Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

エンジニアがユーザビリティテストを主導して分かったこと

Sponsored · Ship Features Fearlessly Turn features on and off without deploys. Used by thousands of Ruby developers.
Avatar for Lei Lei
December 11, 2025

 エンジニアがユーザビリティテストを主導して分かったこと

- なぜエンジニアがユーザビリティテストをやったのか
- ユーザビリティテストの実施方法
- テストから見えたこと
- エンジニアとしての学び

Avatar for Lei

Lei

December 11, 2025
Tweet

Other Decks in Programming

Transcript

  1. 自己紹介 王 蕾(オウ レイ) 2 性 実 • 北京:Web系IT企業 ニュース編集(約4年) • 東京:広告代理店 企画提案(約3年) •

    2023年:未経験からエンジニアへ • スペースマーケット( 2024/09〜 ) 経歴 • 週1テニス練習 • 犬と散歩(写真の子です🐕) • レンタルスペース運営中(CINEMA新宿御苑) プライベート • バックエンドエンジニア ◦ 検索機能改善、負債解消、 SEO施策 • 2025年8月〜 Growth Unit 所属 ◦ サービス成長に注力 現在の役割
  2. 開発のボトルネックは「 How」から「What」にシフト 出典:Andrew Ng (2025年6月17日、サンフランシスコ にて) https://www.youtube.com/watch?v=RNJCfif1dPY Andrew Ngが提言: •

    AIの進化で実装スピードが飛躍的に向上 • ユーザー理解 や課題発見は依然として人間に依存 • ボトルネックは「どう作るか」→「何を作るべきか」 • PM:エンジニア比率は 1:4 → 1:0.5 これから必要なのは 「プロダクトのわかるエンジニア」
  3. ユーザビリティテストをやってみよう 実施項目 • 事前アンケート • ユーザーインタビュー(約15分) • ユーザビリティテスト(約40分) 目的 テスト手法

    行動観察: → 視線・操作順・迷いの瞬間を観察 思考発話(Think Aloud): → 頭の中の考えをリアルタイムに言語化 深掘りインタビュー: → 意図・感情・直前の心理をヒアリング ユーザーの「意思決定の瞬間」を理解すること • どこで迷い、 • 何を頼りにし、 • どう判断しているか
  4. ユーザビリティテストをやってみよう • サービス利用の入り口 ◦ どこから入る?(ブックマーク / アプリ / Google) •

    検索条件の入れ方 ◦ 最初に選ぶ条件は?(利用目的/日時/人数/設備/価格..) ◦ なぜその条件を選んだ? ◦ 2回目以降の絞り込み理由は? • 検索結果の見方 ◦ 一覧のどこを見ている? ◦ 地図機能は使う? • 比較検討のやり方 ◦ どういうスペースの詳細ページに遷移した? ◦ 何を比較して決めた? ◦ 決められない時の迷いポイントは? • 予約確定まで ◦ 支払い直前の不安ポイントは? 観察項目例
  5. 気付き:ユーザーは、そもそも検索をしたくなかった 条件を設定する行為そのもの 自体が負担 - 利用したいスペースを条件に落とし込むことが難しい - たった 4つの条件の組み合わせ でも、迷い・困惑が起きていた •

    条件の意味が分からない • 文言を読むだけで困惑して手が止まる • 組み合わせても希望通りの結果が出る か不安 • 読む/考える/選ぶ の全部が負担 ユーザー心理 「検索ってめんどくさい」