参加ユーザー □ 更新年度 < レポート公開設定 □ 公開(共有リンク⽣成) | ▪ ⾮公開 < レポート共有⽅法 □ 共有リンク⽣成 https://_____.flow.site □ PDF⽣成 ホーム アドバイス | 参加メンバー セオリー設計 モニタリング レポート作成 ダッシュボード 設定 プロジェクト名 | 参加メンバー ヘルプ flow + ホーム アドバイス 参加メンバー セオリー設計 モニタリング レポート作成 ダッシュボード | 設定 < プロジェクト名 | 設定 ヘルプ flow 現在のプラン FREE \0 FREE BASIC PRO いますぐアップグレード プロフィール < 料⾦プラン くわばら ゆうき
  7. 対象市場 flow Confidential|関係者限定 コロナ禍でのサービス形態や需要変化、DX化の流れで成⻑する市場 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000

    単位:億 7368億円 3484億円 2778億円 2018 2019 2020 2025 3977億円 ~ ミック経済研究所「ビジネス・アナリティクス市場展望2020年度版」より作成 全体として⾒つめるのは2桁増が続くBA(BI)*市場 まずは休眠預⾦活⽤団体へ優先導⼊。機能改善を進める STEP1:休眠預⾦事業の採択団体 2018年20団体、2019年22団体 *BIツール(Business Intelligence):企業が蓄積している膨⼤なデータを分析し、分析結果の意思決定への活⽤を助けるシステムの総称 STEP3:社会的企業(インパクト投資に関⼼ある企業) STEP2:⺠間助成機関およびインパクト投資会社 例)⽇本財団、社会変⾰推進財団、トヨタ財団、世⽥⾕コミュニティ財団、Hope for 他 例)ユニファ|ライフイズテック|坂ノ途中|Chance For ALL|チャンス・フォー・チルドレ ン|a.school|シュアールグループ|キズキ|Polaris 他 STEP4:⼤企業(上場企業) 例)ESG投資やSDGsに対応が必要な⼤企業の経営企画室 等 STEP5:中⼩企業および事業型NPO 例)SDGsなどに関⼼のある中⼩企業および事業型のNPO 等
  8. flow Confidential|関係者限定 顧客対象と提供価値(シード期) 社会的価値の評価を内製化。取組の有効性が向上する 資⾦提供先の「社会的価値」の評価ができ ず、適切な助⾔や伴⾛を実施できていない これまで ツールを活⽤することで、⽀援先との対話を 通じて、内部評価の仕組みを⽀援先に構築可 これから

    ⺠間助成機関 顧客対象❷:助成機関 資⾦提供先の社会性評価を⾏い 関係者への開⽰が必要な⽀援団体 ロジックモデル策定に難しさを感じている ⼀度定めたものの振り返りがされていない これまで ツールを活⽤することで、ステークホルダーと ともに対話しながら策定し、変更もしやすい これから 休眠預⾦活⽤団体 顧客対象❶:助成⾦活⽤団体 休眠預⾦等活⽤法により資⾦分配団体 から助成を受けて事業を⾏う実⾏団体 インパクト投資を⾏う際に「社会性の デューデリジェンス」に時間がかかる これまで 投資先とロジックモデルの策定や確認を短期間 で⾏える。社会性ある投資先候補発掘に寄与。 これから インパクト投資会社 顧客対象❸:投資会社 事業性のみならず社会性を兼ね備えた 組織へ出資する資⾦提供者・投資会社
  9. flow Confidential|関係者限定 顧客対象と提供価値(本格展開) 取り組みの有効性を向上し、成果志向の経営体質を実現 メンバーが主体的に⾏動せず、孤軍奮闘 売上が低迷するが打ち⼿が打てていない これまで メンバー主体のプロジェクトがおこりやすく 採⽤やブランディングへの良い影響が起きる これから

    経営層 顧客対象❻:中⼩企業や事業型NPO 売上や組織に課題感を持つ悩める経営層 テーマや業界は決まっているが、新規の 取り組みを何をやっていいかわからない これまで 社会性などの⾮財務指標をもとにSDGsやESG に対応する活動の⽴案と推進が実施しやすく これから 経営企画 顧客対象❺:⼤企業 SDGsに取り組むチーム ⾃社の存在意義や取組の結果について定量 的に可視化・把握できていない。 これまで 社会課題解決もしくは社会価値創出を可視化し ブランディングや資⾦調達に効果的に活⽤可能 これから 社会的企業 顧客対象❹:⺠間企業 事業性と社会性を両⽴させる 企業の経営者および経営層
  10. なぜ いまなのか① flow 世界のESG投資残⾼は3216兆円を突破 ⽇本にESG投資残⾼は231兆円を突破 急成⻑するESG投資* 。社会性の評価が求められる時代に 「Global Sustainable Investment

    Review 2014,2016,2018」をもとに作成 $ 5,000 $ 10,000 $ 15,000 $ 20,000 $ 25,000 $ 30,000 単位:10億ドル $ 30,683 $ 22,872 $ 18,276 $ 13,261 0兆円 50兆円 100兆円 150兆円 200兆円 250兆円 231兆円 2012 2014 2016 2018 57兆円 306 %増 2016 2018 *ESG投資:環境・社会・企業統治などの⾮財務情報の開⽰や取組に積極的な企業へ優先的に投資を振り向ける投資⼿法 Confidential|関係者限定 事実
  11. flow Confidential|関係者限定 YES 財務情報と⾮財務情報を統合することで より良い経営判断につながる ⾮財務要素を経営判断に活かしている もしくは積極的に活かそうとしている 投資家やステークホルダーが求める ⾮財務情報を提供できている 87

    % 96 % 24 % ▪ 社会的価値のような⾮財務情報に関する経営層の意識(IIRC:国際統合報告評議会が世界50ヵ国以上の経営層を対象とした調査より*) プライスウォーターハウスクーパース(PwC Japanグループ)が2020年7⽉に発⾏した「⾮財務情報のマネジメント」より作成 (*Association of International Certified Professional Accountants, Black Sun and the IIRC(2018),””Purpose Beyond Profit”) なぜ いまなのか② 事実 社会性などの「⾮財務情報」のマネジメントへの意識向上
  12. なぜ いまなのか③ flow 内閣府が主導してき社会的価値評価や年間700億円の休眠預⾦の活⽤ ⽇本でも変化の兆しが現れ始めた「社会性評価の領域」 Confidential|関係者限定 ▪ 国の動き 2016 内閣府による「社会的インパクト評価に関する調査研究」

    2017 内閣府による「社会的インパクト評価の普及促進に係る調査」 2018 内閣府による「ICTを活⽤した社会的インパクト評価ツールに関する先⾏事例調査」 ▪ ⺠間の動き 事実 ▪ 法律や制度に関する変化 2019 休眠預⾦等活⽤法の施⾏。活⽤時に重視される「社会インパクト評価」 2,000 1,000 500 1,500 0 477社 2019 戦略の達成度の説明に⽤いられた業績指標 財務のみ記載 財務・⾮財務を記載 ⾮財務のみ記載 ⾮財務情報を取り⼊れようする報告書は増えており 財務インパクトの⼤きい⾮財務情報の活⽤が課題に 32 % 37 % 2 % 2,162社 増加の余地あり ⼤企業の変化。増加する「統合報告書」と「⾮財務」に関する業績指標 KPMGジャパン「⽇本企業の統合報告書に関する調査2019」より作成 2020 ⼀般財団法⼈社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ設⽴ 事業者・資⾦提供者・⾏政・中間⽀援組織・シンクタンク・評価者・研究者が160団体以上連携。 ⽇本全体で「社会的インパクト・マネジメント」を普及させるマルチセクター・イニシアチブ。
  13. 世界のプレイヤー flow 本社:オランダ 設⽴:2008年 料⾦:年65,000円/アカウント 環境:PCからのみ利⽤ 機能:教育|計画|収集・測定|分析・可視化|共有(▲) 実績:ユーザーのVSB foundsでは、1300団体に提供する 約34億円の助成⾦の社会的インパクト評価に活⽤。

    本社:オーストラリア 設⽴:2010年 料⾦:⾮公開 環境:PC、モバイルで利⽤可 機能:教育|計画|収集・測定|分析・可視化 実績:オーストラリア郵便公社、国際NGOワールドビジョン ⾮営利組織WMCA Victoria などが活⽤。 本社:カナダ 設⽴:2008年 料⾦:⽉8,800-82,500円/シングル団体 ⽉82,500-374000円/投資家等2つ以上の団体を持つ 環境:クラウドサービス(PC・モバイルから利⽤可) 機能:教育|計画|収集・測定|分析・可視化|共有 実績:現在の契約数は約300。資⾦提供側、需要側双⽅が活⽤ 本社:アメリカ(提供会社:ファンドレックス(⽇本) 設⽴:2008年 料⾦:公益価格35,000円/⽉|⼀般価格50,000円/⽉ 5ユーザーアカウントまで。 ユーザー追加 公益5,000円 ⼀般7,000円 環境:クラウドサービス(PC、モバイル等からアクセス可) 機能:計画(▲)|収集・測定|分析・可視化|共有 実績:ニューディアは⽇本語利⽤できる唯⼀のツール。 本社:アメリカ 設⽴:2006年 料⾦:A(⾮営利組織)44万円/年|B(営利組織)110万円/年 1TO1サポート27,500円/時間 ライセンス追加 A:11万円/年、B:22万円/年 環境:PCから利⽤可 機能:教育(▲)|計画(▲)|収集・測定|分析・可視化| 共有 実績:主に⽶国を中⼼に150の組織が利⽤。 本社:アメリカ 設⽴:2000年 料⾦:⽉額9.000-36,000円/ユーザー *⾮営利組織割引有 環境:PC、モバイルから利⽤可 機能:収集・測定|分析・可視化|共有 実績:社会価値の測定と評価のみではないが、⾮営利組織は 3万円組織以上が利⽤する 機能項⽬について|[教育:社会的価値の計測⽅法やグッドプラクティスなど⽀援機能や付帯サービスがある]「計画:ロジックモデルの策定や指標候補などがある][収集・測定:登録フォームやアンケート機能などがある][分析・可視化:ダッシュボードなどで⼀⽬でわかる機能がある][共有:レポート機能などがある] Confidential|関係者限定 ⾼機能で⾼額。複雑なUIが多い海外ツール
  14. 競合優位性 flow Confidential|関係者限定 世界標準。⽇本独⾃。⾼度すぎず使いこなせるインターフェース 専⾨家との連携 独⾃指標も収集 直感的なUI 代表取締役|今⽥ 克司 社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ(SIMI)運営

    事務局リーダー、休眠預⾦等活⽤法における指定活⽤団体である ⽇本⺠間公益活動連携機構(JANPIA)評価アドバイザー、⽇本 評価学会理事。国際協⼒機構(JICA)事業評価外部有識者委員会 委員。アメリカ評価学会 Social Impact Measurement TIGメンバー。 代表取締役|千葉 直紀 プログラム評価、発展的評価、社会的インパクト・マネジメント、 組織診断等を通じた社会的事業の開発・改善、組織のマネジメン ト⽀援を専⾨とする。 SDGsターゲットや「IRIS+*」など既存指標に加え 社会性と事業性の両⽴により、社会課題のビジネス を通じた解決を⽬指す社会起業家の育成を⾏なって いる中間⽀援組織などとのネットワークを活かして 全国のソーシャルビジネス事業者を中⼼に現在重き を置いている指標に関する調査に基づき指標を追加。 *IRIS+:インパクト投資業界団体のGIINが投資家向けに開発したインパクト測定ツール
  15. flow Confidential|関係者限定 価格(検討中) 中⼩企業 ⼤企業・⾃治体 9,800 円(税別)/⽉ 4,980 円(税別)/⽉ ▪

    主な機能 ・ユーザー上限10名まで ・ロジックモデルの策定⽀援 ・指標データベース ・レポーティング ・アンケート作成/送信 ・チャット/メールサポート ▪ 主な機能 ・ユーザー上限20名まで ・ロジックモデルの策定⽀援 ・レポーティング ・アンケート作成/送信 ・チャット/メールサポート ・電話サポート 投資会社|助成機関 3,980 円(税別)/⽉ ▪ 主な機能 ・ユーザー上限3名まで ・資⾦提供先管理画⾯とレポート画⾯ ・レポート検索及び指標による団体検索 ・チャット/メールサポート
  16. 最終的にめざすもの flow 未来につながる最善の意思決定による「成果の共創」 Before:バラバラな打ち⼿。不確かな課題への取り組み After:社会課題の解決・社会価値の共創⼒を向上 Confidential|関係者限定 問題 A 問題 B

    問題 C 問題 D 問題 E 企業 B NPO A ⾏政 市⺠ 企業 A 企業 C NPO A ・問題と打ち⼿が合っていない。解決策が弱く届いていない。 ・同じ問題を対象とする他組織と連携できていない。 ・問題を⽣み出している構造や本質的な問題を捉えられない。 問題 A 問題 B 問題 C 問題 D 問題 E 企業 B NPO A ⾏政 企業 A 企業 C NPO A ・⽬指す成果と指標を共有し、協働による課題解決が加速。 ・成果につながる施策を選択し、取組が⽇々進化していく。 ・⽣産性や費⽤対効果の⾼い企画と実⾏を⾏政ができている。 連 携 連携 連携 連携 市⺠
  17. メッセージ flow 未来につながる「最善の意思決定」を⽀えたい ⼤学時代に「貧困なき世界を⽬指す銀⾏家」という副題の本を⼿にしたときが⼈⽣の転機でした。リクルートグループ を経てソーシャルビジネス専⾨のコンサルティング会社に転職。その後、東⽇本⼤震災をきっかけに陸前⾼⽥で1社⽬を 起業。気がつけば10年近く、事業を通じて社会課題解決をしたいという想いを持ち続けてきました。 ですが、コロナ禍で半年間の休業をするなかで、本当に⾃分たちの取り組みは、課題を減らせたのだろうか疑問をもち メンターからの「そろそろソーシャルマントを脱いだら」という⾔葉を思い出しました。どんなに「社会に良さそうな ことをやっていても、課題の本質に届かない⼒では何も変えられない」。次の10年を⾃⼰満⾜で終わらせたくない。 それがこのツールの開発による価値創造を「ソーシャル・スタートアップ」として挑戦したいと思った理由です。

    全てを無くした場所で、定まらない環境でコミュニティ形成や国産材の利活⽤をテーマにするために、できるだけ変化 しやすい組織をつくり、⾃社の規模が⼤きくならなくても価値を最⼤化するために、財団をつくり、想いに共感する⼈々 にノウハウを渡して⾃律分散型で全国をカバーできる仕組みをつくる。「助成⾦」と「銀⾏融資」と「関係資本」のみで スモールビジネスを地道に積み重ねてきた8年でした。 このツールは、息の⻑い取り組みになるはずです。ですが、⼈々の試⾏錯誤の結果が可視化され、蓄積されることで、 さらなる変化の時代を⽣きる未来の⼈々にとっても、最善の意思決定を⽀えてくれるコンパスのような存在になれる。 そう信じています。もし道半ばで⼈⽣を終えたとしても、想いと志が受け継がれるもの。それが社会事業だと思います。 そんな旗を多くの⽅とともに掲げて、ともに歩んでいけるなら、なにより嬉しいです。 くわばら ゆうき(桑原 憂貴) KUMIKIPROJECT株式会社 代表取締役|⼀般財団法⼈KILTA 代表理事 84年⽣まれ。リクルートHRマーケティング(現:リクルートジョブズ)を経て、 ソーシャルマーケティング専⾨のコンサルティング会社に転職。東⽇本⼤震災を きっかけに岩⼿県陸前⾼⽥市で起業。「DIT(Do it together)」をコンセプトに個⼈宅 や店舗、オフィスなどの空間を地域材でつくるワークショップをプロデュース。 全国17都道府県で開催し、これまでに1000⼈以上が参加。2018年により早く全国規模 でこの活動を展開するために⼀般財団法⼈KILTA(キルタ)を設⽴し、職⼈未満・素 ⼈以上の「空間づくりインストラクター」の育成に着⼿。地域ではじめる⼈を、地域 の材を活⽤し、地域の⼈が講師となり、地域住⺠がともにつくり⽀える⽣態系を構築