manifes2018_PDL.pdf

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September 03, 2018
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MakKi

September 03, 2018
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  1. PDL ― 移植駆動学習 KLab株式会社 牧内大輔

  2. 早速ですが質問です

  3. 何を考えますか?

  4. 今日のお話について • 移植駆動学習 • 機械学習のお話ではありません • 人間学習のお話です

  5. 移植駆動学習(PDL)とは Porting-Driven Learning. 何らかのプログラムを 別の言語に移植することにより そのプログラムと対象技術領域について 自然と学習することができる学習方法のこと。 ― Makiuchi, D.

    (2018) 
  6. 実例 移植対象:ZXing https://github.com/zxing/zxing • 1D/2Dバーコードリーダー ◦ QRコードやDataMatrix、各種バーコード • Javaによる実装 ◦ Androidでよく使われている

    移植先:gozxing https://github.com/makiuchi-d/gozxing • Go言語に移植 • QRコード、UPC/EANバーコードを移植済み
  7. 学習前の私

  8. 学習後の私 BCH符号 JIS X 0510 ISO/IEC 18004 8つのマスクパターン GB2312 バージョン1〜40

    ガロア拡大体 Alphanumeric Mode ReedSolomon符号 ISO-8859-1 構造的連接 þ(ソーン) AIM Inc. Position Pattern 拡張チャネル解釈 中华人民共和国国家标准 デンソーウェーブ
  9. 圧倒的成長!!

  10. PDLの進め方

  11. PDLの進め方 1. 学習したいプログラムを探す 2. そのコードを眺めながら 3. 移植先の言語に書き換えていく 4. 移植完了

  12. PDLの進め方 1. 学習したいプログラムを探す 2. そのコードを眺めながら 3. 移植先の言語に書き換えていく 4. 移植完了 理解していなくてもできてしまう

    これだけでは学習にならない
  13. PDLに必要なもの

  14. テスト!テスト!テスト!

  15. カバレッジ ほぼ 100%

  16. カバレッジ100%を目指す • テストケースがすべての分岐を網羅している ◦ 分岐1つ1つの意味まで理解する必要がある • エッジケースをひたすら考える ◦ 規格書などの資料と照らし合わせながら このようにしてコードの理解を深めていく

    = 学習
  17. 学習以外の効果 テストをしっかり書くことで • 単純なミスを防げる ◦ 書き間違い ◦ 言語仕様の違いの考慮漏れ • 修正が楽になる

    ◦ あとから設計を直したいとき ◦ 動作が変わっていないことを保証できる つまり、一般的なテストの効果
  18. テストケースを思いつかないとき • 手が進まないとモチベーションが低下 • 学習も止まってしまう そんなときは • 元のコードを動かしてみる • 入出力のペアを得る

    • そのままテストケースにする
  19. gozxingのカバレッジ • 8/22現在 97.92% 右図について • 円の階層=ディレクトリとファイル • 弧の長さ(割合)=行数 •

    緑=カバレッジ100% ◦ 赤に近いほどカバレッジが低い オレンジの場所はReedSolomonDecoder まだ理解が不十分なことがわかる https://codecov.io/gh/makiuchi-d/gozxing
  20. PDLまとめ

  21. PDLまとめ 移植駆動学習(Porting-Driven Learning) 1. 学習したいプログラムを探す 2. そのコードを眺めながら 3. 移植先の言語に書き換えていく 4.

    カバレッジ100%を目指してテストを書く 5. 移植完了 隅々まで理解することで学習できる
  22. ぜひお試しください

  23. おまけ

  24. その他のメリット • 元コードのバグを見つけることがある • プロジェクトに報告、修正を提案(PR) • コントリビューターになれる!