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CODEforCAT / 猫と人間の持続可能な社会をめざして~Code for Catの取り組み~
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mamix1116
June 02, 2018
Technology
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CODEforCAT / 猫と人間の持続可能な社会をめざして~Code for Catの取り組み~
Civic Tech Forum 2018の発表資料です。
mamix1116
June 02, 2018
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Transcript
猫と人間の持続可能な社会をめざして~Code for Catの取り組み~ CIVIC TECH FORUM 2018 六本木ヒルズ森タワー 2018/6/2 (土)
自己紹介 2 今村かずき Code for Cat加入歴半年。野良猫のえさや りさんにまつわるトラブルに直面し、Catに 参加するようになる。web屋。 菅原洋美 Code
for Cat加入歴2年。猫が好きで、いつ か飼いたいと思っているが、猫アレルギーの 可能性あり。ITを使って猫の手助けをしたい と思いCatに参加。web屋。
さて、問題です。 3 ①2月 ②5月 ③9月 ④12月 メス猫の発情期はいつでしょう。
答え 4 「一年中」です。 ただし室内飼いの猫や都市部の 野良猫の場合に見られる現象です。 これらの猫は、照明や温暖な環境によって 季節性を失うからです。
Code for Cat とは 5 地域猫を地域の資産であると捉え、殺処分ゼロ・ 無責任な飼い主ゼロを目指して活動しています。 本日は、現在取り組んでいるプロジェクトとして、 ネコを飼うための正しい知識を普及啓蒙する メディア「CatBot」についてお話します。
これまでの活動 6 ①ネコシッターロボ「ネコロ」 IoTを活用した安心安全のネコ シッターサービス。外出中でも ネコと遊べます。 開発中
これまでの活動 7 ② 「キャット丼」 分散型SNSマストドンのインスタン スを運営しています。ネコに魅せら れた人は、どなたでも参加ができま す。運営中 参加はこちらから https://catdon.life/about
これまでの活動 8 ③「キャット丼」 ベースの 「地域の猫」マップサービス 石巻ハッカソン2017に参加。 地域猫の実態調査と、興味喚起用の お楽しみゲームを制作。投稿された 猫写真の位置情報をもとに、マップ 上に猫たちをプロット。
マッピングして意味がある? 9 ・実態調査にならない ・同じ猫が何度も登場してしまう ・家バレなどのプライバシー問題 猫好きの〝ネコマップ〟にしか ならないのでは?
さあ、どうしよう? Code for Catとして何ができるか、 問題に立ち戻って色々考えてみました。 10
地域猫 家猫 野良猫 住む場所 道端 自治体が管理 安全な場所が ある 道端 エサ
水場・エサ場・トイレ は管理場所で行う 飼い主からもらう ゴミ捨て場や 小動物など 不妊・去勢 手術 している さくら耳はその印 している していないため 1年に2~3回、 1回に2~8匹生まれる 寿命 短い 5歳前後とも 長生き 20歳まで生きる個体も 短い 5歳前後とも Code for Catがしたかったこと 11 当初「地域猫」の活動を サポートしたいと考えていました。 地域猫と他の猫との違い
Code for Japan Summit 2017 12 <改善前> ・行政のサイトは分かりにくい ・伝えたいことだけが書いている ・市民が知りたい情報ではない
<解決策> ・市民のリアルなニーズを調査した ・市民にコンテンツを書いてもらった ・知りたいことをすぐに調べられるようになった この形式をCatBotに利用できないだろうか? https://hnlgovanswers.herokuapp.com/ Code for Japan Summit 2017: Shebaさん 市民の声が集まって誕生したサイト ホノルルアンサーズ
地域猫実践の現場をヒヤリング 13 • 子猫が外で(庭など)生まれちゃったどうしよう? • 餌やりの人が亡くなってしまって、猫が集まっている。 • 野良猫の糞尿が庭にあって困る。 • 引っ越すから猫を飼えなくなった。
• 飼い方が分からない。 など ※神奈川県横浜市磯子区協議会 よくある相談
ヒヤリングを通して 14 これから飼い始める人に、適正飼育を普及させたら 不幸なネコが減るのではないかと考えました。 そこでCode for Catでは、 ネコを飼うための正しい知識を普及啓蒙する 「CatBot」の開発と、猫に関する質問・疑問を 集めるため各地で「ライタソン」活動を
スタートしました。
ライタソンとCatBot 15 シェアリングプラット フォーム「ライタソン」 啓蒙メディア 「CatBot」 色々なイベントでネコに関する Q&Aを集めて整理する。 専門家だけでつくるのではなく、みんなでつくるプロセスを採用。 Bot用のシステムに情報を入力する。
飼い主 愛好家 市民団体 獣医師会 保護猫カフェ エンジニア 企業 自治体
CatBotが実現したいこと 16 「CatBot」 ・飼い主さんやこれから猫を飼いたい方の質 問にLINEで答えるQ&A自動応答サービス ・猫と人間が長く付き合っていくため、猫に 対する正しい知識と正しいつきあい方(飼い 方)の普及を目指す ・例「散歩させたい」→「外に出してはダ メ!外にはケガ、病気など危険がいっぱいで
す。」 ・α版ver0.01ができたところ
現在の取り組み 17 「ライタソン」を各地で開催中 ・Write(書く)とMarathon(マラソン)を かけ合わせた造語 ・マラソンを走りきるように、テーマに沿っ て対話を書き出して整理していくワーク ショップ(ホノルルアンサーズを参考) ・猫に関する疑問・質問、体験談などを収集
神戸でライタソン 18 2017年12月16、17日 神戸ネコ市ネコ座 展示形式で実施
東京でライタソン 19 2018年2月22日猫好きと猫のためのライタソン Botのダイアログを作っていくのを意識した ワークショップ形式で実施
データを整理 20
データを入力 21 Watson Assistantに入力
なぜ、ライタソン? 22
なぜライタソンという過程をふむのか? 23 ・猫に関わる人々はたくさんいる (飼い主、獣医師、猫好き、猫ボランティア、etc…) ・個々の知識や体験は貴重な資料となる ・それらを集合させたときに生まれる気づき、新たな 疑問、課題の発見
なぜライタソンという過程をふむのか? 24 それらをシェアリングプラットフォームとして 発展させることができたら、その集合知は、猫と人間の持続可能な 社会に寄り添うものになるのではないか。 だから私たちはライタソンをするんです。
活動を通して見えてきたもの 25
みんな困っている 26 ・野良猫の糞尿問題 ・えさやりさんとのトラブル ・捨て猫問題 ・仕方なく殺処分
みんな愛を持っている 27 ・地域で野良猫を見守りたい ・家猫として幸せに生涯をまっとうしてほしい ・猫が嫌いな人とも話し合っていきたい ・殺処分をなくしたい
みんな考えをめぐらせている 28 ・地域として何ができるか ・コミュニティとして何ができるか ・個人として何ができるか ・ITを活用して何ができるか
Code for Catとして 29 猫と人間の共存生活に寄り添い、 ときに助けとなるような、プロダクトの 開発・活動をしていければと思います。
ご清聴ありがとうございました! 30 Code for Catの活動はFacebookに載っています。ぜひ遊びに来てください。 いまなら「 」をしてくれた方にステッカープレゼント! ※なくなり次第終了します。 部員も募集中!都内で月1程度(不定期)でミーティングをしています。 はがすと猫耳出現♪
https://www.facebook.com/CODEforCAT/