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2022年4月29日 #遠くへ行きたければ みんなで行け 出版イベント 前説

2022年4月29日 #遠くへ行きたければ みんなで行け 出版イベント 前説

■『遠くに行きたければ みんなで行け 「ビジネス」 「ブランド」 「チーム」 を変革するコミュニティの原則』出版記念イベント

高須:前説~書籍内容のざっくりした紹介 20分ぐらい
関:Code for Japanの事例を中心に「コミュニティと社会」 30分ぐらい
パネル:「コミュニティどうよ」 山形/関/高須

https://peoplepowered01.peatix.com/

TAKASU Masakazu

April 28, 2022
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Transcript

  1. イベント準備中 おまちください
    開始は14:00-
    Twitterハッシュタグ #遠くへ行きたければ
    このイベントはニコ技深圳コミュニティのZoom
    ウェビナーで行われています。
    スポンサーの皆様、来場者の皆様に感謝します。

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  2. 今日のイベントはZoomウェビナーで行っています。
    よく使われるZoomミーティングとすこし機能が異なります。
    Q&A機能が使えます。
    頂いた質問を見れるのはスピーカーと運営側だけ
    (他の来場者には見れない)
    高須が質問ピックアップして読み上げるつもりです
    チャットは「すべてのパネリスト及び出席者」とすれ
    ば全員が見れます。
    (感想はできればtwitterへ。拡散したいので。)

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  3. 「遠くへ行きたければ、
    みんなで行け」内容紹介
    高須正和
    スイッチサイエンス国際事業開発
    ニコ技深圳コミュニティ共同発起人
    开源社(中国オープンソースアライアンス)
    早稲田ビジネススクール
    大公坊創客基地(iMakerBase)
    ガレージスミダ研究所

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  4. 高須正和 事業&研究&Community
    深圳ほか世界各地のpartnerを開拓し、
    IoT開発ツールを輸出入・共同開発、投資,企業間提携などを行う。
    深圳大公坊国家级創客基地(iMakerBase),深圳MakerNet 国際事業開発
    事業:日本Switch Science, Global Business Development
    研究:早稲田大学Research Innovation Centre招聘研究員
    ニコ技深圳コミュニティ 共同創業者
    中国最大のOpen Source Alliance「開源社」
    唯一の国際(非中国語ネイティブ)メンバー
    美国MIT Media Lab Shenzhen 2019 Menter
    ガレージスミダ研究所 主任研究員
    著書5冊「プロトタイプシティ」「ハードウェアハッカー」(翻訳)など
    Community:开源社、Nico-Tech Shenzhen

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  5. #遠くへ行きたければ
    本の内容紹介

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  6. #遠くへ行きたければ 本の内容
    300ページ以上ある厚い本だが、内容が具体的で細かいだけで、
    大意はシンプル
    最初の100ページ
    ・コミュニティとはどういうものか何ができるか、人々はなぜ参加するか
    ・コミュニティの性質(いっしょに何かを作る、ファン同士で交流するなど)
    後半の200ページ
    ・コミュニティをつくり、運営していくための具体的で詳細なガイドライン
    ・企業がコミュニティやる上でのよくある失敗などのケース
    ガイドライン
    ・コミュニティ構造の理解(コアメンバーとカジュアルメンバ、導入路の設計や
    コミュニケーションルール)
    ・詳細な実施ガイドラインミッション(大きな目的)→ビッグロックス(ミッ
    ションを数字と結びつける)→担当者がアサインされた四半期実施計画→報告書
    のフォーマット

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  7. 豊富で詳細な具体例
    人がコミュニティに入っていく図 カジュアルメンバー、レギュラーメン
    バー、コアメンバー
    半年ごとにやる仕事をリストアップしよう、
    レビュー日付を入れよう
    コミュニティ/ボランティアだからふんわりやるのは間違いで、数値計画とレ
    ビュー計画ガッツリたて、数字を週次で追い込み、関連メンバーや上司に説明す
    るのが超大事
    みたいなことが書いてあるのがとても大事

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  8. #遠くへ行きたければ
    なぜ翻訳したのか?
    ハードウェアハッカーから
    遠くへ行きたければ

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  9. 中国のオープンソースイベントで、技術そのものに加えて、
    「いかに、やりたがるやつを会社の枠を超えて参加させていき、
    プロジェクトを良くしていくか」という話が盛り上がっている
    Apache way=Community Over Code
    コミュニティはコードを超える
    どういう社会が、文化が、コミュニティが
    「好き勝手やることの社会貢献」を生むの

    どうやってエンハンスするのか
    キーマンの一人は、ゲストリストの筆頭に
    いたJono Bacon(X-PrizeやUbuntuでコ
    ミュニティやってた)

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  10. #遠くへ行きたければ の原書
    「People Powered」をチェックする

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  11. Amazonでの人気
    Great Kindleシリーズに入ってる
    レビュー98(「僕にはそれが楽しかったから」が215,伽藍とバザールで168, ハー
    ドウェアハッカーで115なのでおおむね同クラス。 MAKERSで330,Factfulnessで1
    万なので、一般向けの本よりは少ないが、無視できる数字ではない)
    推薦者
    Linux Foundationのジム・ゼムリン
    GitHub CEOのNat Friedman
    Red Had CEOのJim Whitehurst
    マイクロソフトCTOのKevin Scott
    「怪しい伝説」のジェミー・ハイネマン
    YcombinatorのGia Scinto
    など、「ちょうど日本にない産業」の人たちが
    絶賛している
    #遠くへ行きたければ の原書がアメリカでどのぐらい人気か

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  12. #遠くへ行きたければ の英語版は、僕の前の翻訳書
    「ハードウェアハッカー」ぐらいの人気なので、良い本
    だけど日本語版が出るかは微妙。
    技術評論社に聞いてみたら、翻訳権はあいていて予
    定がないという。
    前著「アートオブコミュニティ」は日本語版出てたけど、
    2018年出版の「遠くに行きたければ」の予定がない
    ということは、このままだと日本語版出ないだろう。
    「やろう」と思った

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  13. #遠くへ行きたければ
    出版の狙い
    伽藍とバザールから
    #遠くへ行きたければ

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  14. #遠くへ行きたければ 翻訳を始めてみて、
    -良い内容だが、突拍子もないものわけじゃない。ハードウェアハッカーは
    「読むだけで凄さがわかる」本だが、 #遠くへ行きたければ 手を動かさない
    とフツーの本に見えてしまう。
    -2021年4月17日に、Code for Japanの関さんや日本のOpenChainグループ
    と「身も蓋もない日中オープンソースの話」というイベントをし、
    関さんがそこで「伽藍とバザールとオープンガバメント」という発表
    -「これだ!」と、解説や序文の内容がおもいつく

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  15. #遠くへ行きたければ 出版プロジェクトのゴール
    こういった本の内容が広まり、日本からCode for Japanみたいな
    活動がたくさん出てくるようになること

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  16. #遠くへ行きたければ
    出版プロジェクトそのものがコミュニティ
    なるたけ毎週イベントをしていきたい

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  17. Thanks for Attention.
    Contact:
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    Twitter: @tks
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