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失敗を受け入れる/accept failure
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shotashota
June 05, 2024
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失敗を受け入れる/accept failure
20240605 FutureTechTalk アーキテクト教育をボトムアップで考えるLunchセッション会 の登壇資料です。
shotashota
June 05, 2024
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Transcript
- 0 - Future Tech Talk 2024.6.5
- 1 - Profile 宮崎 将太 Technology Innovation Group DXUnit所属
シニアアーキテクト l 経歴 2015年フューチャーアーキテクト株式会社⼊社。現在10年⽬。 データモデリングを中⼼にAPI/バッチ/認証認可等バックエンドに強み。 エンジニアリングだけでなくプロジェクトリーダーとしてビジネスをクイックに⽴ち上げ るプロセスを複数回経験。 現在は複数プロジェクトのアーキテクトを兼任しながらそれぞれの顧客を伴⾛⽀ 援。 l キーワード #Backend #Data Modeling #Dev Design #Beer #OpenIDConnect #toC #⿇雀
- 2 - Career Summary ⼤⼿新聞社A 顧客データ基盤構築 ⼤⼿鉄道 顧客ID基盤 ⼩売/流通
期間システム構築etc 2024 2021 ~2019 複数サービスに1IDで認証 ができる仕組みを構築 Cheaf Arch Arch Futureとして初となる CDP構築PJを牽引。 #DWH #BI #MA 新卒から基幹システムの 構築PJに複数参画。 Arch ⼤⼿新聞社B 顧客ID基盤 ⼤⼿新聞社A ニュース配信基盤 PL Cheaf Arch 複数サービスに1IDで認証ができる仕組みを構築 過去の取り組みを新技術で刷新 新規事業として⾃治体ニュース配信基盤 の構築 Cheaf Arch ⼤⼿飲⾷店 共通基盤 会員管理・マスタ管理と複数サービスが乗る共 通基盤の構築
- 3 - (⼀⼈前の)ソフトウェアアーキテクトの定義 Ø技術⾯でプロジェクトを牽引するリーダー。 ØQCDに責任を持つ。 ※以降アーキテクトとして表現します。
- 4 - ソフトウェアアーキテクトは育ちにくい Ø 純粋に対応しなければならない技術の範囲が広い (なんなら技術だけではない) Ø いわゆる座学の延⻑線上にはない(のではないか︖)
- 5 - アーキテクトに求められる要素 Ø 求められる要素は多岐に渡る Ø すべてを習得してからアーキテクトとしてスタートとするのでは時間がか かりすぎる ※https://roadmap.sh/より引用
Frontend Backend DevOps DB 各種要素技術 マネジメント テスト計画 運⽤保守
- 6 - 成⻑の特異点を作る • 線形の成⻑では時間がかかり過ぎるので特異点を作りたい。 • 多少能⼒が及ばずともアーキテクトをやってみることで早期に特異点を作 り出せる。 Skill
Time Skill Time アーキテクトとして ⼗分活躍できるライン 成⻑特異点 アーキテクトをやることで作り出せる 線形的な成⻑ 特異点がある成⻑ アーキテクトとして ⼗分活躍できるライン
- 7 - 決断による成⻑サイクル 思考・決断 with 責任 本番リリース 学習 フィードバック
能⼒UP 設計・実装 • どのロールでも成り⽴つ成⻑サイクルだが、責任が伴うことで学習頻度/深度が⾮常に向上する。 (=痛みを伴うと成⻑が早い。) • もちろん失敗する可能性もあるが、それは時間をかけてじっくり学習した場合でも同じ。ある程度恐 怖に慣れることもまた必要。
- 8 - 実現するために Ø 最低限の経験*を積んだらやってみるのはおすすめ。 ※基礎的なITスキル、⾃⾛(ゴール設定ができ、逆算して他者を巻き込む)できるだけのスキル。 Ø 初回挑戦時の能⼒的不⾜分を補う要素は必要であり、個⼈/組織両 ⽅のアプローチが必要。
Skill Time アーキテクトとして ⼗分活躍できるライン アーキテクトに挑戦す る際の能⼒値 Ø 初回挑戦時の能⼒的不⾜分を補う要素 ▪個⼈ • 多少の失敗を受け⼊れるメンタリティ • 適宜他者に助けを求められる能⼒(論理的な整理、 説明) ▪組織 • 多少の失敗は受け⼊れられる場(PJ) • チャレンジした上での失敗はむしろ評価する⽂化 • レビュー及び有事の際にサポートができる体制 (これが現在の仕事)
- 9 - Thank you for listening.