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入社したばかり情シスがClaudeを使って爆速で社内システムを開発した話
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shimosyan
July 25, 2025
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入社したばかり情シスがClaudeを使って爆速で社内システムを開発した話
株式会社LayerXが主催する「Bet AI Day」の関連イベント「カウントダウンLT」で発表した資料です。
https://layerx.connpass.com/event/357960/
shimosyan
July 25, 2025
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Transcript
© LayerX Inc. ⼊社したばかり情シスが Claude を使って 爆速で社内システムを開発した話 コーポレートエンジニアリング室 苅谷 直希
KARIYA, Naoki DAY02 topic Bet AI for Biz Speaker
© LayerX Inc. ⽬次 Agenda • 簡単な⾃⼰紹介 • Claude Code
を使って得られた体験 • 感じたギャップと反省点 • まとめ
© LayerX Inc. Speaker KARIYA, Naoki 株式会社LayerX コーポレートエンジニアリング室 所属 2025年5⽉⼊社
主な業務領域 1. 各種 SaaS やITインフラの管理‧運⽤ 2. SaaS でカバーできない業務領域の 内製開発による効率化 主に Google Apps Script(TypeScript ) を活⽤ 苅⾕ 直希
© LayerX Inc. 結論 Go ⾔語で書かれた AWS App Runner の新規機能追加にて開発効率が⼤幅に向上し、⼯数を削減を達
成! 具体的な効果 1. 未経験の⾔語‧技術の迅速なキャッチアップ 仕様調査や基礎的なコード記述の時間を短縮し、新しい技術領域へスムーズに着⼿可能に。 2. API連携など定型的なコード⽣成の⾃動化 仕様を伝えることで、実装の⼟台となるコードを迅速に⽣成。 より本質的な設計‧実装に注⼒。 Claude Code を活⽤して得られた体験
© LayerX Inc. あるレビューでの出来事 AI が⽣成した「動作確認も問題なく、正しく動作するコード」を提出。 しかし、レビュアーからは⾃⾝では気づけなかった観点での指摘。 例:運⽤コスト、保守性、拡張性など 認識したギャップ AI
の「提案能⼒」と、⾃⾝の「評価‧判断能⼒」との間に⼤きなギャップが存在。 感じたギャップと反省点
© LayerX Inc. 感じたギャップと反省点 課題の根本原因 AI の⽣成結果に対する過信 AI が提⽰した正しく動作する「答え」を、批判的思考なく受け⼊れてしまっていた。 もたらされた影響と反省
• ⾃⾝のスキル向上機会の逸失 なぜそのコードが最適なのかを深く探求する機会を逃した。 • レビュアーへの負担増⼤ 本来⾃⾝が担うべき品質担保の⼀次責任を、他者に転嫁する形になってしまった。 原因の分析と反省点 感じたギャップと反省点
© LayerX Inc. 感じたギャップと反省点 批判的思考⼒ (Critical Thinking) ⽣成物に対し「なぜこの実装なのか」「他に選択肢はないか」と多⾓的な視点から問いを⽴てる。 的確なコンテキスト伝達能⼒ (Contextual
Communication) 前提条件や制約、⽬的を明確に指⽰し、アウトプットの質を⾼める。 ⾃⼰の能⼒の客観的把握 (Objective Self-Assessment) ⾃⾝の知識の限界を認識し、そのギャップを埋めるための学習補助として利⽤する。 より良く AI を活かすには 感じたギャップと反省点
© LayerX Inc. 開発作業のハードルを下げ、⽣産性を向上させる強⼒なツールであることは間違いない。 ⼀⽅で、⽣成物を鵜呑みにすると、品質低下や将来的な技術的負債のリスクはあり得る。 AI の特性を正しく理解し、「思考の代替」ではなく「思考の⽀援」として活⽤する能⼒が不可⽋だ が、 AI の活⽤を通じて個⼈のスキルアップと組織の⽣産性向上は両⽴できる。
このスキルは職種を問わず、AIを活⽤する全てのビジネスパーソンにとって重要である。 今後も AI を有効なパートナーとして活⽤し、事業貢献を⽬指していきます! まとめ
© LayerX Inc. Thank you!