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関西Kaggler会 交流会 in Osaka 2025#3

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November 16, 2025
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関西Kaggler会 交流会 in Osaka 2025#3

関西Kaggler会 交流会 in Osaka 2025#3の登壇資料となります.

話す前提で作っていたスライドを,スライド単品である程度理解できるように修正したものなので,実際に使用したスライドとは多少異なります.

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November 16, 2025
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Transcript

  1. 1 自己紹介 名前: 高野 海斗(たかいと) 略歴: ~2021年3月: 博士後期課程 修了 (理工学博士)

    2021年4月~: 資産運用会社 入社 (クオンツ) 2025年4~9月: 私立大 (非常勤講師) 2025年6月~: 大阪公立大 (客員研究員) 専門分野: 自然言語処理 (NLP) × 金融 (Finance) KaggleやatmaCupを中心にコンペに参加する毎日を過ごしています
  2. 4 atmaCupについて ✔ atma社が不定期に開催しているデータ分析コンペ ✔ 国内にいくつか存在するコンペプラットフォームの一つ ✔ 主催のgoto (山口)さんによるコンペ設計がしっかりしており,日本Kagglerに大人気 ✔

    ハズレコンペがこれまでないこともあり,短期間での開催にも関わらず,強い方の参加も多く,discussionも活発 ✔ discussionが豊富で,gotoさんによるtutorialもあるため,初心者にオススメ
  3. 5 ① 開催期間の違い ✔ Kaggle: 少なくとも1カ月以上でたいていが2~3カ月 ✔ atmaCup: たいてい1週間から10日間程度 ⇒

    短期間コンペが得意? ⇒ 長期間コンペにおいて圧倒的に投入時間が足りていない... 「とある事業会社にとっての Kaggler の魅力」から引用 https://speakerdeck.com/hakubishin3/toarushi- ye-hui-she-nitotuteno-kaggler-nomei-li?slide=34
  4. 6 ② 言語の違い ✔ Kaggle: English... ✔ atmaCup: 日本語! ⇒

    discussionの内容を理解するのに時間がかかる&細かいニュアンスを汲み取ることができない ⇒ 参加者や開催期間が長いことにより,それらの情報を追うのも大変 (汗)
  5. 7 ③ 提出方式の違い ✔ Kaggle: 基本的にはnotebookを提出 ✔ atmaCup: csv形式で提出 ⇒

    手元で学習したモデルをkaggle上で動かすのにかなり苦労している ・ ライブラリの依存関係 ・ 推論時間の制約 ・ GPUメモリの制約
  6. 25 今後の取り組み (追加や変更予定) ✔ コンペの場はたくさんの方が参加していることに大きな意味があるため,その裾を広げる活動により注力したいです ⇒ 勉強会の企画・運営 (人工知能学会のコンペ委員も始めました!) ⇒ 書籍執筆

    (より広く情報を届けるために執筆.当時の自身が欲しい内容をまとめています.) ✔ 一方で,サービス開発をはじめとしたクリエイティブな活動にも今後取り組んでいきたいなと思っています ✔ (持続可能で心配をかけない生活へのシフト)