Shared Kernel / 共有カーネル
● 地理的な制約や組織の政治のためにコラボレーションの問題があり、パートナーシップパ
ターンができない場合
○ 共有カーネルのスコープを最小化することで、変更による影響範囲が制御され、変更
ごとに統合テストを行うことで、統合時の問題を早期に検出できる
● レガシーシステムの段階的なモダナイゼーションをしたい場合
○ このようなシナリオでは、共有コードベースは境界づけられたコンテクストに徐々に分
解されるため、実用的な中間ソリューションになる
● 同じチームが担当する境界づけられたコンテクストを統合する場合にも役に立つ
○ このような場合、境界づけられたコンテキストのアドホックな統合(パートナーシップ)に
より、時間の経過と共に境界が「洗い流される」可能性がある
共有カーネルが適している場面