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続・Tableau新時代@大阪 / Tableau_New_Era_2nd@Osaka
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Satoshi Ganeko
May 08, 2025
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続・Tableau新時代@大阪 / Tableau_New_Era_2nd@Osaka
2025年5月8日に開催した
「続・Tableau新時代@大阪」
イベントでの利用スライドです。
Satoshi Ganeko
May 08, 2025
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Transcript
Tableau Conference 2025 で感じた 「Tableau新時代」に関する印象 2025年5月8日 我如古(がねこ) 聡志 Tableau Visionary ×3
Tableau Public Ambassador ×4 DATA Saber
はじめに モチベーション • ここ一年ほど、 Tableauの未来とし て発信される情報が 混乱してきたので整 理したい。 • そこで、2025年3
月、Tableau新時代 のEventに参加。 私の立ち位置 • Tableauユーザー歴 11年 • Tableau Server ユーザー • Tableau Cloud、 Pulse、Plusは テスト環境で利用経 験あり 今回のLTテーマ • TC25 で入手した情 報をもとに、Tableau ユーザーとして感じ た事がテーマです。 • 今後の組織や個人 の準備の参考にな れば幸いです。 *なお、Plusライセンスの コストの観点は抜きで、お話した いと思います。
Tableau Next (旧 Tableau Einstein) = 「New Tableau」と呼ばれていたもの Salesforceプラットフォーム上で構築 Tableau
Server Tableau Cloud Pulse 一部Plusのみの機能 自然言語で自由質問 Workspace Dashboard ↑ Visualize, ↑ モデリング+ セマンティック ↑ Data(Data Cloud) これらが、Workspaceの中 で線でつながっている Deeply integrated with Agentforce Plus ライセンス Tableau Agent ・自然言語でViz 作成 ・Prepでの計算式提案 ・Prep Flow作成支援 (2025.2 ?要確認) ・Tableau Catalog 説明自動作成 Tableau Agent Tableau Pulse Tableau Cloud Tableau Server Pulse Tableau Agent 3つのスキル Data Pro, Concierge, Inspector Tableau Desktop Tableau Prep Tableau Agent 自然言語でViz 作成 Pulse Creator Explorer Viewer Agentforce AI利用機能 Slack 連係 Salesforce Flow Action MarketplaceにPublish Creator Explorer Viewer
TC25のSessionリストを見て感じた事 全体として、 Tableauがカバーしている幅が広がっている。 仮説:Sessionリストには、Userの供給と需要、そして Salesforceの価値観が反映されている。 引き続き、Salesforceは、Pulse、Next、 Tableau Agent推し。 Pulseのユースケース、TipsのSessionも 増えてきた。
Tableau Nextは、事例というより、まだ Salesforceからの製品プレゼンが多い印 象。 Sessionの中には、Tableau Desktopに よるViz作り、Tips/Technique解説。 Dashboard作りに関するSessionも多く 残っていた。 KeynoteではPulse、Next、Agentが推されているが、TC全体ではそれ一辺倒にはなっていなかった。(今のと ころ、Keynoteでの「既存のTableauは残る。」という言葉は信じています。)
TC25 Keynote 17:23
Tableau Prepの Tableau Agent (2025.2~) 機能紹介 セッションより 面白かった Tableau Agentに関するSessionの紹介
Tableau Prepの Tableau Agent (2025.2~) での搭載機能 (予定?)
元Dataは、航空機のDelayに 関するData ・日付Fieldと ・出発時刻の数値 00:45 が 45 01:05 が 105
21:24 が 2124 などと記録されている。 この2つから 出発日付時刻Fieldを作成
出発時刻数値と 到着時刻数値から 飛行時間を計算 日をまたぐときは、到着時刻の方が出発時刻 よりも早い時刻になっているので、 場合分けにより計算方法を Agentが提案をしている。
Delay Timeを 航空会社毎に集計し 並び替えを実施
搭乗者アンケート項目で ★の数を選ぶ選択肢の Field (3つのField) (例) ★★★☆☆ の時 「1 2 3」 と文字が入っている。 この文字列の一番右を選択
その後 3つのアンケートの設問回答を ピボット
面白かった Tableau Agentに関するSessionの紹介 2025.3以降に 搭載される機能 (予定?)
Tableau Agentは何をしてくれる Agentなのか? 現状および直近の Tableau Agentに関する個人的な印象 Tableau:Viz作りでの Agentの意味 • Tableauをマスターしている人がVizを作成することを、手助けをするものではない。
• 「Tableauをマスターしている人が、Vizの作り方を知らない人に教えること」の代わりをしてくれる。 (不完全な部分もあるが、それはTableau使い始めの方がWebで調べたりしても同様。) Tableau Prep:Flow作成での Agentの意味 • 同じくTableau Prepをマスターしている人が、Flowを作ったりすることの手助けをするものではない。 (ただし、一括列名変換、一括列削除など、手数のかかることをしてくれる機能は、 Prepをマスターしている人にとても有用。) • 「Prepをマスターしている人が、Tableau Prepのフローの作り方を知らない人に教えること」の代わりをしてくれる。
Tableau Agentは何をしてくれる Agentなのか? Tableau、Tableau Prep双方:計算式作成での Agentの意味 • 生成AIに、PythonコードやSQL文、GASコードなどを聞くのと同様に、関数を聞くイメージで使えそう。 • 関数を知っていても引数の並び方があいまい、キーボートで入力するのが手間、といった場面でAgentの回答を利用し
て少し手を加えて計算式を仕上げる使い方が有用。 結論 自分の方が、早くできるという見方は、あまり意味がなさそう。 何をしてくれるAgentなのか見極めて導入判断、利用するのが良さそう。 なお、上記は、現状および直近の Agentの話で、今後どのような発展をするかは見てみないと分かりませ ん。その時は、話が全く変わっていくと思います。 現状および直近の Tableau Agentに関する個人的な印象
より、幅広い考え方と触れるのが重要に? TC25 Keynoteで発表された「 AI in Tableau Server」の感想を伺った例
より、幅広い考え方と触れるのが重要に? Tableauのカバー領域が広がり、さらに Tableauに関わる人が広がっていく。 Extension頼み? 苦肉の策? セキュリティ的に 依然ハードル高! これまでもそうでしたが、自分の感じている事は、あくまで自分の知っている範囲の 考えかもしれないという意識で、情報収集する必要があるかもしれません。 その一助に今日のイベントがなれば幸いです。
期待大! LangChainで 可能性広がる! 待ってました! TC25 Keynoteで発表された「 AI in Tableau Server」の感想を伺った例
関連スクリーンショット 以降、2025年3月のイベントで利用したもの同様です。
Workspaceスクリーンショット1
Back Workspaceスクリーンショット2
Back Data画面 スクリーンショット
Back モデリング・セマンティックレイヤー スクリーンショット
Visualize画面 スクリーンショット1
Back Visualize画面 スクリーンショット2
Back Tableau Pulse イメージ図
Back Dashboardスクリーンショット
Back Salesforce Flow Action スクリーンショット
Back Slack連携画面
Back Marketplace連携画面1
Back Marketplace連携画面2
Back
END