Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

【Progmat】SCの基礎と最新動向-今後の”ST×SC”展開について-

progmat
January 29, 2025
15

 【Progmat】SCの基礎と最新動向-今後の”ST×SC”展開について-

progmat

January 29, 2025
Tweet

Transcript

  1. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #2 © Progmat, Inc. #目指す方向と実績|「トークン化対象」多様化に向け、インフラの進化/浸透と案件開発を着実に実行中

    保有可能なアセットの多様化 プラットフォームの拡張 市場・決済機能の拡張 国内不動産 航空機・船舶 インフラ・設備 モビリティ・宇宙関連 コンテンツ 嗜好品 金銭債権 社債 デジタル完結の 権利移転基盤 (特許登録) ユーティリティトークン API&DLT 証券会社を介した 随時売買・換金 デジタル証券PTS 連携 ステーブルコイン 連携 DEX/P2P(直接取引) 「利用」との融合 照合不要化 決済リスク減 流動性向上 可能性拡大 (障壁減,投資家層拡大) 構築支援,スマコン共創 未上場株式 オープン化 連携(ファンマーケ) 執行自動化 新たな取引機会 …実現済み …進行中/公表済み /ファンド持分 海外不動産 ・開発型不動産 #1 SC文脈におけるProgmat
  2. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #3 © Progmat, Inc. #コンソーシアム|商品化検討中の事業者や、ノウハウを有する業者/専門家等で構成されている

    *2024年12月31日時点現在 292組織 デジタルアセット共創 コンソーシアム 45% 15% 9% 6% 17% 4% 4% 【発行体/運用者】 130組織 【金融機関/決済業者】 44組織 【取引所/証券会社】 25組織 【暗号資産交換業者】 18組織 【技術協力/コンサル】 49組織 【法律事務所/監査法人等】 12組織 【他業界団体等】 14組織 #1 SC文脈におけるProgmat
  3. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #4 #プロダクト|「マルチアセット」×「マルチチェーン/クロスチェーン」×「マルチウォレット」=高拡張性 © Progmat, Inc.

    独自チェーン other chains Asset Node Custodian Node Progmat Coin (SaaS) (SaaS) (SaaS) 3rd Party Wallet 顧客向け 信託銀行等 【ST用プラットフォーム】 【SC用プラットフォーム】 【ST用プラットフォーム】 【SC用プラットフォーム】 既存 金商業者等 信託銀行等 電取業者等 API 信託銀行等 金商業者等 クロスチェーン クロスチェーン (クロスチェーン) (スコープ外) (自社推進チェーンのみ) STのマルチチェーン展開も容易 (ニーズがあれば) Sys UI 既存 API Sys UI 既存 API Sys UI 既存 API Sys UI 既存 API Sys UI 既存 API Sys UI 【他プラットフォーム】 ソフトウェア 顧客向け ソフトウェア #1 SC文脈におけるProgmat
  4. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #5 © Progmat, Inc. Coin

    パーミッションド BC パーミッションレス BC 各電子決済手段スキームの必要機能を持つ、SC発行・管理用共通基盤 信託 (¥) 信託 ($) 信託 N 信託 (¥) … … 国内 企業 海外 企業 企業 N … 銀行 A 銀行 B 証券 N … SC ① SC ② SC (N) SC ③ SC ③ SC ③ … … TD ④ SC ⑤ SC (N) … 信託銀行(受託者) 信託銀行(受託者) 銀行,資金移動業者 【委託者】 (発行希望者) 【発行体】 (器) 【SC銘柄】 【基盤】 (BC+RDB) 【BC】 Progmat, Inc. (アライアンスパートナー) 【Core Developer】 #SCプラットフォーム|「SC発行用SaaS」として、信託型SC/特定発行体に限らず利用可能なインフラ #1 SC文脈におけるProgmat
  5. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #7 © Progmat, Inc. ユ

    ー ザ ー 主たる生活圏/プロセス(”慣性”の働く方向) リ テ ー ル 機 関 投 資 家 / 法 人 クリプト関連企業/ VASP...etc. (典型例) クリプト(プロ)ユーザー/ VASP顧客...etc. (典型例) 大多数の個人/ 金融機関顧客...etc. (典型例) 大多数の企業/ 金融機関...etc. (典型例) オフチェーン オンチェーン #市場分析の切り口|新事業では“ユーザーの慣性の法則”がポイント(スイッチコスト・複線化コスト) #2 デジタルアセット市場の現在地(RWA領域中心)
  6. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #8 © Progmat, Inc. #2

    デジタルアセット市場の現在地(RWA領域中心) ユ ー ザ ー 主たる生活圏/プロセス(”慣性”の働く方向) リ テ ー ル 機 関 投 資 家 / 法 人 【米国市場】 「BUIDLファンド」 etc. (BlackRock×Securitize) 【欧州市場】 欧州各国の債券×中銀マネー プロジェクト群 (…PoC?) オフチェーン オンチェーン #海外ST市場|「オンチェーン×機関投資家」中心でマスリテールはこれから(欧州は未だPoCレベル)
  7. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #9 © Progmat, Inc. #2

    デジタルアセット市場の現在地(RWA領域中心) ユ ー ザ ー 主たる生活圏/プロセス(”慣性”の働く方向) リ テ ー ル 機 関 投 資 家 / 法 人 【欧州市場】 欧州各国の債券×中銀マネー プロジェクト群 (…PoC?) 【オフショア市場中心】 「USDT」 「USDC」 「新興プロジェクト群」 etc. オフチェーン オンチェーン #海外SC市場|「オンチェーン×リテール」が中心だが、USDT締め出しが始まっている
  8. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #10 © Progmat, Inc. #2

    デジタルアセット市場の現在地(RWA領域中心) ユ ー ザ ー 主たる生活圏/プロセス(”慣性”の働く方向) リ テ ー ル 機 関 投 資 家 / 法 人 【国内市場】 証券会社顧客向け オルタナ投資系ST(不動産~) クリプト(プロ)ユーザー/ VASP顧客...etc. 【ライセンスの壁?】 クリプト関連企業/ VASP...etc. 【国内に市場存在?】 効率化+α系ST(グリーンボンド等) 【既存プロセス併存の壁】 オフチェーン オンチェーン #国内ST市場|海外と真逆、むしろ「オフチェーン×リテール」が先行(STとクリプトにライセンスの壁)
  9. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only オフチェーン オンチェーン ユ ー ザ

    ー 主たる生活圏/プロセス(”慣性”の働く方向) リ テ ー ル 機 関 投 資 家 / 法 人 既に「••PayPay」で充足? 【国内に市場存在?】 「Project Pax」(Swift連携) 【既存プロセス併存の壁】 「Binance協業プロジェクト」 「XUSD/XJPY」 「JPYC(信託型)」 #11 © Progmat, Inc. #2 デジタルアセット市場の現在地(RWA領域中心) #国内SC市場|「オフチェーン×リテール」以外全張りで、いよいよ発行が始まる段階
  10. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #12 #変調の兆し|日本の相対的有利期間は“過去”、柔軟/ポジティブな政治情勢の米国に追従できるか? © Progmat, Inc.

    ポジティブな世論/政治情勢 ネガティブな世論/政治情勢 主義 判例法 主義 成文法 2024秋~ 2022冬~2024秋 だったが、大統領選を 「予見可能性」リスク大 経て再度ポジティブに #2 デジタルアセット市場の現在地(RWA領域中心)
  11. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #13 #変調の兆し|主な法的手当は一巡したが、米国に端を発し暗号資産を起点に“一部枠組み再考“の動き © Progmat, Inc.

    2024 2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 Crypto Asset Security Token Stable Coin 法施行(仮想通貨) 流出事故 法改正(暗号資産) 法施行(暗号資産) 「NFT」解釈明確化 法改正(電有等) 法施行(電有等) ICO詐欺等 1号業者の取扱開始 法改正(電子決済手段) 法施行(電子決済手段) 1号業者の業務開始 日本法上の定義曖昧 2025 流出事故,米国でETF開始 2026 法改正?(新定義?) 審議会?(金商法へ?) #2 デジタルアセット市場の現在地(RWA領域中心)
  12. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #15 #RWAトークンの特性|パブリックBC上で発行しつつ、AML/CFTリスク統制も可能 © Progmat, Inc.

    発行体権限 【無】 移転先制限【可能】 移転先制限【困難】 AML/CFTリスク 【高】 【低】 トークン= 【価値源泉】 発行体権限 【有】 トークン= 【価値表章】 パーミッションドチェーン パーミッションレスチェーン パーミッションレスチェーン Bitcoin Ethereum Real World Asset(RWA) Tokens (Security Token / Stable Coin etc.) #3 SCの勘所
  13. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #16 #SCの特性| 「•Pay」・「SC」の概念比較 © Progmat,

    Inc. 既存のデジタルマネー(•Pay) ステーブルコイン(SC) パブリックブロックチェーン (パーミッションレスチェーン) 「誰でも」「どこからでも」アクセス SC① SC② ¥1 「価値固定」 「払戻し可」 「相互互換」 $1 Pay① Pay② ¥1 「価値固定」 払戻し不可 互換性無し ¥1 Pay会社① Pay会社② 独自DB 独自DB 囲い込みのため 利用可能範囲限定 #3 SCの勘所
  14. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #17 #各種マネーの特性|「価値移転の当事者」「価値の移転方法」の軸で異なる特性有り © Progmat, Inc.

    直接的 アナログ(物理を伴う) デジタル完結 価 値 移 転 の 当 事 者 価値の移転方法 (w/o 手続) 間接的 (w 手続) ステーブルコイン 現金 銀行送金 (銀行店頭での現金振込等) (Tokenized Deposit含む) #3 SCの勘所
  15. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #18 © Progmat, Inc. CBDC

    中央銀行 勘定? 中銀 資産 … … トークン利用者 トークン発行 (法的建付け?) トークン移転 (法的建付け?) トークン化基盤? (そもそもDLT?) 中銀勘定系システム (重厚長大) 連携用システム (オーケストレーション) 勘定系システム連携 対応必須(費用負担?) 法的建付/基盤等 今後の確定待ち 銀行等 銀行等 トークン償還 (法的建付け?) #ホールセールCBDC|構成要素と特性に関する“勝手想定”は以下のとおり #3 SCの勘所
  16. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #19 © Progmat, Inc. 預金

    銀行 債務 信用 創造 … … トークン利用者 (口座保有) トークン発行 (預金債権発生) KYC済 トークン移転 (預金債権消滅/発生) トークン償還 (預金債権消滅) トークン化基盤 (”非パブリック”型) 勘定系システム (重厚長大) 連携用システム (オーケストレーション) 勘定系システム連携 対応が必須となる 既存の信用制度 (信用創造)維持 預金自体が対象の ため、一定制約有り KYC未済 匿名先 移転不可 (未整理) KYC済 (口座保有) (口座非保有) #トークン化預金(Tokenized Deposit)|構成要素と特性は以下のとおり #3 SCの勘所
  17. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #20 © Progmat, Inc. #海外SC(外国電子決済手段)|構成要素と特性は以下のとおり

    預金債務 海外銀行 信用創造 … … 支払 債務 預金債権 トークン利用者 KYC トークン発行 (債権発生) 済 匿名先 KYC 不要 KYC 済 トークン移転 (債権消滅 /発生) トークン償還 (債権消滅) トークン化基盤 (マルチチェーン可) 自社 アプリケーション 国内資金移動業同等 の送金上限額有り 海外発行体 運用ファンド 国債等 ファンド 持分 ファンド 持分 直接規制不可であり 破綻リスク等孕む #3 SCの勘所
  18. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #21 © Progmat, Inc. 預金

    銀行 債務 信用 創造 … … 信託 信託 受益権 預金 債権 トークン利用者 KYC トークン発行 (受益権発生) 済 匿名先 KYC 不要 KYC 済 トークン移転 (受益権消滅 /発生) トークン償還 (受益権消滅) トークン化基盤 (マルチチェーン可) 勘定系システム (重厚長大) 信託型SC用 業務アプリケーション 勘定系システムに 手を加える必要無し 既存の信用制度 (信用創造)維持 預金を受益権でくるみ、 トークン親和性を向上 #国産SC(3号電子決済手段)|構成要素と特性は以下のとおり #3 SCの勘所
  19. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #22 © Progmat, Inc. #国産SC(3号電子決済手段)|日本国債/米国債(50%上限)の運用解禁により、採算性向上

    #3 SCの勘所 海外SCプロジェクト(USDC) 信託型SC(改正前) 信託型SC(改正後) 信託銀行 SC発行目的信託 国債 銀行預金 受益権 (SC) 特定信託 特定の銀行 国 01 預金金利 信託委託者(発行依頼者) 02 国債利子 03 運用収益(レベニューシェア) 信託銀行 SC発行目的信託 銀行預金 受益権 (SC) 特定信託 特定の銀行 01 預金金利 信託委託者(発行依頼者) 03 運用収益(レベニューシェア) 円貨の場合 持続可能性? 特定銀行の 信用リスク残存 有価証券等 運用失敗による リスクは無い 国の信用リスク で利用者保護 利子収益分 持続性改善 国債等の 組入比率 は50% 発行事業者(Circle) 運用 銀行預金 SC ファンド 特定の銀行 有価証券等 運用 ファンド (BrackRock) 01 預金金利 02 配当等 03 運用収益 SVB破綻時に デペッグ発生等 運用失敗の リスク有り 2023年3月10日 シリコンバレーバンクが経営破綻 *2 *1 【預金】12% 【ファンド】88% 【運用利率】5.3% …2024年3月時点 *1 *2 *3 2023年3月10日 シリコンバレーバンクが経営破綻 【預金】12% 【ファンド】88% 【運用利率】5.3% …2024年3月時点 *3 金融庁「金融審議会「資金決済制度等に関するワーキング・グループ」報告書の公表について」:https://www.taira-m.jp/2024/04/web3-3.html *1 *2
  20. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only CBDC(中銀デジタル通貨) USDC 信託型SCプロジェクト 預金型プロジェクト 1

    発行体(例) 中央銀行 Circle 複数の発行企画者(委託者) JP Morgan (海外籍発行体) +信託銀行(受託者) 北國銀行 3 通貨単位 日本円のみ 米ドルのみ 日本円も外貨も可能 日本円のみ or 米ドルのみ 4 主な優位性 信用力 グローバルマーケットでの 法的柔軟性が高い 既存の預金取引先にとって オンボーディングが容易 6 100万円/1回あたり 無制限 無制限 無制限 5 利用可能範囲 アドレスさえあれば 非KYC先を含めて移転可 7 その他主な制約事項 発行銀行は 勘定系システム改変or 更新系APIの具備等必要 取り扱う仲介業者は 預り額と同額の資金保全が 必要(資金効率悪化) 裏付資産について 国債での運用も解禁の流れ (まずは上限50%) そもそもブロックチェーン利用 /連携可否も不確実 銀行口座開設者間のみ (非KYC先は不可) 強制通用力は有り (マルチチェーン直取引可否は *1 金融庁「金融審議会「資金決済制度等に関するワーキング・グループ」報告書の公表について」:https://www.taira-m.jp/2024/04/web3-3.html *1 送金上限額 GMOあおぞら銀等(DCJPY) デファクトスタンダード (ブランド・流動性) 勘定系システム改変不要 (外国電子決済手段の制約) (マルチチェーン直取引可) アドレスさえあれば 非KYC先を含めて移転可 (マルチチェーン直取引可) 現時点で不確実) 2 日本法上分類 法定通貨 外国電子決済手段 3号電子決済手段 預金 (中央銀行当座預金と同等) (海外SC) (信託型SC) (更新系APIと同等) #23 #各プロジェクト比較|信託型SCは「通貨選択の幅」「利用可能範囲」「送金上限額」等の観点で選好進む © Progmat, Inc. *1 金融庁「金融審議会「資金決済制度等に関するワーキング・グループ」報告書の公表について」:https://www.taira-m.jp/2024/04/web3-3.html #3 SCの勘所
  21. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #24 #Why SC?|決済リスク/コストの概念比較 © Progmat,

    Inc. 仲介業者 トークン間DVP 業者介在取引 個人間取引 アセット 売却者 アセット 購入者 マネー アセット 業者コスト不要だが、取りはぐれリスクがある 信用リスク ? 信用リスク ? アセット 売却者 アセット 購入者 マネー アセット 取りはぐれリスクは減るが、業者コストが発生 信用リスク ? 信用リスク ? (高信用) +手数料 マネー +手数料 アセット アセット 売却者 アセット 購入者 マネー アセット 業者コスト不要で、取りはぐれリスクもない 信用リスク ? 信用リスク ? ブロックチェーン上で 同時交換(信用不要) #3 SCの勘所
  22. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #25 © Progmat, Inc. SC(トークン化)

    既存の銀行送金 銀行 Country Country X 中継 銀行 X 中継 銀行 Y 銀行 Y 送金者 受領者 中間コストが高く、着金までのタイムラグも大きい 送金者 受領者 中間コスト極小化、即時移転 X Y Country Country X Y 「誰でも」「どこからでも」 アドレスを基にトークン移転可 #Why SC?|クロスボーダー決済に関する概念比較 #3 SCの勘所
  23. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #26 © Progmat, Inc. #Why

    SC?|プログラマブル決済に関する概念比較 信託型SC 既存の銀行送金(又は銀行預金型SC) 重厚長大な「勘定系システム」 銀行 外部システム IBシステム 外部システム 外部システム 信託 銀行 銀行 銀行 「誰でも」「どこからでも」更新可能 IB(インターネットバンキング) からのみ更新可能 更新系API無し 信託-銀行間は 新規開発不要 外部更新を可能にするには、大規模な改修不可避 勘定系システムに手を加えずに柔軟な更新が可能 #3 SCの勘所
  24. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #27 #Why SC?|必然性×ホワイトスペースの高いセグメントから浸透 © Progmat,

    Inc. プログラマビリティ不要 暗号資産 ST,UT(NFT),他 プログラマビリティ要 決済対象がブロックチェーン上の取引 決済対象がブロックチェーン外の取引 限 定 的 国 内 外 広 域 決 済 範 囲 既存デジタルマネー でも対応可能 SC利用の必然性(①②)があり、 且つホワイトスペース ①オンチェーン(即時,決済リスクゼロ) 必然性薄く、 置換コスト大きい ②クロスボーダー(アドレスのみで直接送金) SC利用必然性(②)はあるが、 既存インフラと競合するため、 置換コストを上回るメリット要 1 2 3 4 #3 SCの勘所
  25. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #29 #案件俯瞰|各国産PJは海外領域含めて強みとするセグメントを棲み分け、発行/流通は2025年から © Progmat, Inc.

    #4 プロジェクト/ユースケース俯瞰 グローバル 日本 暗号資産取引 法人間/リテール決済 ユ ー ザ ー ユースケース *1 厳密にはSC(電子決済手段)ではなくBCを利用したトークン化預金(TD) Binance Coin(仮) 銀行連携 Coin(仮) 等 トチカ *1 JPYC (資金移動型) JPYC (信託型) 協業案件 XJPY/ XUSD
  26. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only ブラックリスト 主な対応PJ ホワイトリスト 外貨 デジタルカーボンクレジット決済

    ◦ JPYC(信託型) 5 ー - 円貨 ◦ 暗号資産関連業者間決済 ◦ XJPY/XUSD 6 ◦ - ◦ 貿易決済 ◦ 銀行連携コイン(仮) 1 ◦ - 銀行外為/PvP決済 ◦ 銀行連携コイン(仮) 2 ◦ - グローバルキャッシュマネジメント ◦ 銀行連携コイン(仮) 3 ◦ - ◦ 自社経済圏決済(国内外) ◦ 複数PJ有 7 ー ◦ ◦ 暗号資産関連取引 ◦ Binance Coin(仮) 8 ◦ ◦ ◦ ユースケース例 ・・・and more ST×SC(オンチェーン完結化) ◦ 銀行連携コイン(仮) 4 ◦ - ◦ ◦ ◦ #30 #ユースケース俯瞰|各ユースケースに適した「PJ」「通貨」「必要十分な機能」を網羅的に提供する © Progmat, Inc. #4 プロジェクト/ユースケース俯瞰
  27. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #31 #貿易決済|AsIs|特に新興国取引においてペインが大きい © Progmat, Inc.

    船会社 船会社 日本企業 現地企業 【相手国(輸入)】 【日本(輸出)】 出荷 製品輸出/輸入 L/C開設通知 開設依頼 中継銀行 中継銀行 SWIFT Fiat送金 Fiat送金 中央銀行 01 02 L/C 開設 銀行 銀行 依頼 03 許可 04 L/C開設 05 L/C開設通知 06 07 08 船荷証券 (B/L) 09 信用状(L/C) 10 B/L等 11 B/L等 11 12 Fiat送金 12 12 Fiat送金 12 12 B/L 12 13 船荷 外貨獲得困難なため L/C要だが、L/C開設 まで数か月要する 銀行を介したB/L(紙) の授受が煩雑で、 船荷より遅い場合もある 各種銀行関連手数料 を加味した経済条件の 代金支払が不可避 #4 プロジェクト/ユースケース俯瞰
  28. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #32 © Progmat, Inc. 船会社

    船会社 日本企業 現地企業 【相手国(輸入)】 【日本(輸出)】 出荷 製品輸出/輸入 銀行等 銀行等 01 Fiat 03 06 08 SC 02 09 10 船荷 貿易書類 電子化サービス 04 電子船荷証券 (e-B/L NFT) システム Coin 各種国産SC発行体 デジタル金庫サービス 05 e-B/L NFT 格納 SC 06 SC 格納 07 07 e-B/L NFT リリース SC リリース パーミッションレスBC 08 e-B/L NFT 09 B/L Fiat 新Wallet 新Wallet L/C不要の即時/同時決済により数か月 単位の決済期間圧縮、銀行関連手数料 不要の直接送金により送金コスト圧縮可能 e-B/LのNFT化により、 も一意/柔軟に実現 国を跨いだ権利の移転 #貿易決済|ToBe|貿易書類電子化進展との組み合わせで、置換コスト以上のメリット有り #4 プロジェクト/ユースケース俯瞰
  29. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #33 © Progmat, Inc. 送金依頼企業

    仕向銀行 被仕向銀行 送金先企業 既存UI SWIFT SWIFT 既存UI 中継銀行 中継銀行 法定通貨 実現を目指す「グローバルSC送金モデル」とプロジェクトスコープ 青色部分:プロジェクトスコープ SC ブロックチェーン 従来の海外送金フロー/UIを活かしながら、 グローバルなSC送金を実現する仕組みを構築 (出典) 日本経済新聞(2024年9月5日朝刊一面) #4 プロジェクト/ユースケース俯瞰 #クロスボーダー送金|Swiftと連携した「SC決済プロダクト」構築も開始(Project Pax)
  30. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #34 © Progmat, Inc. #デジタルカーボンクレジット決済|Ph2|国内のデジタルカーボンクレジット×国産SC決済での取引市場へ

    企業等 企業・自治体 J-クレジット 仲介者 07 JPY 08 システム Coin 「JPYC(信託型)」発行体 09 JPYC(信託型)格納 05 Dカーボン格納 11 11 JPYC(信託型)リリース Dカーボンリリース パーミッションレスBC JPYC(信託型) インフラ インフラ as 発行企画者 登録簿 システム 01 排出量削減活動 02 J-クレジット 03 J-クレジット 04 Dカーボン (引渡請求権) Dカーボン売 06 10 as Dカーボン買 12 Dクレジット→オフセット →無効化証明書 無効化指示 13 J-クレジット 14 J-クレジット無効化 【日本】 #4 プロジェクト/ユースケース俯瞰
  31. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #35 © Progmat, Inc. #デジタルカーボンクレジット決済|Ph3|海外マーケット連携×SC決済によりクロスボーダー取引まで拡張

    海外企業等 国内企業等 J-クレジット システム Coin 04 04 各Dカーボン 09 09 パーミッションレスBC インフラ インフラ as 発行企画者 登録簿 システム等 【日本】 【海外】 各SC 各Dカーボン 各SC 海外クレジット 登録システム 仲介者 as 仲介者 01 J-クレジット等 02 J-クレジット 03 Dカーボン (国内クレジット) 01 海外クレジット 02 海外クレジット 03 Dカーボン (海外クレジット) 05 05 各Dカーボン 売買 各Dカーボン 売買 06 売買 連携 07 08 Fiat SC 07 08 (海外) Fiat SC 「外貨建SC」発行企画者 各種国産SC発行体 #4 プロジェクト/ユースケース俯瞰
  32. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #37 © Progmat, Inc. #5

    ST×SC(オンチェーン完結化=Whyブロ問題を終わらせる) オフチェーン>パーミッションドチェーン オンチェーン>パーミッションレスチェーン ユ ー ザ ー 主たる生活圏/プロセス>「必要十分なチェーン」 リ テ ー ル 機 関 投 資 家 / 法 人 【Progmat ST】 広範な取扱案件/ネットワーク 【Progmat Coin】 広範な取扱案件/ネットワーク #STEP1|STで顧客基盤/市場参加者を増やしつつ、SCで「パーミッションレスチェーン」の実績を解除する
  33. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #38 © Progmat, Inc. オフチェーン>パーミッションドチェーン

    オンチェーン>パーミッションレスチェーン ユ ー ザ ー 主たる生活圏/プロセス>「必要十分なチェーン」 リ テ ー ル 機 関 投 資 家 / 法 人 【Progmat ST】 広範な取扱案件/ネットワーク 【Progmat Coin】 広範な取扱案件/ネットワーク 【Project Pax】 千畳の堤も蟻の一穴から #STEP2|「Project Pax」で「オフチェーン×機関投資家/法人」領域にどうにかして橋頭保を築く #5 ST×SC(オンチェーン完結化=Whyブロ問題を終わらせる)
  34. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #39 © Progmat, Inc. オフチェーン>パーミッションドチェーン

    オンチェーン>パーミッションレスチェーン ユ ー ザ ー 主たる生活圏/プロセス>「必要十分なチェーン」 リ テ ー ル 機 関 投 資 家 / 法 人 【Progmat ST】 広範な取扱案件/ネットワーク 【ST×Project Pax】 既存プロセスの壁を突破 【Progmat Coin】 広範な取扱案件/ネットワーク #STEP3|「ST×Project Pax」で既存プロセスの壁を突破、SCも「オンチェーン×リテール」に拡大する #5 ST×SC(オンチェーン完結化=Whyブロ問題を終わらせる)
  35. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #40 © Progmat, Inc. オフチェーン>パーミッションドチェーン

    オンチェーン>パーミッションレスチェーン ユ ー ザ ー 主たる生活圏/プロセス>「必要十分なチェーン」 リ テ ー ル 機 関 投 資 家 / 法 人 【Progmat ST】 広範な取扱案件/ネットワーク 【ST×Project Pax】 既存プロセスの壁を突破 【Progmat Coin】 広範な取扱案件/ネットワーク 【インフラをSTへ転用】 ライセンス壁解消に即して展開 #STEP4|ST-クリプトのライセンスの壁解消に即して、SCインフラをSTに転用し一気呵成に展開する #5 ST×SC(オンチェーン完結化=Whyブロ問題を終わらせる)
  36. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #41 © Progmat, Inc. #市場機能の観点から|現在は“非DvP”のPh1、SC登場後インフラ高度化が進行するか

    カウンターパーティ リスク無 PTS Ph1 PTS Ph2 証券会社内 +P2P Option 売買形態 証券会社内 マッチング or 買取 証券会社跨ぎ マッチング 証券会社跨ぎ マッチング 証券会社跨ぎ マッチング +個人間売買 決済形態 証券会社内 資金振替 業者-業者間の 銀行決済 業者-業者間の ST/SC同時決済 中 高 高 流動性 カウンターパーティ リスク有 カウンターパーティ リスク無 決済リスク 投資家間の ST/SC同時決済 最も高い 相対的に 低い AsIs ToBe #5 ST×SC(オンチェーン完結化=Whyブロ問題を終わらせる)
  37. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #42 © Progmat, Inc. ST

    × 既存決済 ST × SC PTS 金商業者X【売】 金商業者Y【買】 銀行【金商X】 銀行【金商Y】 ST基盤 約定 結果受領 結果受領 金額確認 送金指図 他行振込 残高増加 着金確認 ST移転Tx 金商②署名 検証 ST移転 決済リスク (T+2) 他行送金 手数料 決済関連 事務コスト PTS 金商業者X【売】 金商業者Y【買】 ST基盤×SC基盤 約定 金商②署名 検証 ST/SC同時移転 決済リスク極小化 (T+0) 決済関連事務 全自動化 【凡例】 :事務処理(人員介在要) :自動処理(DLT外) :自動処理(DLT) 出来通知 金商①署名 送金コスト 極小化 #市場機能の観点から|Ph2|集中清算機関維持コストなく、「決済リスク極小化」「全自動化」実現 #5 ST×SC(オンチェーン完結化=Whyブロ問題を終わらせる)
  38. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only トークン化MMFであれば、国債等を裏付としたファンドが考え得る(日本版BUIDL) 電 取 ST発行体 ST投資家

    電 取 ST投資家 Asset Node 【ST】 Wallet 【SC】 発行体用SaaS Custodian Node 【ST】 Wallet 【SC】 機関投資家用SaaS ST側Chain SC側Chain Custodian Node 【ST】 Wallet 【SC】 機関投資家用SaaS 取引 UI 01 ST購入/償還請求 02 SC授受 03 Fiat SC 04 05 利子自動計算/ 06 P2P売買(ST) 06 DVP決済(SC) 07 08 SC Fiat リアルタイム&ダイレクト 参照/更新 リアルタイム&ダイレクト 参照/更新 リアルタイム&ダイレクト 参照/更新 クロスチェーン スマートコントラクト (自動実行) *2 発行体との直接取引想定だが、プライマリではFAとして証券会社介在も有り得る 高頻度利払(SC) *1 *1 *3 *3 純粋なシステム提供者の立場が基本線だが、関連する一部業務の受託はあり得る *4 *4 *4 システム提供者が「【ST】【SC】カストディアン」に該当しない設計の前提 (機関) (機関) *2 © Progmat, Inc. #43 #オンチェーン完結|まずはホールセールで、SC/スマコン活用による“直接/自動利払/即時換金”を実現 #5 ST×SC(オンチェーン完結化=Whyブロ問題を終わらせる)
  39. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only #44 © Progmat, Inc. #オンチェーン完結|日本が世界で初めて「トークン化金融の究極系」に到達する、痛快な未来を実現したい

    Public Blockchain X Public Blockchain Y Country A Country B DEX 権利者/AI Agent 仲介者 SC発行依頼者 SC発行者 原簿管理者 ST発行者 仲介者 発 行 依 頼 ST 発 行 Custodial Wallet Non-Custodial Wallet Non-Custodial Wallet Custodial Wallet SC 発 行 発 行 依 頼 Wallet Wallet 引受 販売 出庫 販売 出庫 販売 P2P/Automation 流動性提供 暗号資産では既に実現されており、技術的には実現可能 裏付 資産 裏付 資産 ST=有価証券で 「出庫」をどう建て付ける? STも広範な宛先に移転可能? ST海外移転時の各種整理? 日本法上の DEXの建付け? 権利者/AI Agent #5 ST×SC(オンチェーン完結化=Whyブロ問題を終わらせる)
  40. CONFIDENTIAL / Discussion Purpose Only 免責事項 #45 © Progmat, Inc.

    ⚫ 本資料は、ディスカッション用に作成されたものであり、個別の商品、サービスを勧誘することを目的としたものではあり ません。本ディスカッション或いは資料だけで契約が成立するものではありません。従って、当社はいかなる種類の法 的義務、或いは責任を負うものではありません。 ⚫ 本資料は信頼できると思われる各種データ等に基づいて作成されていますが、当社はその正確性、完全性を保証 するものではありません。ここに示したすべての内容は、当社の現時点での判断を示しているに過ぎません。また、本 資料に関連して生じた一切の損害については、当社は責任を負いません。その他専門的知識に係る問題について は、必ず貴社の弁護士、税理士、公認会計士等の専門家にご相談の上ご確認ください。 ⚫ 本資料は当社の著作物であり、著作権法により保護されております。当社の事前の承認なく、本資料の全部もしく は一部を引用または複製、転送等により使用することを禁じます。 ⚫ 商号等:Progmat, Inc.