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ネットワークの新要素ResourceGateway&Configuration関連アップデート

t-kikuchi
December 10, 2024
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 ネットワークの新要素ResourceGateway&Configuration関連アップデート

ネットワークの新要素ResourceGateway&Configuration関連アップデート

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December 10, 2024
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  1. ⾃⼰紹介 2 • 2008年 オンプレエンジニア時代 • 2019年 転職しAWSに初めて触る • 2022年 クラスメソッド AWS事業本部にジョイン ◦

    AWSコンサルティング業務を担当 • 2024年 2024 Japan AWS Top Engineer(Security)に選出 • 部署 ◦ AWS事業本部 • 名前(ニックネーム) ◦ 菊池聡規(としさん) • Xアカウント ◦ https://x.com/tttkkk215 • 好きな技術 ◦ コンテナ、Terraform
  2. はじめに • re:Invent期間中にあったネットワーク系のアップデート ◦ AWS Verified Access がTCP経由での接続をサポートしました (プレビュー) #AWSreInvent

    | DevelopersIO ◦ 【アップデート】 AWS PrivateLinkでNLBを介さずにVPC内リソースにアクセスできるようになりました! #AWSreInvent | DevelopersIO ◦ [アップデート]AWS ワークロードのネットワークパフォーマンスを監視するCloudWatch Network Monitoring Flow Monitorsが発表されました #AWSreInvent | DevelopersIO ◦ [アップデート ]StepFunctionsからEventBridge経由でプライベートな APIの呼び出しが可能になりました! | DevelopersIO ◦ [アップデート ] Amazon VPC Lattice が TCP 接続に対応し、 VPC 内の幅広いリソースへアクセスができるように なりました | DevelopersIO
  3. はじめに • re:Invent期間中にあったネットワーク系のアップデート ◦ AWS Verified Access がTCP経由での接続をサポートしました (プレビュー) #AWSreInvent

    | DevelopersIO ◦ 【アップデート】 AWS PrivateLinkでNLBを介さずにVPC内リソースにアクセスできるようになりました! #AWSreInvent | DevelopersIO ◦ [アップデート]AWS ワークロードのネットワークパフォーマンスを監視するCloudWatch Network Monitoring Flow Monitorsが発表されました #AWSreInvent | DevelopersIO ◦ [アップデート ]StepFunctionsからEventBridge経由でプライベートな APIの呼び出しが可能になりました! | DevelopersIO ◦ [アップデート ] Amazon VPC Lattice が TCP 接続に対応し、 VPC 内の幅広いリソースへアクセスができるように なりました | DevelopersIO このうちの3つがResource Gateway、 Resource Configureが 関連してるアップデート!
  4. アップデート概要 • 【アップデート】AWS PrivateLinkでNLBを介さずにVPC内リソースにアクセスできるようになりました! #AWSreInvent | DevelopersIO • [アップデート] Amazon

    VPC Lattice が TCP 接続に対応し、VPC 内の幅広いリソースへアクセスができるようになりました | DevelopersIO ◦ どちらも別のVPCに対して1⽅向のアクセスを提供するためのもの ◦ 今まではPrivateLinkではNLBやGWLBが、VPC LatticeではServiceが必要だった ▪ これらの代わりにResource Configurationが使えるようになった!
  5. アップデート概要 • [アップデート]StepFunctionsからEventBridge経由でプライベートな APIの呼び出しが可能になりました! | DevelopersIO ◦ 前提としてResource Configurationが必要 ◦

    EventBridgeの「接続」メニューからResource Configurationを指定してプ ライベートAPIを作成する ◦ 作成したプライベートAPIをEventBridgeやStepFunctionsから呼び出せる
  6. 通信の流れ • 送信元リソース ⇒ VPCエンドポイント ⇒ Resource Gateway ⇒ 宛先リソース

    • セキュリティグループ考慮ポイント ◦ Resource GatewayのインバウンドルールはなしでOK ▪ アウトバウンドルールは宛先リソースのCIDRレンジとポートで絞るのが推奨とのこと ◦ 宛先リソースのインバウンドルールにはResource Gatewayにつけたセキュリティグループを送信元として許可 ※[アップデート] Amazon VPC Lattice が TCP 接続に対応し、VPC 内の幅広いリソースへアクセスができるようになりました | DevelopersIO より引用
  7. Resource Configurationとは • 指定出来る宛先 ◦ VPC内のプライベートIPアドレス ◦ DNS名:パブリックに解決できるもののみ。名前の最後にaws.comや amazonaws.comがつくものは不可 ▪

    ここで登録したDNS名で別VPCリソースからアクセスできるわけ ではない点に注意 ▪ プライベート ホスト ゾーンのサポートにはすでに取り組んでいま す。とのこと ◦ ARN:サポートされているもののみ。⾃分が確認できたのはRDSのみ
  8. Resource Configurationとは • ConfigurationType ◦ Resource Configurationはグループにまとめることもできる。グループにまとめた場合、グループ単位で VPCエンドポイント作成やRAM共有が可能 ◦ ARNタイプのResource

    ConfigurationはAWS側で設定したグループを登録している(例:Auroraならク ラスターエンドポイントとリーダーエンドポイントがグループとして登録)
  9. 3つの構成パターン • ⽐較 PrivateLink VPC Lattice+VPC Endpoint VPC Lattice IAMによるアクセス

    認証 なし あり あり リソースポリシー VPCエンドポイントのポリ シー VPCエンドポイントのポリシー及び ServiceNetworkのポリシー ServiceNetworkのポリシー 他アカウントへ共有 できる単位 Resource Configuration Service Network, Resource Configuration Service Network, Resource Configuration 価格 ResourceEndpoint: $0.028/h $0.01/GB ServiceNWに追加する1リソースごとに $0.14/h $0.01/GB もしかしたらEndpoint料⾦もかかるかも? ServiceNWに追加する1リソースごとに $0.14/h $0.01/GB