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技術広報の教科書で学ぶ開発組織の魅力の伝え方

 技術広報の教科書で学ぶ開発組織の魅力の伝え方

2025年10月9日(木)Forkwell Library#109

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かわまた

October 10, 2025
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  1. ⾃⼰紹介 経歴 • 現在は株式会社タイミーの技術広報 • Forkwell では営業を経験した後、DevRelに異動 • 2023年9⽉に”DevRel Guild”を⽴ち上げ、主宰として活動

    主な実績 • 全100回を超えるForkwell Libraryシリーズの⽣みの親 • 1年でタイミーをCTO協会発表の「開発者体験ブランド⼒」で23位に • DevRel Guildは現在600名を超える規模に 本書執筆の背景 技術広報が職種化したり、各企業において重要な取り組みとなる中でDevRel Guildを ⽴ち上げたが、コミュニティの成⻑から技術広報の基礎がまとまったコンテンツの ニーズを感じ、技術評論社の編集者に相談したところ、企画が通過した為。 河⼜ 涼 株式会社タイミー∕DevRel Guild 主宰 そして Forkwell Libraryシリーズの⽣みの親 『技術広報の教科書』 / Forkwell Library 第109弾
  2. Forkwell Library 第109弾 本書の3つのパート 段階的に学ぶ技術広報の全体像 第1-2章 【Why & Who】 概念とマインドセット

    → なぜ技術広報が必要か、誰がやるのか 技術広報の定義と必要性 求められるスキルと経験 マインドセットと⼼構え 第3-6章 【How】 実践ガイド → テックブログ、イベント、カンファレ ンス...具体的なやり⽅ テックブログ運⽤の実践 イベント開催のノウハウ カンファレンススポンサーの活⽤ 多様な施策の展開⽅法 第7-9章 【Strategy & Target】 戦略と⽬標 → 継続的に成果を出すための設計 技術広報の戦略設計 ⽬標設定と効果測定 組織開発との連携
  3. ファンとは何か A. コアファン層 …企業ではたらく人。フルコミな人たち。 B. ファン(推奨者)層 …企業のことをよく知っており、周囲の人にオ ススメしてる人。(ex. 卒業生、辞退者/見送り者、株主、外部顧問、 クライアント/ユーザー、業務委託メンバー、知人友人など)

    C. 関心層…企業や中の人の何らかに関心があり、発信内容をよく 見ている人。(ex. 企業や社員のSNSフォロワーなど) D. 認知層…企業の存在を認知してる人。情報は目にしても中身ま で読むほどではない人。 出会いを資産にする「ファンベース採用」という概念 やまもとはなか (https://note.com/hanahanayaman/n/n5def2adca034)
  4. なぜ技術広報が必要とされるのか エンジニア採⽤市場の現状 2025年 IT⼈材市場の現実 IT⼈材有効求⼈倍率 10.63倍 DODA 転職求⼈倍率レポート2025年8⽉版 全体有効求⼈倍率 2.42倍

    IT⼈材との差:8.21倍 ⽣成AIの進化により、シニア層の採⽤は更に激化 • ジュニアニーズは減衰も⽣成AIの発展はよりシニアな エンジニアの採⽤ニーズを激化させた • シンデレラストーリーな採⽤は確実に減少する時代に • 勝負の⼟台に⽴つ為にも認知はMUSTな時代に 技術広報は、差別化された企業ブランディングと採⽤競争⼒強化 の新たな戦略的⼿段として必須に
  5. 技術広報の主な⽬的‧メリット 採⽤コスト最適化 技術広報活動によるオーガニックな採⽤ルート構築で、 採⽤単価を削減 • エージェント⼿数料削減 • 広告出稿費の効率化(⻑期的ROI向上) • 内定辞退率の低減(候補者の事前理解促進)

    採⽤⺟集団質向上 技術コンテンツを通じてターゲット⼈材の関⼼を引き、 質の⾼い応募を獲得 • 企業の技術レベルへの理解が深い応募者獲得 • 技術的関⼼から応募するため、ミスマッチ防⽌ • 潜在層(転職意向なし)へのアプローチ可能 エンジニア成⻑環境創出 • テックブログ執筆による知識の整理‧定着 • 社外発信を通じたフィードバック獲得機会 • 技術コミュニティとの接点による視野拡⼤ 企業ブランド構築 技術発信による業界内での認知度‧信頼性向上とプレゼンス確⽴ • 技術的信頼性の向上(外部取材誘引など) • 技術カルチャーの対外的アピール • 業界内での専⾨性と存在感の構築 アウトプット⽂化の醸成で社内エンジニアの技術⼒‧発信⼒向上
  6. ⾼い学習意欲 常に学び続ける姿勢 テクノロジーの世界は進化が速く、常に新しい技術や動向をキャッチアッ プする必要があります。技術広報担当者も学習意欲を持ち続けることが不可 ⽋です。 褒めファースト 賞賛を絶やさない姿勢 エンジニアのアウトプットに最初に触れる存在として、積極的に称賛し、 モチベーションを⾼める役割があります。批判より先に良い点を⾒つけ、 信頼を構築します。

    HRT精神 Humility、Respect、Trust 謙虚さ(Humility)、尊敬(Respect)、信頼(Trust)を基盤に、多様な バックグラウンドを持つメンバーと共に成果を追求する姿勢が重要です。 ギブの精神 相⼿やコミュニティを第⼀に ⾃社の利益だけでなく、コミュニティの成⻑を後押しする姿勢が、結果的に ⼤きな信頼と成果をもたらします。エンジニアコミュニティへの貢献が 重要です。 技術広報は、短期的に⽬に⾒える成果が出にくい活動です。しかし、地道な取り組みを通じて組織の技術⼒や知名度を徐々に⾼める、 ⻑期的な視点が求められる職務です。時間をかける価値が⼤きく、確実に企業とエンジニア個⼈の成⻑につながるポテンシャルを秘めています。 技術広報に必要な4つのマインド
  7. 技術広報の選択肢 何から始めるか? テックブログ 勉強会‧イベント 登壇活動 CfPにプロポーザルを出す 技術的な知⾒の発信‧共有 カンファレンス協賛 OSS貢献 コミュニティとの交流促進

    企業認知度の向上 ⼤型カンファレンスでの登壇 コミュニティへの技術還元 技術的な知⾒の対外発信 選択に関するよくある悩み 「施策はたくさんあるが、どれから⼿をつけるべきか」 「限られたリソースで何に注⼒すべきか」 「効率的に成果を出すには何を選ぶべきか」 「初めての施策として何が最も取り組みやすいか」 これらの選択肢の中から、⾃社にとって最適な施策をどのように選ぶべきか? 『技術広報の教科書』 / Forkwell Library 第109弾
  8. Forkwell Library 第109弾 組織状態に応じたアプローチ ⾃社の現状を⾒極め、最適な技術広報の始め⽅を選択する 発信⽂化があり、予算もある 前提条件 技術的ブランドが経営的にも重要な状態 採⽤数も多く、組織に勢いがある 社内に⼀定、発信活動をしている⼈がいる

    適した施策 技術カンファレンススポンサー ⾃社主催の⼤規模技術イベント ポッドキャストや動画シリーズ 技術書を技術書典を⽬標に作る コミュニティへの還元と技術⼒の深掘りに重点を置く そもそも発信⽂化がない企業 前提条件 技術的ブランドが確⽴されていない 社内にアウトプット⽂化が薄い リソース(⼈員‧予算)に制約がある 適した施策 社内LT会からの⽂化醸成 テックブログの定期運⽤(⽉1回〜) ⼩規模勉強会の開催‧参加 個⼈SNSからの発信⽀援 社内⽂化の醸成からスタートし、徐々に拡⼤していく
  9. Forkwell Library 第109弾 技術広報における戦略の重要性 タスク実⾏から戦略設計へ 技術広報が企業活動として本格的に根づき、組織的な成果をもたら すためには、単なるタスク実⾏者としての視点から⼀歩踏み出す必 要があります。 個々のアクションを「点」として扱うのではなく、それらが ⻑期的な成果につながる「線」や「⾯」として機能するよう、

    意図的に設計していくことが求められます。 戦略とは何か 技術広報における戦略とは、特定のアクションを散発的に⾏うのでは なく、企業がエンジニアに対してどのような「ブランドイメージ」を 形成したいのか、そのビジョンを明確にし、そこに⾄るまでの道筋を 体系的に描くための羅針盤です。 「点」の段階 散発的なアクション 「ブログを書く」「イベントを開く」「SNSで発信する」 「線」の段階 ⽬的を持った連携 ブログの内容をイベントで発表し、SNSで発信する計画的連携 「⾯」の段階 ブランドイメージの形成 「◦◦技術に強い企業」という認識の形成 複数の活動が有機的に結びつき、⼀貫したブランドイメージを形成する状態
  10. Forkwell Library 第109弾 戦略の起点:上位戦略との連動 技術広報戦略を形成する3つの基盤 技術広報戦略は「点」ではなく「線‧⾯」になるために、企業の3つの上位戦略と連動させることが重要です。 これらとズレた発信では、本来の効果は得られません。 ビジョン‧ミッション ⼈事戦略 技術戦略

    企業が⽬指す⽅向性と存在意義 採⽤⽅針と組織⽂化の設計 技術選定と開発プロセスの⽅針 具体例: 具体例: 具体例: toC企業:「⼤規模トラフィック」「⾼速開 発サイクル」 toB企業:「業界変⾰」「DX推進の泥臭さ」 新卒採⽤重視:成⻑環境の発信 シニア採⽤重視:⾼度な課題の発信 重視点の違い:スケーラビリティ vs スピー ド 組織設計:SREチーム新設などとの連携 これら上位戦略を技術広報の羅針盤とすることで、散発的なアクションではなく⼀貫性あるブランドイメージ形成が可能になります。 各施策を決める際は「それが上位戦略と合致するのか」を確認しましょう。
  11. Forkwell Library 第109弾 戦略策定のステップ Step 1 ブランドイメージを定義する 今、⾃分たちはどんなエンジニア組織でどんなエンジニア組織として⾒られたいのか 最先端技術に挑戦する 集団

    ⾃由に学べるカル チャー 特定領域の専⾨家集団 注意: 理想と現実を混同しない。裏付けとなる実績が必要です。 戦略策定の最初のステップは「なりたいエンジニア組織像」を明確に定義すること
  12. Forkwell Library 第109弾 戦略策定のステップ② ターゲット設定 ターゲットを明確に定めることで、発信内容と⼿法を最適化 新卒向け 成⻑⽀援の実例を発信 ⾼度な技術課題への取り組み 研修制度、メンター制度、教育環境の充実

    スケーラビリティ、セキュリティ、アーキテクチャ設計 中堅‧シニア向け 専⾨性の⾼い内容に特化 OSS貢献、専⾨カンファレンス登壇、特定⾔語コミュニティ 特定技術者向け 選定のポイント ⾃社の強みと採⽤ニーズの⼀致 ターゲットを絞りすぎず、優先順位をつけることが重要 重要: ターゲットが明確であれば、メッセージも⼿段も⾃ずと絞られてくる
  13. Forkwell Library 第109弾 戦略策定のステップ③ ギャップ対応 理想と現実にギャップがある場合 「⾼い技術⼒」を謳いたいが実績が不⾜している場合 組織開発を優先する まずは実績を積み、技術的な裏付けを作ることが先決 成⻑ブランドの構築

    「これからレベルアップする組織」としてのブランディングも 可能 発信と実態づくりは並⾏して進める 技術⼒向上の取り組みを誠実に発信することで、「成⻑する組織」としての信頼を獲得できる
  14. Forkwell Library 第109弾 ロードマップと実装の重要性 戦略から⾏動へ:実現可能な道筋を描く 短期(半年〜1年) 基盤づくり 初期的な反応獲得 ⼩さな成功体験の積み重ね 中期(1〜3年)

    特定領域での認知構築 コミュニティ形成 具体的な成果の可視化 ⻑期(3〜5年) 業界リーディングカンパニーへ 持続可能なエコシステム構築 技術⽂化の確⽴ 「夢は⼤きく、⾜元は着実に」のバランスが重要 明確なマイルストーンを設定し、各フェーズでの達成感を積み重ねることで、戦略を着実に実⾏に移す
  15. Forkwell Library 第109弾 ⽬標設計の全体像 ⽬標設定の基本的考え⽅ 技術広報における⽬標設定は、⼀般的なマーケティング指標とは異なるアプローチが必要です。 PVやフォロワー数だけを追う → 本質から外れた活動になるリスク ⻑期的な信頼構築と組織ブランディングを軸に設計する

    短期アプローチ ⾏動量⽬標(回数‧件数) ⼩さな成功体験の積み重ね 継続性を重視した設計 中⻑期アプローチ 定性⽬標+補助的な定量指標 企業ブランドの形成 コミュニティとの関係構築 効果測定の重要性 測定の⽬的:改善のための情報収集であり、⽬的ではない バランス:数値と質的評価のバランスを取りながら継続的に振り返る
  16. Forkwell Library 第109弾 ⾏動量⽬標の例とメリット 具体的な⾏動量⽬標例 半年で技術記事 8 本投稿 四半期で勉強会 3

    回開催 年間で外部登壇 4 件 ⽉に社内LT会 1 回実施 ⾏動量⽬標のメリット エンジニアの⼼理的負担が⼩さい 結果ではなく⾏動にフォーカスするため コントロールしやすい⽬標設定 ⾃分たちの努⼒で達成可能な指標 継続性を担保しやすい 成果が出るまでのサイクルが⻑くても続けられる 重要:⾏動⾃体が習慣化することで、⻑期的に質の向上にもつながる
  17. Forkwell Library 第109弾 中⻑期⽬標の設計 定性⽬標(羅針盤として) 「主要カンファレンスで招待登壇される企業になる」 「最先端領域のリーディングカンパニーとして認知される」 「◦◦技術に強い企業として、業界で参照される」 ⻑期ビジョンを⽰し、活動に⼀貫性を与える 定量指標(補助線として)

    connpassコミュニティメンバー数 テックブログ記事数、はてブ数 CfP採択数、外部登壇数 ⽬標企業のデータを参考にし、⽬的化しない 定性⽬標と定量指標を組み合わせることで、⽅向性と進捗を把握できる
  18. Forkwell Library 第109弾 効果測定の考え⽅ 効果測定は改善⽬的 効果測定は⾃⼰満⾜のためではなく、次の施策をより良くするための判断材料として活⽤すべきものです。 数値だけを追いかけるのではなく、背景や⽂脈を踏まえて分析しましょう。 PVが伸びない場合 内容が読者のニーズにマッチしているか タイトルは興味を引くものになっているか

    宣伝⽅法や露出が⼗分か 公開タイミングは適切か 参加者が少ない場合 告知期間‧タイミングは⼗分だったか テーマは対象者の関⼼に合っているか 他の⼈気イベントと重複していないか 参加のハードルが⾼くなっていないか 問題が発⽣したら「なぜ?」を繰り返し、根本原因にアプローチすることで、次回の施策改善につなげましょう。
  19. Forkwell Library 第109弾 中⻑期での効果指標例 外部調査やランキング Developer eXperience AWARD エンジニア採⽤媒体での企業ランキング Tech企業としての認知度調査

    DXアワード、技術イノベーション賞など ⽇本CTO協会主催の技術組織の表彰制度 業界全体での⾃社の⽴ち位置の把握に有効 受賞すれば対外的なアピールポイントに 重要ポイント これらはあくまで「参考値」です。 ランキングに⼀喜⼀憂せず、本質的な価値を⾒失わないことが重要です。
  20. Forkwell Library 第109弾 良い技術広報は良い組織から 現実:テックブログだけでは採⽤できない 質の⾼い技術発信は、良い組織⽂化と⼟台があってこそ実現します。年収や労働環境が劣っていれば、どれだけ優れた技術広報活動をしても ⼈材獲得は難しいでしょう。 エンジニアが重視する要素 柔軟な働き⽅ リモートワーク、フレックスタイム制な

    ど、⾃律性と信頼に基づく環境 事業‧プロダクトの将来性 社会的意義や技術的挑戦の機会、成⻑する プロダクトに関わる実感 技術環境への投資 最新技術の導⼊、学習機会の提供、技術的 負債への向き合い⽅ 「⾃慢したくなる組織づくり」が技術広報の強固な⼟台となる
  21. Forkwell Library 第109弾 制度と発信を育てる⽂化 インプット⽀援の重要性 技術書購⼊⽀援 エンジニアの⾃⼰研鑽を促す第⼀歩 カンファレンス参加⽀援 最新技術動向のキャッチアップ 学習時間の確保

    業務時間内での学習機会の提供 学びを循環させる仕組み 輪読会 社内レポート テックブログ カンファ参加 社内LT 外部登壇 重要:制度があっても使われなければ意味がない。⽇常的に活⽤される⽂化づくりを
  22. Forkwell Library 第109弾 インナーブランディングの実践 技術広報ノウハウの社内転⽤ 外部向けに培った技術発信のノウハウを社内でも活⽤し、インナー ブランディングに転⽤できます。 具体的施策 社内勉強会‧輪読会 技術書の共同購⼊と共有

    社内LT⼤会の定期開催 社員インタビュー記事(社内向け) 重要ポイント: インナーブランディングの醸成が、⾃然と外部発信 の⽂化へとつながります。 LT⼤会⽴ち上げのコツ 最初は「サクラ」を依頼 ⽴ち上げ時は技術広報担当が仲の良いエンジニアに登壇を依 頼し、安全な環境を作る ポジティブなフィードバック 発表後に具体的な良かった点を伝え、承認欲求を満たす環境 を作る 定期開催を宣⾔ 「毎⽉第3⾦曜」など固定の⽇程を設定し、参加しやすい環境 を整える 徐々に⾃⾛させる 運営チームを作り、⾃律的なコミュニティとして成⻑させる
  23. Forkwell Library 第109弾 学びの連鎖と制度の運⽤ポイント 制度を"使われる仕組み"に落とし込む 制度を作るだけでは不⼗分 → 実際に活⽤される仕組みが必要 現場でのサイクルを回す仕掛け(定例化‧振り返り‧成果発表の場) 利⽤実績の可視化と成功事例の共有で利⽤を促進

    note株式会社 タイミー株式会社 「開発環境ととのう補助」 「Kaigi Pass」制度 エンジニアの作業環境改善に特化した補助⾦制度。 デスク‧椅⼦‧モニターなど開発効率を⾼める備品購⼊を⽀援。 年間のカンファレンス参加回数無制限の⽀援制度。学んだことを 社内共有することが条件となり知識循環を促進。 制度や⽂化⾃体がエンジニアブランドになる エンジニアが「この会社で働きたい」と思う要素として、学習⽀援や成⻑機会の充実は⼤きな魅⼒となります。 他社と差別化された独⾃の制度や⽂化は、それ⾃体が強⼒な技術広報であり採⽤ブランドになります。
  24. Forkwell Library 第109弾 技術広報担当者は越境すべき 「技術広報と組織開発は別物」という線引きは不要 組織の基盤が痩せていたら、まず内側を整えることから始める 技術広報⾃体が越境的な活動であり、最終ゴールは「⾃社への貢献」 HR部⾨の越境 ⼈事‧HR EM‧CTO‧VPoE

    採⽤戦略に技術的視点を取り込む 技術的課題を採⽤課題と結びつける エンジニアの越境 エンジニア ⼈事‧経営層 技術的価値を事業価値で説明 組織全体の課題を技術で解決 ⾃慢したくなる組織を作ることは最⾼の技術広報だ!