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カジュアルゲームソーシャル強化塾 第二部

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ニフティクラウド mobile backendを活用したユーザーセーブデータをオンライン化と「ゆる~いソーシャル機能」強化

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Transcript

  1. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights ニフティクラウド mobile backend エヴァンジェリスト

    一條貴彰 カジュアルゲームソーシャル強化塾 第二部 ユーザーセーブデータをオンライン化 「ゆる~いソーシャル機能」強化
  2. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights 目的 • オンライン化を活用した新機能 •

    便利機能を作ろう:クラウドセーブ • さらにソーシャル的な機能を増やそう • プレイヤーが起こしたアクションに、他のプレイ ヤーがどれだけ影響されたか 継続率UP
  3. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights もくじ • クラウドセーブ説明 •

    クラウドセーブの機能を追加 • セーブデータをNCMBで保存する • ゆるいソーシャル機能の拡張 • ゲーム内でユーザーが仕掛けたトラップに 他のユーザーが何回ひっかかったか計測する • まとめ
  4. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights クラウドセーブの説明 • サーバー側にセーブデータを保存する •

    異なる端末間で進行状況を共有できる • iOSのみ:iCloudでセーブデータのバックアップ可能 • Androidのみ:Google Play game services (?) • iOS/Android間も共有したい… • 何らかのサーバーサービスが必要 NCMBで、さくっとできる。
  5. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights デモゲームに機能追加 • セーブデータとして •

    プレイヤーが死亡した回数 • 現在の体力値 を保存して、起動時に読み込んでみる。 ポーズから途中でデームが終了できるようにした。
  6. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights しくみ • NCMBのユーザー管理機能を使う •

    「会員情報」に任意のフィールドを追加する • データストア同様、アプリ側から追加
  7. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights 応用編 • 「データ引き継ぎ」機能の提供 •

    毎回セーブするのではなく、プレイヤーが別端末に 「引っ越し」するときだけ利用 そのときにID・パスを決めさせても良い • 「セーブデータ」として • ゲームのシナリオ進行 • アイテムの数と種類
  8. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights 注意事項 • 仮想通貨の情報を共有してはいけない •

    iOSのアプリ内課金で仮想通貨を買い、 その情報をAndroidに持ってくのはNG。 • データや機能に向けて消費済みであればOKっぽい? • 仮想通貨を経由しない機能購入はダメそう?
  9. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights どういうこと? • 現状 •

    トラップを仕掛けっぱなし • ゆるいソーシャルと言いつつ投げっぱなし • 意地悪なメッセージを仕掛けたなら、 どのくらい引っかかったか知りたい!
  10. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights 流れ Aさん:敵にやられて墓ができる。 座右の銘:「君が俺の後を継ぐんだ!」 効果タイプ:呪い

    Bさん: Aさんの墓を調べる。 呪いに引っかかる。 Aさん:起動時に自分の墓の様子が出る。 Bさんが引っかかったので「1人が引っかかりました」と出る。 やったぜ。
  11. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights しくみ • 墓のクラスに、その墓を何回調べたかカウントする 「回数」フィールドを用意

    • 会員情報に、そのプレイヤーが「最後に立てた墓」の 参照フィールドを用意 • 墓を調べた際、墓の「回数」フィールドを カウントアップ • 起動時に「最後に立てた墓」の 「回数」フィールド、効果の種類を取得して表示
  12. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights 「最後に立てた墓」の参照を保存 1 • UserAuth.cs

    • ログイン状態でCurrentUser.[フィールド名]に対し、 NCMBObjectを入れてセーブ。
  13. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights 「最後に立てた墓」の参照を保存 2 • そのオブジェクトの参照が入る。

    • 管理画面では、「ポインターを見る」クリックで 対象のオブジェクトにジャンプ。
  14. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights 墓の「回数」フィールドをカウントアップ • DataStoreManager.cs •

    墓の罠にかかった際、その墓のID(Object ID)をもつ レコードの”CheckCounter”フィールドをカウントアップ
  15. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights 起動時に「回数」を取得して表示 • DataStoreManager.cs •

    ログイン状態でオブジェクトのポインタを取得し、 Fetchする。
  16. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights まとめ • NCMBの会員管理機能を使って •

    クラウドセーブ機能が作れます • 「ゆるいソーシャル」をさらに面白くできます • 今日紹介した使い方はあくまで「一例」です 「こんなこともできるかも…」と頭によぎった人は、 ぜひ自分のゲームでチャレンジしてみて下さい
  17. Copyright @ NIFTY Corporation All Rights ファイルストアについて • Asset Bundleファイル置けますか?

    • mBaaSはCDNではない • 上限5MB (正確には5MiB) • めっちゃ帯域を専有してしまうためしんどい