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ECSタスクがすぐに落ちる、、

Taiga
August 30, 2024

 ECSタスクがすぐに落ちる、、

# 原因の概要

プライベートサブネットに作成したAmazon ECSタスクがすぐに停止した原因は、そもそもECSタスクとVPCエンドポイント(s3)間のルートテーブルの設定がされておらず、Amazon ECSタスクがAmazon ECRからDockerレジストリを取得できなかったことでした。

# このスライドで書いていること

初期調査からどのように原因の切り分けを実施して、ルートテーブルの設定に問題があることがわかったのかを話していきます!

Taiga

August 30, 2024
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Transcript

  1. 初期調査 CloudWatch Logsにログが出力されていないが、 ECSイベントログには以下のようなログが出力されていました。 ResourceInitializationError: unable to pull secrets or

    registry auth: execution resource retrieval failed: unable to retrieve ecr registry auth: service call has been retried 3 time(s): RequestError: send request failed caused by: Post "https://api.ecr.ap-northeast-1.amazonaws.com/": dial tcp XX.XX.XX.XX:443: i/o timeout. Please check your task network configuration. ECSタスクがECRからDockerイメージを取得する際に ネットワーク接続の問題が発生したため、イメージのプルができず、 タスクの初期化に失敗している 公式ドキュメント通りに、 必要なVPCエンドポイントは作成されているんだけどな、、
  2. 原因切り分け:どのVPCエンドポイントが原因なのか Reachability Analyzerとは、 以下のリソース間の到達可能性を分析できます。 • インスタンス • インターネットゲートウェイ • Elastic

    Network Interface(ENI) • Transit Gateway • Transit Gateway アタッチメント • VPC エンドポイントサービス • VPC エンドポイント • VPC ピアリング接続 • VPN ゲートウェイ 参考 https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/vpc/latest/userguide/reachability-analyzer.html 今回は、 Reachability Analyzerで ECSタスクのENIと各VPCエンドポイントの 到達可能性を分析していきます!