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るおん
April 04, 2026
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るおん
April 04, 2026
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Transcript
2026年度新卒研修 ブログ研修 2026/04/01 クラスメソッド株式会社 リテールアプリ共創部 高垣 龍平
自己紹介 2
1. クラスメソッドの文化と「学習エンジン」 2. なぜブログを書くのか? 3. ブログの書き方 4. AI時代のブログ執筆 5. さっそく書いてみよう
今日お話しすること 3
クラスメソッドの文化と「学習エンジン」
「ブログの会社」 IT業界で 「クラスメソッド = ブログ」 として広く認知されている 技術的な課題を検索すると、高確率で Developers.IO の記事がヒットする 社員一人ひとりが積極的にアウトプットする文化が
会社のブランド になっている なぜそうなったのか? → クラスメソッドの 文化 にその答えがある クラスメソッドといえば? 5
積極的な情報発信 - Developers.IO 6
クラスメソッドが運営する技術ブログメディア 2011年7月にスタート 現在 50,000本以上 の記事を掲載 社員が自ら手を動かして書く 「やってみた」 記事が中心 特徴 憶測やセオリーだけでなく、実地検証に基づく記事を公開
事前レビューなし。エンジニアが書きたいときに書きたいことを書く ユーザに有益であれば社内のノウハウも余すところなく記事化 ブログは単なるタスクではなく、クラスメソッドの カルチャーでありアイデンティティ Developers.IO とは 7
積極的な情報発信 - Zenn 8
Classmethod Leadership Principle(CLP) 9
やってみる - Start small - 検討に時間を掛け過ぎたり、できない理由を探したり、何もしないことは大きな機会損失で す。過去の経験や知識のみを判断基準にせず、好奇心を持って、まずは小さく直ぐにやってみ ます。より早く始め、より多く失敗し、高速に改善を繰り返すことが私たちの最大の生存戦略 です。 情報発信
- Output - 知識のアウトプットは最大のインプットに繋がり、その人の成長に繋がります。全ての人々の 創造活動に貢献し続けるために、具体的かつ分かりやすい情報を社会に発信し続けます。自ら の経験や知見が誰かの役に立つと信じ、次の世代に繋げる活動として続けます。 クラスメソッドの文化(CLP) 10
情報発信のチャンスがゴロゴロある環境 11
クラスメソッドで使われる言葉 経験の有無に関わらず、圧倒的に成長が早い人 がいる その人たちに共通するもの = 良い学習エンジンを持っている 学習エンジンとは 楽しみながら圧倒的なインプットとアウトプットを行い、知識や経験を蓄積させる仕組み 人の中にある、何かを学ぶにおいてのエンジン エンジンの性能が高い人ほど、成長スピードが速い
技術の会社である以上、みんな何かしら技術に関わる仕事をする → 学習エンジンを回し続けて ほしい 「学習エンジン」とは? 12
なぜブログを書くのか?
ステップ 内容 モチベーション 成長したい、技術を身につけたいという気持ち(知識欲・承認欲求・不安...) 学習 本、記事、動画、セミナー、そして 手を動かす実践 アウトプット 学んだことを 他者に見える形
で出す 評価 社内外から頼られ、仕事が任され、成果として認められる エンジニアの成長サイクル 14
その方が 知識の定着効率がいい から ラーニングピラミッド(平均学習定着率) https://speakerdeck.com/takashi_toyosaki/awsnichao-xiang-siienziniaga-yu-tuhuan-jing- wotukurufang-fa?slide=53 なぜインプット/アウトプットを繰り返すのか? 15
https://speakerdeck.com/takashi_toyosaki/awsnichao- xiang-siienziniaga-yu-tuhuan-jing-wotukurufang-fa? クラスメソッドの活動をラーニングピラミッドに当てはめると 16
学習は身につけただけでは評価されない 勉強して知識を身につけても、他者に見えなければ 「持っているかわからない」 会社や上司も 「勉強しました」 と言われても評価のしようがない 承認欲求・自己顕示欲も満たされない その技術を身につけたことを 他者が認識して初めて評価される 社内外で他者に
頼られる ようになる 関連する仕事が 任せられる ようになる 利益に貢献することで業務上の成果として 評価される アウトプットがなぜ重要なのか? 17
個人や組織の中での学習や経験をアウトプットする先 アウトプット先 特徴 Developers.IO ブログ 社外に広く公開。最も影響力が大きい Zenn 技術記事プラットフォーム。個人の技術ブランディングに 社内外の勉強会登壇 プレゼン力も鍛えられる
社内勉強会・Slack 気軽にナレッジ共有。フィードバックも得やすい Notion チーム内のドキュメント整備 業務改善・課題解決 自分や同僚、組織に対する直接的な貢献 実務そのもの 仕事の成果としてのアウトプット その中でもブログは 最も手軽で、最も広く届く アウトプット手段 アウトプット先はブログだけじゃない 18
1. 知識の定着 書くために整理する過程で、曖昧だった理解が 明確になる 2. 自分だけの資産になる 半年後の自分が 「あのときどうやったっけ?」 と振り返れる 備忘録
3. 信頼の蓄積 継続的な発信が 「この人はこの分野に詳しい」 という信頼になる 4. 同じ課題を持つ人への貢献 自分がハマったポイントは 必ず他の誰かもハマる 5. キャリアの武器になる ブログは ポートフォリオ そのもの。スキルの証明になる ブログがもたらす5つの効果 19
「第一想起」を獲得する 「AWSのことならクラスメソッド」と 真っ先に名前が浮かぶ 存在になれる 発信を続けることで、個人でも特定の分野で 第一想起 されるポジションが取れる 個人の発信の積み重ねが 会社全体の信頼・ブランド を築いている
間接的にインバウンドの営業につながり、会社の成長にも貢献できる 書いたブログが 自分の名前と会社の信頼 を勝手に届けてくれる ブログはブランディング活動になる 20
新卒はみんな「ヨーイドン」でスタートする でも2年後・3年後には 評価やキャリアに少しずつ差がつく これは競争を煽りたいわけではなく、どの会社でも起きる現実 新卒は「何ができるか」が周りからわからない 中途なら履歴書や面接で スキルや経験が伝わっている 新卒は上司やチームメンバーから見て 「この子は何が得意?何がしたい?」 がわからない
だからこそ 自分から「何ができるか」を示す ことが重要 その手段として ブログが間接的に大きな差 を生む 2〜3年後、何で差がつくのか? 21
1年目からブログを書き続けた結果 1. 業務と並行して LINE関連の技術情報をブログで発信 2. 社内外から 「LINEがわかる人」 として認知される 3. LINE関連の案件にアサイン
→ 実務で成果を出す 4. LINE APIエキスパート に認定される 5. さらに学んだ技術をアウトプット → 好循環が回り続ける 最近の例 AIの登壇依頼 が他部門から来る → ブログやSlackで発信しているから 部門を超えて 自分の実績・できることが伝わり、仕事につながっている ブログは直接「給与が上がる」評価ではない。でも 間接的にいろいろ回ってくる 実体験:ブログが回すキャリアの好循環 22
他の会社だと「自分はこれができます」と示すのは難しい 上司に直接アピールするのは意欲的だと思われるけど やりにくい そもそもブログの文化がない会社ではアウトプットの場がない クラスメソッドには環境がある みんなでブログを書く 文化とプラットフォーム が整っている 新卒がアウトプットしても まったく違和感がない
「自分は何ができるのか」を自然に示せる環境が すでにある AWSでもAIでも何でもいい。 「私はこれが得意です」 を発信しよう この環境は当たり前じゃない。使わないともったいない 特に新卒は中途よりも意識して 自分が何を学んでいるか をどんどんアウトプットしてほしい クラスメソッドの環境を最大限に活かそう 23
ブログの書き方
クラスメソッドの技術ブログの基本スタイル ドキュメントを読んだだけではなく、自分で実際に触ってみた結果を書く 「やってみた」形式は 新卒でも書きやすい 最強のフォーマット 基本構成 1. 何をやったのか(概要・背景) 2. どうやったのか(手順・コード)
3. どうなったのか(結果・スクリーンショット) 4. 何がわかったのか(まとめ・所感) 「やってみた」記事を書こう 25
書くハードルを下げる 最初から完璧を目指さない。質より量 レビューは不要。最速のアウトプット を意識する 読者を意識する 想定読者は 「1時間前の自分」 専門用語は適度に説明する スクリーンショットを入れると圧倒的にわかりやすくなる 続けることが最も大切
最初はアクセスもシェアも伸びなくて当然 とにかく続ける。 量がやがて質に転化する ブログを書くときのコツ 26
新卒にとってはすべてが「初めて」= すべてがネタ 開発環境のセットアップ手順 エラーにハマって解決した記録 公式ドキュメントを読んで試してみた記録 ツールやサービスを使ってみた感想 技術の話じゃなくてもいい 社会人としての コミュニケーションスキル や
営業スキル を学ぶ機会もこれから多い エンジニアだけでなく、営業メンバーもブログを書いている 初心者目線の記事は 初心者にとって最も価値がある 上級者が当たり前だと思っていることこそ、記事にする意味がある ブログのネタに困ったら 27
AI時代のブログ執筆
AIが普及した今、 「情報を知っている」だけでは差別化できない AIは膨大な情報を瞬時に要約できる 単なる知識の羅列は AIに代替されうる では何が価値を持つのか? 実際にやってみた一次情報(手を動かした経験) ハマりポイントや試行錯誤のプロセス(AIには書けないリアルな体験) 自分なりの解釈・意見・考察(独自の視点) 最新の技術を即座に検証した速報性(AIの学習データにはまだ含まれない)
AI時代こそ 「自分で手を動かして、自分の言葉で書く」 ことの価値が増す AI時代だからこそブログの価値が上がる 29
AIは「書く」を助けてくれる強力なツール 活用シーン 具体例 構成の壁打ち 「こういう記事を書きたいんだけど、構成案を考えて」 下書きの補助 箇条書きのメモからたたき台を生成してもらう 文章の推敲 書いた文章の読みやすさを改善してもらう 技術的な確認
「この理解で合ってる?」と壁打ち相手にする タイトル案 キャッチーなタイトルの候補を出してもらう AIは 「書かない理由」を減らしてくれる 最高のアシスタント AIをブログ執筆に活用する 30
AIに「書いてもらう」のではない AIが生成した文章を そのままコピペして公開してはいけない それは あなたのアウトプットではない 成長サイクルが回らなくなる 具体的に気をつけること 事実確認は必ず自分でやる - AIはもっともらしい嘘をつく(ハルシネーション)
コード・コマンドは必ず自分で動かして検証する 自分の言葉で書き直す - AIの出力はあくまで叩き台 体験は自分でしかできない - ハマったこと、感じたことはAIには書けない AIは道具。主語は常に「自分」 であること AI活用の注意点 31
1. 「自分でやってみた」を中心に据える AIが書ける一般論ではなく、自分の手で動かした結果を書く 2. プロセスを大切にする 完成した結果だけでなく、途中の試行錯誤や失敗も価値がある 3. 自分の意見・解釈を入れる 「やってみてこう思った」 「ここが意外だった」という
主観こそが差別化 4. AIを使ったなら正直に書く 「AIを活用して効率化した部分」と「自分で検証した部分」を明確にする 5. 速度を武器にする 新しい技術が出たら 即やってみて即書く。AIの学習データより早く動ける AI時代のブログ執筆で意識すべきこと 32
上司もAIを使う前提で動いている タスクの締め切りや期限は AIを使える前提 で設定されている AIを使わないと評価が下がるわけではないが、成果を出すスピードが変わる みんなAIを使う前提で動いているので、皆さんにも慣れてほしい ブログ研修の「裏テーマ」 もちろんブログの良さ・マインドを持ってもらうことが目的 でも同時に 「AIを使ってタスクを処理してみる」
という体験もしてほしい ブログ執筆を通じて AIとの協働を実践する第一歩 にしてほしい AIを使うのが「当たり前」の時代 33
まずは今のツールでOK 手書きでもいいし、ChatGPT などを使って書いてもいい 最初の一歩はハードルを下げることが大切 将来的に目指してほしいこと ステップ 内容 マークダウンで書く プレーンテキスト形式の記述。VS Code等で効率的に書ける
VS Code を使う 拡張機能でプレビュー・補完・Git連携ができる高機能エディタ AIエージェントを使う Claude Code 等を使って、構成・下書き・推敲を効率化 マークダウンで書く → VS Code で管理する → AIエージェントと協働する このスキルセットは ブログだけでなく、あらゆる業務で活きてくる エンジニアの方は早速チャレンジしてみてもいい 次のステップ:マークダウン × AIエージェント 34
さっそく書いてみよう
ジョインブログとは? クラスメソッドに入社したメンバーが 最初に書くブログ 社内外に向けた 自己紹介 × 決意表明 ジョインブログに書く内容 自分がどんな人物か(出身・経歴・バックグラウンド) これまでやってきたこと(学生時代の経験、前職、スキルなど)
入社を決めた理由(何に魅力を感じたか) これからやっていきたいこと(目標・興味のある技術領域) 趣味・好きなこと(人となりが伝わると社内交流のきっかけに) 「ジョインブログ」を書こう 36
ポイント 趣味や好きなこと を書くと親しみやすく、社内交流のきっかけになる 大学でやってきたこと を振り返って書いてみよう クラスメソッド(オペレーションズ)を選んだ理由 は読む側も気になるポイント 写真やエピソードを添えると 「おっ」と目を引く ジョインブログになる
書き方の詳細はこちら ジョインブログを書く人が最初に読むエントリ ジョインブログの例 37
1. 「やってみた」記事に挑戦しよう テーマは何でもOK 研修で触った技術、セットアップ手順、何でもネタになる 完璧じゃなくていい。まず出すことが大事 2. Developers.IO のブログ記事を読んでみよう 先輩社員がどんな記事を書いているか観察する 「やってみた」記事のフォーマットを参考にする
3. 継続する仕組みを作ろう ネタ帳をつける(メモアプリ、Notion、なんでもOK) 「あ、これブログになるな」というアンテナを張る ジョインブログの後は? 38
学習エンジンを回そう モチベーション → 学習 → アウトプット → 評価 のサイクルを回す ブログは
「人に教える」行為 = 学習定着率90%の最強の学習法 CLP「やってみる」 「情報発信」を体現しよう 質より量。レビュー不要。まずは小さく直ぐにやってみる アウトプットの重要性を全員が意識することが一番重要 その結果が カルチャー になり、アイデンティティ になる AI時代だからこそ 自分で手を動かした一次情報 の価値が上がる AIは最高のアシスタント。でも 主語は常に自分 まとめ 39
ありがとうございました 40